人気ブログランキング |
2008年 04月 02日 ( 1 )
伝統 の名の下で殺される
イギリスはバッキンガム宮殿を守るべく護衛隊の姿 ・・・

誰もが一度は、映画やテレビ、写真などで見たことのあるその姿 ・・・

         赤い制服 黒くて大きな長い帽子
c0027188_510576.jpg

その帽子は、熊の毛皮である。

英国では年間、50から100もの新しい帽子を購入している。

この熊の毛皮は、高額でカナダから売られている。
c0027188_5142521.jpg

カナダでは毎年、何十頭もの黒熊たちが、その帽子の為に殺されている。

ハンターは、餌で野生の黒熊を誘き寄せ、餌を求めてやって来た熊を射殺する。

殺される熊たちの多くは母親熊で、残された小熊の70%が、
母親を失くしてから1年以内のうちに死んでいる。
c0027188_5145733.jpg

殺される大人の熊たちのうち、全てが即死するわけではなく、何度も繰り返し撃たれ、
もがき苦しんで死んでいる。

この 伝統 の始まりは、200年前のウォータールーの戦いに遡る。

フランスはナポレオン皇帝が率いる軍隊の護衛たちは、
その姿をより高く驚異的に見せる為に、熊の皮の帽子をかぶっていた。

1815年、フランス軍が敗北した際、英国軍はフランス護衛隊から、
その帽子を奪い取った。

それが、現在のバッキンガム宮殿の護衛の伝統的姿となった。

c0027188_5165023.jpg

伝統の帽子 の為だけに殺される命 ・・・
c0027188_5191797.jpg

PETA(People for the Ethical Treatment of Animals 動物の倫理的扱いを求める人々の会)を中心に、英国の政治家も参加して、数年前から、この熊の毛皮を使った防止の廃止を訴えている。

彼らは、熊の毛皮に代わるヘイクファーで、より質の良い物を考案し続けているが、
まだ起用はされていない。

しかしその成果により、2005年から現在まで、新しい熊の毛皮の帽子は購入されていない

   (3月11日のThe Scotsman新聞より抜粋、私なりに訳させて頂きました)

伝統 という名前の下に ・・・ 着飾る為に ・・・ 命を侵すことは愚かで浅はかだと ・・・。
by yayoitt | 2008-04-02 04:19 | 愛する動物のこと | Comments(33)