2005年 04月 28日 ( 1 )
De Ma Hid In !
DE MA HID IN !

スコットランドの人が、仕事中、子供を叱る時、色々な場面でこう叫ぶ。

“デーマーヒディン”

ちゃんとした英語に直すと、Do My Head In である。

どういう意味かと言うと、何かに“苛々させられる、腹が立つ”ということである。
例えば、何かと口うるさい上司がいたとすると、“He just do my head in”という風に使う。
DO XX IN で、 XXを殺す という意味があるので、直訳すると、私の頭を殺す、という意味。
でも、この場合、XXが自分の頭を駄目にするほど、苛立たせる、といった感じであろうか。

私も、最近とてもこのフレーズを良く使う。使わない、静かな生活をしたいのに、いまだに隣人の友人達のネッズに悩まされている。先週の金曜日、2度目、セキュリティードアを完璧に壊した彼等は、同じフラットに住む複数からの文句を受け、日曜日に、私達の部屋にスクリュードライバーを借りに来た。“あんたらに、直せるの??”と言いたいのをぐっと押し殺し、笑顔で貸してあげた。そのまま、現在水曜日、壊れたセキュリティードアの鍵は完全に破壊され、地面に置かれ、ブザーを鳴らす為の電気の線もぶちぎられたまま、もちろん、貸したドライバーは、まだ戻って来ない。それどころか、今週に入ってから、隣人のアメリカアクセント(アメリカ帰りらしい)の彼女が家に帰っていないようなのだ。そうなると、本来ならせキュリティードアで、彼女が留守の間は友人も入れないのにそれが壊されているので、彼らは彼女の部屋の前で彼女を待ち始めているのだ。しかも、この彼女を連日待っている男の子数人、女の子数人が、特にネッズの中でも近寄りたくないタイプと来た。彼女の部屋の隣、しかも3階に上がる階段が我が家の玄関の真横から出ているので、彼らはその階段(つまりうちの玄関の前)に座って共同のホールに響く大声を上げ、タバコを吸い、吸殻を我が家のドアマットに押し付け、ついでにマリファナも吸い、私がドアにぶら下げていた飾り2つのうち1つを盗み、昨夜はうちのドアマットと、隣人のドアマットとを階下に投げ捨て、一昨日は、用もないのに我が家のドアベルを鳴らして逃走し、階段やホールの廊下そこら中に、吐かれた痰とごみと、巻きかけのタバコが散乱しているのだ。

隣人は、帰って来ない。ただ、ネッズフレンズだけが、たむろする。

…最悪である。

一昨日、マイケルが隣人に部屋を貸しているエージェントに手紙を書いた。一昨日と昨日、合わせて3回、警察が呼ばれて来た(イタリア人のお父さんが、マリファナを吸っているということで通報)。昨夜は、投げ捨てられたうちのドアマットを、怒って階下に取りに行ったマイケルが、
彼らがフラット共同の庭に出てたむろしている所へ文句を言いに行ったら、既に警官が先に彼らを調査していた。5人くらいいたうちの男の子だけ3人が警察の車に乗せられて行ったが、残った女の子達と男の子は、その警察の車に向かって、ヒューヒューと高い声をあげたり、笑ってどこかに行ってしまった。

警察なんか、怖くないのだ。家に通報されても、怖いことは何もない。
以前にも話した通り、彼らの両親、家族も貧しいネッズの中で一生を過すしかない人々…。
ネッズの家庭に生まれた以上、ネッズに囲まれ、ネッズの友人を持ち、ネッズになるのである。
10分前に、警察が今度は見廻りに来たようで、イタリア人のお父さんと話しているのが聞こえた。多分、隣人が出て行くのは時間の問題、あとは前の様な静かな生活を待つのみ…。

それまでは、いつ連中が戻ってくるかの、不安な毎日である。

本当に、本当に、De Ma Hid In ! はぁ~。
by yayoitt | 2005-04-28 00:51 | 英国暮らしって... | Comments(4)