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2007年 08月 27日 ( 1 )
歩いて帰ろうか ・・・
2002年から、日本は私の故郷 飛騨 で過した2年間。

飛騨高山 は、看護学校を卒業して、その大きな病院で6年勤続した思い出深い街。
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今でも、忘れることの出来ない 恋愛 をしたのも 失恋 をしたのも、その街である。

高山の街 は、どこを歩いても、知り尽くした切ない想い出が転がっている。

去年の年の暮れに亡くなった親友が、最期に私に手を振って笑顔をくれたのも 高山の駅 だ。

高山 のことを想う時、本当に沢山の想い出が蘇る。

生まれ育った町 飛騨古川 は高山の隣町で、電車で20分、車でも20分ほどと近い。
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看護婦をしていた頃、数年はこの 飛騨古川 から通っていたので、目をつむってもきると思うくらいに運転しなれていた。

その、いつも通った 国道41号線 ・・・ 。

愛知県名古屋市から富山県富山市へ至る国道で、飛騨高山 - 飛騨古川 - 富山 を結んでいる唯一の主要道路。

マイケルと飛騨で過した2年間、私は 高山 の働き慣れた病院で、マイケルも 高山 で仕事をしていた。

               真夏のある休日 ・・・

まだノーマンと出会う前で夫婦2人だけの私達は 前からしたい と言っていたことを実行に!

          飛騨古川 から 飛騨高山 まで歩こう

いつもは汽車で、車で30分以内で行ける 約20キロメートル である。

国道を避け、炎天下、頭を焦がしながら 農道の登り を延々と歩く。

途中、メロンパンを買って、ペットボトルの水を3本あけて歩くこと 約4時間 ・・・。

     祝! 真っ赤な顔の外人と日本人カップル、高山市内突入 !!!

ジュースを買う為に入った市内の酒屋で、店の人から どちらから? と聞かれて 古川から歩いて・・・ と言ったらひどくおもしがられてしまった。

高山 で何をするでもなく駅に向かい、さすがに帰りは疲れたので、汽車に乗って帰った。

ただ、歩いて 高山 に行きたい 願いを叶えた満足度は大きかった。
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その数週間後、私の元同僚仲間との飲み会が 高山 で開かれ、マイケルと2人で参加。

一次会、二次会のカラオケを楽しみ、気が付いたら既に終電の後 ・・・。

田舎町の最終は11時台、最終バスも10時台、タクシーだと5千円以上。

マイケルと私は迷わず 歩いて帰ろうか と合意した。

 お前たちはバカだ まじなのか? 信じられん と友人たちに見送られ、飲み屋街を出たのが深夜の零時半。

私は裾を引き摺るジーンズに、裸足でヒールのあるサンダル履き。

フラフラと人気の殆どない街を、北へ向かって歩き出した。

はじめの2時間ほどは、2人で歌を歌ったり、しりとりをしながら歩いていたが、夜中も2時を廻ると疲れてきた。

途中で、長距離の運転手しかいないコンビニに立ち寄り、水分補給。

袖無しの肩が冷たくなるのを、両腕を振って元気を装い歩くことで忘れようと努力をし ・・・

2人とも無言で不機嫌になり、苛々し始めた頃。

            祝怒!! 飛騨古川に突入!!!

真夏の夜空が白々としている田舎町に着いたのは、朝の4時40分
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既にサンダルをぶら下げ、裸足で歩いていた私は、文字通りに這うようにして部屋に上った。

週末明けに仕事に行くと、一緒に飲んだ元同僚以外の色んな人から声を掛けられた。

 やっこさん、高山から古川まで、歩いて帰ったんやって?

 やっこさん、やっぱり本当にバカだよなぁ

 やっこさん夫婦、まじで歩いたの?凄いなぁ ・・・


・・・ さっすが、田舎町での  の広がりは、超特急である。

バカ、バカ と言われるのが何故か、昔から嬉しい私 ・・・ 本当にバカだよなぁ ・・・ 

と、足に2つできた靴擦れを、気付かれないようにそ~っと撫でてやった。
by yayoitt | 2007-08-27 03:02 | 思い出 | Comments(32)