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2008年 04月 19日 ( 1 )
聴診器が伝える、愛する命の胸のうち
ノーマンに以前はなかった 心雑音(cardiac murmur) があるとわかった先月
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心雑音は、心臓の何らかの原因で、少し血液が漏れたりして出現する音。

                             

その原因には ・・・

 ♪ 心臓にあるお部屋が、4つに弁などでちゃんと仕切られてない ♪
 
心臓の部屋は 全身から戻ってきた血液を受け止めるお部屋(右心房
       その血液を肺に送り出すお部屋(右心室
       肺から酸素を持つ血液を受け止めるお部屋(左心房
       その血液を全身に送り出すお部屋(左心室) に分かれてる。

ことに(左心室)は、全身に血液を送り出す為に、強ぉい圧力を生み出す。

ここのお部屋の壁に、穴(孔)があったり、扉(弁)がちゃんと閉まらないと、
身体に、酸素を乗っけた血液がうまく回らない為に、血液の色が黒っぽく、
舌の色が紫色(チアノーゼ)になったりする。

また、扉(弁)がちゃんと閉まらずに、お部屋に血液が逆流して来たりすると、
そのお部屋が膨らんで(拡張し)、側にある気管支を圧迫してしまい、
咳が出たりする。

      ♪ 血液を送り出す為の充分な筋肉の力がない ♪

心臓はいわゆる、血液を身体に廻すポンプ ・・・

その心臓のポンプは、筋肉の力で生み出されてるから、筋肉の力がちゃんと
強くないと、上手く血液に乗った酸素が送り出せず、酸素不足になり、
疲れたり、運動を嫌がったりする。

      ♪ 筋肉の収縮が、順番通りに行われてない ♪

心臓のこの4つのお部屋は、筋肉(心筋)に送られる電気信号に従い順に収縮する。

この、電気信号が乱れると ・・・ 

心臓のポンプとしての機能が果たせず、一時的に血液が滞ってしまったりする。

すると、酸素が身体に、脳に、充分巡らない状態を作り、失神したり、
場合によっては突然死することもある。

      ♪ 血液が流れる血管の狭さ、渋滞など ♪

全身へ、肺へ、心臓から血液を送り出す動脈(大動脈、肺動脈)。

ここに、奇形だとか狭窄があると、出口が狭い分、心臓は常に強い力で血液を送り出す。

そうしていると、心臓の筋肉(心筋)は疲れてしまう。

血液が血管内で渋滞すると、むくみが出てくる。

左のお部屋側で渋滞すると ・・・ 肺に血液が溜まって肺水腫に。
右のお部屋側で渋滞すると ・・・ 腹水などが起こる。

                             
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ノーマンの心雑音が、どういう原因で出現しているかはわからない。

だけど、日常生活の中で気を付けたいこと、覚えておきたいことはある。

彼女が、心雑音を持っているとわかった今、急激に走らせたり、極度に興奮させたりは、念の為に控えたい。

そして、日頃からの サイン は見逃したくない。

疲れやすい や 咳の有無 や 呼吸の変化 や チアノーゼ
(チアノーゼ : 酸素不足による血液の色の変化→舌や爪の色が紫になるなど)
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そして同時に、やっぱり直接、心臓の音を聴いていたい。

彼女の心臓の音を、日頃から、聴き慣れていたい。

人間の心雑音は知っているけれど、犬の心雑音は知らない私 ・・・

聴診器を買った。

学生の頃に使っていたのと同じで、性能はそれ程ではないけれど、心雑音は聴ける。

ノーマンの場合、心音の ドックン の ドッ と クン の間にズァという雑音がある。
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 この音を、毎日、聴いて行こう ・・・。

 彼女が一番、落ち着いている時間に、そっと聴診器を左右の胸に当てて ・・・。

 彼女を動かす大事な心臓 ・・・ その音の響きを、漏らさずに聴きたい。

 赤い聴診器から聞こえる、愛する命の源。

 その音は、響きは、とても尊くって愛おしい ・・・ まるで音楽の如く ・・・

          ダットン 
                ダットン 

       ダットン
                            ダットン 
                    ダットン


 まるで、口ずさめるように ・・・ 

 歌えるように ・・・ 

 耳と心に響くんだぁ~。
by yayoitt | 2008-04-19 20:32 | 愛犬ノーマンのこと | Comments(6)