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看護婦時代の思い出 えげつない忘年会
日本の年の暮れ。

毎晩、どのお座敷や料理店も忙しくなる。

忘年会 の季節。

忘年会の思い出は、正直 どれも忘れられない と言えるほど、強烈に記憶にある。

看護婦時代の 忘年会 は、どんなに着飾って美しく始まっても、最後は ・・・

              むっちゃえげつない

医者と看護婦たちの宴会って ・・・ はっきり言って 凄い

私はお酒が飲めない性質(たち)。

            ♪ やっこの飲酒メカニズム ♪

 お酒を飲む  心拍数が倍増する  顔、首、腕、足の裏まで真っ赤になる
                          
   全然楽しくない  頭が痛み出す  心臓が頭で脈を打ち始める
         ♪         ♪        ♪


だから、乾杯用の食膳酒を飲み干すだけで、その後は一切呑まないのだが ・・・

少量の食前酒(梅酒、林檎酒、山桃酒など)で、私は会場の数百人の誰よりも真っ先に赤くなった

お酒を注ぎに廻ると “ この大酒呑みぃ~ ”“ 1人でどんだけ呑んでるんだ ” と言われる。

そこはしかし 生まれつきの 酔っ払い性格 で、その一口の食前酒で、言動は一人前の酔っ払いっっ!!

踊り ・・・ 手を叩いて笑い ・・・ 誰かがカメラを向けていればピースで参加し ・・・

出し物の要請があれば必ず出場し ・・・ どこかで乱闘(笑)があれば見物し ・・・

そんな 天然お祭りフェイク酔っ払い だった。

気分は ええ調子 でも実際には 酔っ払っていない から、全て見たもの聞いたことを覚えている。

子供もいる看護師がどの医師と抱き合ってた とか あの人がどこどこ病棟の若い誰をくどいてた とか ・・・ 

普段の記憶力は乏しいのに、何故かこういう不必要なビジュアルの記憶は刻まれる。

そう、        家政婦やっこは見た

なぜか、若い男性医師は 酔うと脱ぎたがる 人が多く ・・・

脱いで会場を練り歩き、時にはそのまま、隣の無関係な会場まで乱入してしまったり

それまで毎年、その大きなホテルを忘年会に使わせてもらっていたのに、翌年から断わられるようになったのは言うまでもなく ・・・

大人数の宴会だけに、大きな旅館やホテルで行なわれるから、素行の悪さが命取り。

裸で宴会場の外に飛び出したところで、受け持ちの患者さんの家族にバッタリ出会ったり ・・・

ある男性医師は、酔うとすぐ寝る。

眠ってしまったらお終い ・・・ それ はまるで 看護師さんたちの獲物 と化す。

 “ 誰か、マスカラない?マスカラ! ”

 “ ちょっちょっちょっと、これは赤く塗ろうよ、ほら、バカボンみたいにっっ ”
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宴会が終盤、何も知らずに目を覚ます医師 ・・・

ある時は 加トちゃんペッ

またある時は、腕にサインペンで 腕時計 を描かれる。
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                10時10分

2次会に抱えて連れて行かれ、3次会のお茶漬けを食べる畳の上で涎を流して眠っている。

突然、目を覚ます ・・・ 既に3時半頃。

 “ おおっっ、しまったっっ、今、何時だ? 

  あぁ~~~~、まだ 10時10分 かぁ ・・・ 良かったぁ ・・・ ”

奥さんに早く帰って来ると約束した医師はまた、畳にうっぷして眠り始める。

その隣で、さっきまで裸で踊っていた若い医師が ・・・

      明日から、あの患者さんの家族に合わす顔がない 

と、

すっかり酔いが冷め、蒼い顔でラーメンをすすっている。
by yayoitt | 2007-12-15 23:21 | 看護婦時代
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