人気ブログランキング | 話題のタグを見る
クリスマス in Dundee その4
例年と同じく、おっかさんへのプレゼントは山積み。

おっとさんへのプレゼントも山積み。

おっかさんは、介護師の人や友人からのプレゼントもあるので、7つも8つもボディークリームがあり、おっとさんはカレンダーが3つもある。

毎年のこのプレゼントの山...彼らは全て使いこなせるはずがなく、仕方なく保っておくがまた、来年のクリスマスが来る。

英国のクリスマスプレゼントは、こんな必要のない、欲しくないプレゼントが山ほど買われて、捨てられたり、チャリティーショップへ寄付される。

25日、クリスマス当日はとてもよく晴れて寒い一日になった。

殆ど車も人通りもない道を、マイケルと車椅子のおっかさんとノーマンとで1時間ほど散歩した。

夕方から、クリスマスディナーの準備を皆でする。

私はおっかさんの指示の下、テーブルセッティング、マイケルとおっとさんは、やはりおっかさんの指示の下、料理を準備。

クラッカーも置きました、ワイングラスも並べました、ターキー(七面鳥)はオーブンの中、私のローストナッツのメインもオーブンの中、ローストポテトはカリカリに揚がり、スプラウト(ミニキャベツ=クリスマスには何故か必ずスプラウトを食べる家が多い)やブロッコリーも茹で上がり。

食後のデザートは、マイケルと私の作ったトライフル(trifle)
クリスマス in Dundee その4_c0027188_5295352.jpg
、日本でもクリスマスには必ず作ったデザートだ。
            作り方は後日、載せますね

クラッカーをお互いに引っ張り合って開け、中に入ってる王様の帽子をかぶり、クイズを読み合い、色んな話をしながら、長い時間をかけてクリスマスディナーは終わる。
クリスマス in Dundee その4_c0027188_5293529.jpg

おっかさんも、私がフォークで口に運ぶ料理とデザートを、いつもより沢山食べることが出来たし、ワインは、いつも以上によく飲んでいたから、結構、饒舌に。

ノーマンも後片付けの時におっとさんからターキーをもらい、ずっと台所で次のおこぼれを待っていた。

楽しい時間はあっと言う間に終わる。

今年のクリスマスは、何か寂しげで、何か虚無で、何か教えてくれそうだった。

おっとさんとおっかさんとの、ダンディーでの幸せな時間を、マイケルとノーマンと過ごし、27日に、満員列車に乗ってエジンバラへと帰って来た。

1時間半の間、ずっとノーマンはマイケルの膝に抱かれていたが、常にクンクン啼いていた。

しかも、途中の駅で犬が同じ車両に乗ってきたので、クンクンで済まず、その犬に向ってワンワン~と吠えると、

車両の中の人皆が笑いながら私達に注目し、マイケルと私は真っ赤になって、ノーマンを抱きしめるのだった。
by yayoitt | 2005-12-28 04:34 | 英国暮らしって...
<< 故郷が豪雪!! クリスマス in Dundee... >>