弥生、スコットランドはエジンバラ(エディンバラ)発!:10 Sutherland ヘロヘロ旅行
2010-08-08T06:26:21+09:00
yayoitt
やっこが、スコットランド暮らし、ビーグルとの暮らし、ベジタリアン生活、動物愛護の思いを赤裸々に語る
Excite Blog
Sutherland ヘロヘロの旅 7 ~ 番外編
http://scotyakko.exblog.jp/14913745/
2010-08-06T05:07:00+09:00
2010-08-08T06:22:22+09:00
2010-08-08T06:12:38+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
極度の精神的、身体的苦痛 ・・・
極限状態におかれたとき ・・・
説明しがたい 行動 をすることがある ・・・
なんつって。
いや、ただの 鼻歌 なんですが。
この、歩け歩けトレッキング中の、私の鼻歌リストが凄い。
どうして、なんで、どうやって?
その歌が出てきたのかわからないから、興味深い。
長い山道を息を切らして登りながら ・・・
重たいリュックが肩に食い込むのに耐えながら ・・・
始終、歌っていたんです。
時には、心の中で。
時には、思い切り声を張り上げて。
歩き出したら、出逢う人は皆無。
私とマイケルは、それぞれのペースで歩いてるので、常に距離がある。
だから、思い切り、歌えるんです ・・・ 息も絶え絶えに ・・・
☆ ☆ やっこの苦渋のヒットパレード ☆ ☆
★ はがゆい唇 高橋真梨子
キスする場所~間違えてる~ そこは痒い~~~の ♪
★ 卒業 斉藤由貴
卒業式でぇ泣かない~とぉ ・・・ って、泣きたかったのかも♪
★ 悲しみSwing 本田美奈子
極限状態では、切ない歌が歌いたくなるのか♪
★ 天城越え 石川さゆり
あなたを殺してぇ~ 良いですかぁ~~~ ♪
ってさ、山越え中に、これだけは自然に口から漏れて欲しくなかった ・・・
★ ボトムライン レベッカ
Keep up ボトムライン~~ ♪ って ・・・
ボトムラインを気にする前に、虫刺されでボコボコのお尻をなんとか
★ KUWATA BAND BAN BAN BAN
バンバンバン~ワンデイ~♪ 山を登っている時に、良い感じのリズム
そして ・・・
これは、BAN BAN BAN が鼻歌で出た後に続いたであろう ・・・
★ ババンババンバンバン~(歌の題名??) ドリフターズ
と、思い出せるだけのヒットパレード。
それにしても ・・・
その時の心理状態、肉体の状態が、歌に出るのだとしたら ・・・
はがゆいババンババン ・・・ ♪
謎だ。
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Sutherland ヘロヘロの旅 6 ~ 人の住む場所に
http://scotyakko.exblog.jp/14913669/
2010-08-05T04:23:00+09:00
2010-08-08T06:26:21+09:00
2010-08-08T04:58:05+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
私とマイケルが、ベタベタクタクタカイカイしている間 ・・・
ノーマンは、ハイランドの義姉の家で、2犬のグレイハンドと夏休み。
金曜の朝、荒野ばかりで人口の少ない北を南下。
ノーマンと6日ぶりに再会。
義姉ジェニファーとマシュー、グレイハンドのガスとグレイシー。
その中で、ひときわ小さく、ひときわお転婆のノーマン。
彼女も、大自然の中で、とても楽しい時間を過ごしたらしい。
(あ、レスキュー雌ニワトリも6羽)
ジェニファーの家で、金曜の夜を過ごし、久々にノーマンの寝息を聞いた。
土曜の朝、マシューはジョギングに出掛けた。
あの山を越えて、だいたい40キロくらい走ってくるよ
彼は、週末になると、山の上り下りを含めての40キロほど走るらしい。
一日に25~30キロ山の上り下りを歩いて、クタクタだった私たち。
えええええ ・・・
と、それ以上の言葉はなかった。
大雨、川のような路、靴を脱いで渡った川、はじけた靴擦れ ・・・
出逢った人、姿を見せてくれた動物たち、挨拶してくれる犬や猫 ・・・
マイケルとは初めてのテントで過ごした時間 ・・・
ミッジズの襲撃 ・・・
時間が経つほどに、キラキラ☆ 輝く1週間。
良い旅だったねぇ~
マイケルと、振り返りながら遠い目でニヤリと微笑む。
万人に薦めることはできないけれど(笑) ・・・
もう一度、同じ旅をしたいかと聞かれて、即答もできないけれど(爆) ・・・
本当に、良い時間だった。
やっこ、黒い網をかぶって、バンザイ~の図]]>
Sutherland ヘロヘロの旅 5 ~ あなたに逢えて良かった
http://scotyakko.exblog.jp/14902648/
2010-08-04T04:59:00+09:00
2010-08-06T05:31:06+09:00
2010-08-06T05:24:42+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
人の住まない荒野は湿地帯
その道中で、巡り会った命たち
見たこともない鳥
足音で驚かせてしまって ・・・
草むらから飛び出した、雷鳥の親子
束の間の太陽を浴びようと、身体を伸ばすアザラシ
車に乗っていたら、気が付きもしなかったはず
こちらを気にしながらも、その太陽の暖かさに身をくねらしていた
この時期は、猟の季節まっただなか
猟師と猟犬にも出会った
そんなことを、知るのか知らぬのか ・・・
可愛い頭が ・・・
ポン ♪
ポンポン ♪
群れをまとめるオスのシカも ポン ♪
人を見るのが珍しいのか、警戒心がないのか
その姿を現してくれた
スコットランドの北の地で生きるシカたち
その環境は、決して優しくないという
厳しい自然の中で、ただひたすらに生きる
最後のトレッキングの午後 ・・・
突然、姿を現したのは Red Deer(赤シカ) の群れだった
荒野のど真ん中だった
息を呑んで、カメラを出そうとしている間に、走って消えてしまった
その、1時間後に ・・・
また、その姿を見せてくれたんだった
彼らに会えて ・・・
この旅が、苦しくって冷たくって痒いだけの旅(笑)ではなくなった
あなたに出逢えて、良かったぁ~]]>
Sutherland ヘロヘロの旅 4 ~ 泥、沼、池、道??
