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2010年 10月 29日 ( 1 )
抱き方、練習中
わたくし、只今 抱き方 を練習しております!

と、ピンク字にしたのには意味はなく ・・・

うっふっふ

と、おかしな笑いをするのも意味はなく ・・・

猫とウサギの 抱き方 訓練中なのである。

犬たちと暮らす私は、犬のボディーランゲージを読むことはできる。

でも、猫の表情や、気分を読むことは、まだまだできない。

犬なら、どんなに大きな犬でも、抱き抱えたり、抑えることはできる。

でも、両手で抱えきれる猫なのに、なかなか上手く抑えられない。

看護師や私のような介助人の仕事は ・・・

 いかに、動物と獣医師に無駄な傷をつくらない

ことでもある。

今まで、介助中に犬に噛まれたことは(幸運なことに)一度だけ。

大きなバーニーズマウンテンドッグを、獣医師たちと4人で抑えていた。

お尻を触られると、かなり怒る彼に、お尻の筋肉注射をする瞬間。

頭を抱えていた私は、瞬間、噛まれてしまった。

この犬は、この金曜日に、虹の橋を渡った。

ずっと残っている傷は、彼が生きていた頃の証になった。
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猫の傷は ・・・ 絶えない。

私は、その猫が 不機嫌 とわかると、とても緊張する。

猫のあの低い鳴き声と、敏速にひるがえる身体の動きが、正直、怖い。

ことに、ご主人の前で、猫を抑えたりするのは、ひどく緊張するのである。
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そこで ・・・

看護師のカトリーナに相談する。

彼女は cat calmer (猫を穏やかにする) と自称する。

そして、自他共にそれは、認められているのである。

 猫は、ちょっとした人の気持をよく読み取るのよ
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そういう彼女は、4猫と暮らしている。

 もしも私が苛々してると、猫も苛立つし

 私と旦那が喧嘩すると、男の子の猫2匹は、それぞれ彼と私の側に立ち
 
 2人の間に入って仲裁をするのよ


彼女は、続ける。

 怒っている猫を扱う時に、もしも最悪のダメージがあったとしても

 それは、引っ掻き傷や噛み傷くらいで、犬のように骨を折ったりはしない

 だから、まず、恐怖心を捨てるのよ


彼女は、猫と対面する前にまず、大きく深呼吸を吐くのだそうだ。

 わたしと、この猫は大丈夫、うまくやれる

と暗示をかける。 

恐怖心を、自分に触れる人間に見つけた途端に、猫は怖くなり緊張する。
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いっぱいの引っ掻き傷を作りながらも、まずは、深呼吸してみよう。

 わたしは、あなたとうまくやれるよ

って言い聞かせて。
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ウサギの場合 ・・・

扱い方が正しくないと、ウサギ自身に大きな怪我を負わせてしまう。
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彼らの後ろ足、あの強く地面を蹴ってはねる為の後ろ足。

もしも、抱いたり、診察台の上で、彼らが大きく後ろ足をはねると ・・・

蹴る地面があるわけでもなく、空中を強く蹴ることで ・・・

背骨を骨折することがある。

背骨を骨折するということは、下半身麻痺になってしまうことだ。

だから、介助者が、いかにウサギを 暴れさせないか が重要となる。
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金曜日、オスのウサギ2羽の去勢手術があった。

カトリーナに教えてもらいながら、それぞれのウサギの抱き方を習う。

ウサギの抑え方を、練習する。

ウサギは、まず、両目を介助者の手で押さえることが大切だ。

目が見えなくなると、彼らは途端に動くことをやめる。

両目を覆いながら、正しく抱き、強く押さえつける。

決して、後ろ足を蹴らすことがないように抑えることの大切さ。
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知らないことが沢山ある。

学んでいないことが沢山ある。

愛する彼らを ・・・

より不安にさせることなく、危険にさらすことがないように。

毎日の仕事の中で、ちゃんと向き合っていきたい。

しっかりと、この手で 抱いてあげたい もの。
by yayoitt | 2010-10-29 00:20 | 動物病院での出来事、仕事 | Comments(18)