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アビーという野良猫 〜 ある朝
絶対にどこかで仔猫を産んだに違いない。

私達のガレージでないことは確かだ。

彼女は、まだ氷点下の朝には必ずご飯を食べに来る …。

お乳がちゃんと出るようにと

水を含ませたドライフードを上げる。

そんな毎日を、2ヶ月ほども続ける。

マイコロと 仔猫なんて産まれてないんじゃない?

なんて話すこともあるくらい、仔猫の気配はない。

しかし、はっきりとわかるくらいに

彼女の乳房は大きく垂れ下がっているし

鶏肉の塊は、口に咥えて一目散に何処かに駆けていく。

やっぱり、仔猫はいるに違いない …。

と、そんなある朝のこと …。

いつもアビーが独りで待っているドアの前

小さな影が、4つ、転がったり大きな目を向けたり。

茶トラが2猫、黒に白いパッチが2猫である。
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彼らを連れて来たアビーは、眩しそうに私を見上げて

にゃ〜 と鳴いた。
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by yayoitt | 2019-08-01 19:46 | 野良のら日記
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