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2008年 01月 31日 ( 1 )
芸術作品と呼ばれた ある犬の死
その犬は、貧しい地域の道端に繋がれたまま、弱ってお腹を空かせていた。

南米はコスタリカのアーティスト Guillermo Habacuc Vargas(50代)は
2人の子供を使ってこの犬を捕まえた。

彼は、小遣いと引き換えに、この犬を受け取った。

彼は犬を鎖に繫ぐと、彼の アート としてこの犬を使った。
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彼は皆に、この犬に決して食べ物を与えないように、と伝えた。

この犬は、そのギャラリーの中で餓死した。
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彼は、彼自身を アーティスト と呼ぶ。

彼のこの 作品 はコスタリカ代表として表彰され Bienal Centroamericana Honduras 2008 というイベントへの参加が決まった。
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 “ この犬の生死に関しては、言えない。
 僕にとっての大切なこととは ・・・
 こうしてアートとしてのこの犬は足を運んで見に来るのに、
 道端で餓死しようとしている犬には目を留めない、
 そういう人々の偽善的行為なのだ
。”

と、彼は語ったと言う ・・・。

犬は、ギャラリーに連れてこられた翌日に、餓死をした。
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展示の間、何人かの人々は犬を自由にしてやるように訴えたが、彼は拒否をした。

        (2つの英文サイトから私なりに訳させて頂きました)

         ★        ★         ★

世界的に大きな波紋を呼んでいるこの アート を Bienal Centroamericana Honduras 2008 に参加させてはいけないというボイコットの運動が起きている。

このイベントの主催者へ向けてのオンライン署名が出来る。

署名方法は ・・・

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          ★        ★        ★


              私の考えること 

アート(芸術)という名前を使い、それがどんな趣旨であれ、生き物の命を敢えて無視して、その死を見世物にする、という行為は虐待であり、私は許されるとは思わない。

ただ同時に、こうして多くの人々の目に触れられて死んでいった犬と、人々の注目も得ず、ただひっそりと人間から見捨てられて死ぬ多くの犬たちの命を考える。

その命の重さには、何一つ、違いはないことを、しみじみと感じさせられる。

この写真を見る人々や展示を見に来た人々の、心に強く残ってしまった一匹の犬。

その犬に対して感じる気持ちは、誰にも知られずに死んで行っている数え切れない犬たちへの気持ちと、何もかわりはないはず

だけど、私たち人間は、目に見えないところで起こっている現実に関しては、実際に聞いたり知ってしまった命への感情よりも弱かったりするのも、事実である。

この犬の死を通じて、暗闇の中で見捨てられて葬られて行く命のことを、振り返るというきっかけになってくれれば ・・・

この アート という名の下で逝った犬の死は、もっと長い未来を変えてくれることだろう。

私たちが生きる情報社会の現代で、1つの事実を知った時、そこで起こる感情を留めるのではなく、その見えない聞こえてこない場所に確実にある現実を、同時に考えて行きたいと。

この犬の アート として見世物になった命を、無駄にしない為にも ・・・
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by yayoitt | 2008-01-31 04:52 | 愛する動物のこと | Comments(93)