http://scotyakko.exblog.jp/14885479/
2010-08-02T03:00:00+09:00
2010-08-03T04:17:05+09:00
2010-08-03T03:56:10+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
湿地帯 である。
スコットランドでは、Moorland(ムーアランド)と呼ばれている。
初日の歩くこと、32km。
連日の雨で、勾配の強い山道は、流れの速い川となし。
それからの5日間、どのTrail(踏み跡の道)も、同じ状態。
1度、防水ブーツの中が濡れたら、もう、どうでも良いもので ・・・
ブーツを、ぐっちゃぐっちゃ鳴らして、びしゃびしゃと歩く。
湿地帯は、もう何十年と溜まったままの池だとか、水溜りもあり。
藻が生え、水の中に植物やカエルが生活している。
上からの雨風と、下からの雨水、溜まり水。
これだけ濡れると、異様に陽気になるから不思議である。
雨が多いからこそ、美しい土地。
それに感謝だぁ ・・・
なんて。
でも、本音は ・・・。
ぐちゃぐちゃべちゃべちゃどろどろで、わっけわかんねーんじゃわいっっ
と、泣き言を繰り返したことも。
小さな村のすぐ傍に、ひっそりと建つのは ・・・
朽ち果てた城
いつもの数倍にも膨れた川の流れは、偉大だ。
激しい雨の後には ・・・
曇り空が、あったかい~~~~
湿地帯には、そうあるべく自然の系図がある。
その場所だから、宿れる命がある。
ここまで来て、良かった ・・・
と思える。
恵の水。
命の水。
そこは、Moorland。
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Sutherland ヘロヘロの旅 3 ~ 犬や猫
http://scotyakko.exblog.jp/14879552/
2010-08-01T04:31:00+09:00
2010-08-02T05:17:56+09:00
2010-08-02T05:17:56+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
ホテルで出会う人、道端で出会う人。
今回は、特別なトレイル(踏み跡道)を行く旅。
その道中に出会う人の数は、ごく数えるほど。
その、少ない人とのすれ違い ・・・ そこにはいつも、犬がいた。
旅行者の犬ならば、ペットとしての犬が多いけれど。
地元の人と歩く犬は、なんらかの仕事をする犬が殆ど。
釣りに行く若者と、ラブラドール。
小さな船着場の番をするベアーデットコリー。
ホテルの前の公衆トイレの掃除に来たおじいさん。
彼が掃除をしている間、草原をウロウロしていたのは、トイプードル。
オシッコをしたり匂いを嗅ぎながら、ご主人の仕事が終わるのを待つ。
トレイルの途中ですれ違った登山者も、数犬と一緒。
今は、ちょうど猟の時期なので、猟師の隣には犬がいる。
テント、初日の夕方。
キャンプに都合の良い場所を見つけて、重たい荷物を下ろすと ・・・
前から、男性と犬が歩いて来た。
男性は、朝から出掛けて、山を2つ頂上まで登ってきたと言う。
彼の傍を走り回る犬は、とっても人懐っこくて、何度も挨拶に来る。
小ぶりのイングリッシュスプリンガーの女の子だろうか?
笑顔で、男性が言った。
この子は、僕の犬じゃないんだよ
私もマイケルも、目を丸くした。
朝から付いて来て、ずっと今まで一緒に山を登って下りて来たんだよ
いったい、何処から来た犬なんだろう?
