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温泉の思い出 混浴 2
多分、最初の年の温泉宿泊の夜だったと思う。私達女性10人くらいと、同僚の男性3人が皆で混浴を楽しんでいた。かなり長い時間露天風呂の湯船に浸かっていたが、誰も、先に出ることが出来ずにいた。

誰かが先に湯船を出れば、その裸姿を、まだ湯船に浸かっている同僚に丸見え見られてしまうからだ。

男性に先に出てくれと言っても、動こうとしない。

そこで私達女性軍、全員一緒に列を作って出よう、ということになった。そう決まれば、我先、一番最後になって裸のお尻を男性の同僚に見られるのは嫌だと、急いで湯船から上がり始めた。

露天風呂の、女性と男性の仕切りの板を外して潜入してきていたので、そこから皆、小走りに押し合いながら出て行き始めたが、板を外しただけの狭い通路の為、自然と一列になっていた。

私は余り恥じらいもなかったので、最後の方でゆっくり出る準備をしていた。

すると、その仲間の中では一番若い“ぴちぴちギャル”の私の後輩が、さすがに恥ずかしいらしく、キャーキャー叫びながら湯船を出て、かわいいお尻を残っている私や男性の同僚に見せながら通路へ突進して行った。

... がその時、その後輩の同僚が、余りに急いでいたので、思い切り滑って転んでしまったのだ!!

その転び方が、これまた不運。

仰向けに転んだのだが、ただこちらに向けていた後姿のまま仰向けに転んだら良かったのに、何故か、勢い余って転びながら回転してしまい、

仰向けに、湯船の方に向って足を大きく開いた状態で転んでしまったのだ!!!

女の私でさえ目が釘付け、隣で茹(ゆだ)って並んでいる3人の男性は、笑うことも出来ず、とにかく凍り付いていた。

そして、皆で爆笑。

一番若くて恥ずかしがっていた彼女が、誰よりも一番派手に、大胆に振る舞ってしまった。

更衣室でも皆が泣きながら笑い続け、彼女も真っ白い肌の若いお尻を一部真っ赤にしながら、泣きそうに、でも笑っていた。

今でも、もう10数年経った今でも、彼女のその夜の話は、必ず酒の肴に登場する。
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地元に帰ってしまった彼女は、今頃、どこで何をしているんだろうか...?

*** 高山市から平湯温泉までが車で45分くらい、そこから上高地まで1時間半ほどで行けます。
by yayoitt | 2005-09-23 01:23 | 思い出
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