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カテゴリ:野良のら日記( 10 )
アビーという野良猫 〜 電話の向こう側
お母さん猫と、4仔猫たち …。
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野良猫は、野生動物ではない。

基本的に、人と暮らして初めて幸せである。

スコットランドでは、人々が自然に野良猫を受け入れ

保護に取り組む団体がたくさんあった。

それに、一般的な人々の態度が優しかった。

けれど日本ではいまだに、残虐なことがなされている。

仔猫を袋に入れて川に流すなど、普通に今もあるのだ。
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私が暮らす小さな地域に、2つの動物愛護団体がある。

フェイスブックなどで、スコットランドからもずっとフォローしてた。

彼らは日本の、そしてこの地域の、野良猫保護のプロである。

思い切って、一本の電話をかけた。

実はその前に、メッセージをネットで送っていたのだが

詳しく聞きたい、とのことで代表の女性の携帯番号を教えてくれたのだ。

番号を頂いたすぐに、携帯に電話をかけた。

そう、藁をも掴む思いで。

どうして良いのか、自分がしていること、餌をあげることは …

果たして親仔猫たちにとって良いことなのだろうか?

この地域で、どうして行ったら良いのかがわからない …

胸いっぱいの思いを、伝えた。

電話の向こうの女性は、うんうん、と話を聞いてから

今はね

野良猫には、餌をあげてもらって良いんです

だから、正しいことをしてくれていたんです

変な都市伝説じゃないけれど、野良猫には餌をあげるな、と

信じ込む人がいるんです、だけれども、餌はあげて欲しいんです

そう、優しく、けれど力強い口調で伝えてくれた。
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… 続く


by yayoitt | 2019-09-23 21:18 | 野良のら日記 | Comments(2)
アビーという野良猫 〜 自問自答の繰り返し
私の自己判断により、野良猫に餌を与え続けた。

そのことを、果たして正しいことなのか?

そういう疑問が、いつも頭の中にあり

心に暗い雲で覆わせる。

もしかして私は、彼らの野良としての習性を台無しにしている?

そうなれば、彼らを突き放すべきなのか?

餌を求めて、生まれて日の浅い仔猫を4猫連れて

我が家を訪れるアビーを、心を鬼にして無視すべきなのか?

色々なサイトで見てみるが、それぞれで違う。
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ただ、共通して唱えているのは …

野良猫の避妊と去勢手術の徹底

これ以上、不幸な猫をこの世に送り出さないように …。
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私1人の力と知恵では、正直、ドン詰まりにいた。
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マイケルの助言もあり、地域の動物保護活動の団体へ
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アドバイスを求めて、一本の電話をすることにするのである。

保護団体の名前は
近年、正式にNPO法人の資格を得た、小さいが熱心なグループ。

私はまず、今の状況と思いや質問を、メッセージで送った。

すると数分後に、とても丁寧な返事が返ってきて …

詳しい話を電話で話したいと、書いてあった。

私はすぐに、指定された携帯の番号に電話をしたのである。

続く〜


by yayoitt | 2019-09-03 08:48 | 野良のら日記 | Comments(8)
アビーという野良猫 〜 4仔猫
仔猫を引き連れてアビーは

朝と夕方やって来た。

夜やって来て、そのまま翌朝まで過ごすことも。

そんな夜中は、仔猫が遊ぶ音が朝まで続いた。
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よく食べ

よく遊び

よくお母さんにまとわりつき

私たち人間にも興味を持ち

しかし、お母さんが警戒してシャーシャー言うので

あまり近付き過ぎもせず

けれども、深々に注意深くマイケルの足の裏を観察し

よく眠り
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よくアビーのお乳を飲み

とにかく、仔猫たちは …

仔猫はこんな風だ と友人から聞いていた通りの

可愛さと愛しさで、私たちの元へ訪れてくれた。
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黒に真っ白の胸元が2猫。

茶トラが2猫。

そのうち、1黒、1茶の尻尾が鉤。
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アビーは、素晴らしいお母さんぶりを見せ

自慢の仔猫たちを見守り

満足気に、目を閉じる。




by yayoitt | 2019-08-05 19:28 | 野良のら日記 | Comments(4)
アビーという野良猫 〜 ある朝
絶対にどこかで仔猫を産んだに違いない。

私達のガレージでないことは確かだ。

彼女は、まだ氷点下の朝には必ずご飯を食べに来る …。

お乳がちゃんと出るようにと

水を含ませたドライフードを上げる。

そんな毎日を、2ヶ月ほども続ける。

マイコロと 仔猫なんて産まれてないんじゃない?