男性に別れを告げ、男性が歩き始めても、その犬はもう、後を追わない。
それからは、ずっと私達の周りを走り回っている。
テントを作っている間も。
テントの中に荷物を入れたりしている間も。
夕食の支度をし始めても。
彼女はずっと、私達の周りの沼地をピョンピョン走ったり ・・・
川に入って、走りながら水を飲んだり ・・・
思い出したように、近くに寄ってきてはお腹を見せて、撫でてとせがんだり。
なんとなく、ひらめいて、呼んでみた。
メグ~
メグ~
・・・ メグじゃないらしい。
それにしても、もう1時間以上も走り続けている。
朝から700mもの標高の山を2つ登って、降りて来た後とは思えない。
猟犬のパワーは凄い、と、あらためて思った。
デイジ~
デイジ~
・・・ デイジーでもないらしい。
勝手に作った名前で呼んでたら、小さな女の子を連れた男性がやって来た。
方言から、地元の人らしいとわかる。
まだ30代の男性は、犬の姿を認めると、叫んだ。
ティ~~~~~~~~ル!!!
・・・ Teal(ティール)だったのか。
名前を呼ばれ、シッポを振りながらもお腹を見せながら私の膝に来た。
ほら、ティール、ご主人さんだよっっ
男性は、私とマイケルに尋ねた。
なんか、邪魔とかしなかった?
全く と答えると
前にも1度、こういうことがあって、今回で2度目なんだよ
と、ティールの首輪を握り、彼女を抱き上げ歩いて行った。
人の気配のない、山々に囲まれた場所での、おかしくあったかな出会い。
ティールは、すんごい楽しい1日を過ごしたんだろうねぇ
マイケルと顔を見合わせ、抱えられたままのティールのお尻を見送った。
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Sutherland ヘロヘロの旅 2 ~ ミッジズ襲来の跡
http://scotyakko.exblog.jp/14873790/
2010-07-31T06:01:00+09:00
2010-08-01T06:20:05+09:00
2010-08-01T06:20:05+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
Midges(ミッジズ)
やっぱり、奴らは ・・・
すごかった ・・・
5日間のうち、3泊が村のホテル宿泊、2泊はキャンプ。
ミッジズは、雨や風だと、姿を消す。
2泊目のキャンプの夜 ・・・
穏やかなドンヨリ曇り空 ・・・
雨ばかりの旅の途中で、それはとっても嬉しいのに ・・・
のに ・・・
のにっっ
のおにいっっ
その数は、何千 ・・・ いや、何万。
ミッジズ避けクリーム塗ろうが、黒い網かぶろうが、ミッジズは肌に群がる。
マイケルは、男だから良いさぁ~
オシッコしたくなってもさぁ~
外部に出す部分が限られてるもん~
ミッジズ襲来の中、♀の私は、おしりを出さなくてはならない!!!
そして ・・・
思い切って、出したら ・・・
あなたっっ!!!
その恐怖の 尻 の様子は、こちらの写真で、ご想像くだされ ↓
実例1 足
実例2 手首
実例3 首
実例4 腰
付け足し : 身体のどの部分よりも、お尻の穴周囲が一番、凄い
あなどれない。
ミッジズ。]]>
Sutherland ヘロヘロの旅 ~ 郵便配達バス
http://scotyakko.exblog.jp/14873742/
2010-07-31T05:05:00+09:00
2010-08-01T05:59:32+09:00
2010-08-01T05:49:40+09:00
yayoitt
10 Sutherland ヘロヘロ旅行
Sutherland(サザーランド)を歩く旅。
Lochinver(ロックインヴァー)から Kyle of Tongue(タング)まで。
その距離、約80マイル(約130キロ)を5日間で歩く。
このSutherland Trail(サザーランド踏み跡)旅行。
身体の痛み、ミッジズの無数の痕跡、偉大な達成感を残してくれた。
初日は、歩き始めの漁村Lochinverまで、Postbus(ポストバス)で。
Postbus は、スコットランドの北部にある交通手段。
人口の少ないスコットランド北部、個人の車以外は、汽車もバスもタクシーもない。
そこで、1日に一度の往復の郵便配達の車に相乗りして、目的の場所に行くもの。
エジンバラから乗り継いだ汽車を、無人駅で降りると、車が待っていた。
予約などはできないので、郵便配達の車は、その汽車の到着を待っている。
そのバンは、最大6人乗り ・・・ もちろん、早い者勝ち。
郵便配達のおじさんは、とってもお喋りの好きな愉快な人だった。
車を走らせると、村はないので、ポツリポツリとある家に立ち寄る。
どの家も、道のすぐ傍に郵便受けを設けている。
郵便を渡したかったら、この配達を待って、おじさんに手渡す。
細い道は1本だけ、対向車があれば、すれ違いポイントで行き交う。
車の中には、ドッグフードもあって ・・・
犬のいる家では、出迎える犬にポケットからオヤツをあげていた。
激しい雨の日も、雪深い真冬も。
郵便物を入れて ・・・
はい、目印を立てる
優しいおじさん、1時間ちょっとの旅を、一緒にできて嬉しかった~
数ポンド(数百円)を払って、もらった飴を舐めながら、おじさんを見送った。
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