なんて話すこともあるくらい、仔猫の気配はない。

しかし、はっきりとわかるくらいに

彼女の乳房は大きく垂れ下がっているし

鶏肉の塊は、口に咥えて一目散に何処かに駆けていく。

やっぱり、仔猫はいるに違いない …。

と、そんなある朝のこと …。

いつもアビーが独りで待っているドアの前

小さな影が、4つ、転がったり大きな目を向けたり。

茶トラが2猫、黒に白いパッチが2猫である。
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彼らを連れて来たアビーは、眩しそうに私を見上げて

にゃ〜 と鳴いた。
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by yayoitt | 2019-08-01 19:46 | 野良のら日記 | Comments(8)
アビーという野良猫 〜 そして
お腹がどんどん大きくなっているアビー。

そして彼女は丸まる三日間 …

我が家に戻らなかった。

子供がお腹にいるから言えようが必要なのに …

何処か近所の猫を忌み嫌う人に捕まったのでは …

気の狂った鬼のような人間に捕まり

虐待の対象になっているのでは …

最悪の妄想は続く。

アビーよ …

どこで何をしているの?

思い悩んで眠れないでいた3日目の夕方 …

磨りガラスの玄関のドアに

白っぽい、茶色と黒の、トンガリ耳の姿が!

扉を開けると、大急ぎで逃げながらも、すぐに私の前に

現れたアビーは、お腹を空かせていた。
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安心と大喜びで、水をいっぱい含ませたドライフードをあげる。

待つことなく、勢い良く食べるアビー …
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彼女のお腹の辺りは、それはもうすっかりと

空っぽの袋になっていたのである。
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そして、家の中で私の存在を気にしつつも

椅子の真下で、ウツラウツラと眠るのだ。

続く



by yayoitt | 2019-07-11 19:12 | 野良のら日記 | Comments(2)
アビーという野良猫 〜 ある日
毎朝、必ず我が家を訪れるアビー。

近付くと シャー と言って睨みつける。

特に私たちの腕の動きが怖いらしい。

野良猫として生まれたんだろうか?

どんな生き様してきたの?

人間に虐げられたのかな?

低いうなり声しか出さない彼女 …。

水をいっぱい含ませたドライフードと、

チキンは大のお気に入りに …。
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彼女のお腹は大きくなる …。

これでは狩などできまい。

沢山、良い栄養を摂るんだよ。

毎日、私達の家に通っていたアビーはしかし …

ある日

突然、来なくなったのだ。

いったい彼女の身に何が起こったのだろう?

続く


by yayoitt | 2019-06-25 19:53 | 野良のら日記 | Comments(8)
アビーという野良猫 〜 やっぱり
体が、お腹周りが

どんどん大きくなるのを見て

ああ、やっぱり

と思い、毎日のご飯を増やして行った。

ちゃんと、お腹の中で赤ちゃんは育っている。
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その姿を見ながらも、心は心配で膨らむ。

野良として、野良の子猫たちを生み、育てる …

それが一体、どんなに過酷なことなのか?

…。

ああ〜 アビーよ …

ちゃんと生かされておくれ …
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と祈る。

そして毎日、彼女は重いお腹で我が家を訪れた。

by yayoitt | 2019-06-21 19:41 | 野良のら日記 | Comments(2)
あるメス猫の出現 〜 名前
三毛猫は100%と言い切って良い

メス猫である。

お腹を空かす彼女に

どうしたら良いかな …

と考えた。

昔から切っている説では

野良猫にはエサを与えてはいけない

と覚えている。

野良で生きて行けなくなるから。

けえど私は、目の前の明らかに空腹の彼女に

背を向けられる勇気は、なかった。

マイケルも同じで、毎日、ガレージでご飯をあげた。
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その頃、マイケルの大好きな相撲の冬場所があった。

特に、四股名の 阿炎 あび が気に入っていた。

英語の名前、Abigail とかの アビー と同じだから。

そして何故だかマイケルが、この猫を アビー と呼び始めた。
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彼女の名前は、アビー。

漢字で書くと 阿炎。🔥

続く

by yayoitt | 2019-06-17 19:37 | 野良のら日記 | Comments(6)
あるメス猫の出現 〜真冬
飛騨の冬は、厳しい。

厳しく長い。

山々に囲まれた土地柄、雪深い年は

遮断されて孤立する恐れもある。

そんな、飛騨の真冬のある日 …。

一時的な仮住まいである我が家に

現れるようになった1猫。

三毛猫の彼女 …。

ふと頭を過ぎったのは …

女の子で野良だと、きっと妊娠するだろう

しかし、ペットとして飼われてる猫かも。

毎日必ず現れ、私達を遠目に見つめる彼女は

野良猫に間違いないと思わせられていた。

氷点下のガレージの中。

段ボール📦の中にブランケットを敷き

湯たんぽを入れる。

すると、朝にはちゃんと中で過ごしている。

ああ〜〜 可愛い子 …
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続く



by yayoitt | 2019-06-11 20:22 | 野良のら日記 | Comments(2)
野良物語は始まったばかり
新しく

カテゴリーを追加しました。

この夏に取り壊す私たちが住む家

(母は 小屋 と呼ぶ)

そこに現れ、そして増えた野良にゃん。

彼らと私たちの、物語 …

度々、綴っていきます。
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彼女がお母さんの Abby アビー


by yayoitt | 2019-06-05 20:11 | 野良のら日記 | Comments(3)