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クリスマスカードと年賀状
クリスマスまで、わずか2週間余りとなってしまった。
12月も、1週目を過ぎると、友人や家族、仕事関係者などからのクリスマスカードが届きはじめる。クリスマスカードは、日本のちょど年賀状のようなもので、義理でカードを出す相手もいるし、クリスマスカードだけの間柄、という相手もいる。クリスマスカードは、クリスマスまでに到着させるもので、もらったクリスマスカードは、その場で封を切り、中を読み、そして、飾るのだ。飾られるクリスマスカードの数が増えるに従って、クリスマスの雰囲気を徐々に高めていく。クリスマスカードは、色々な場所に飾られる。一般家庭であれば、暖炉の周り、本棚に並んだ本の前、テレビや家具の上、出窓の周りなど。また、クリスマスカードホルダーというのが、売ってあるので、それにカードを取り付けて、壁にぶら下げて飾ったりもする。
私とマイケルは、毎年、クリスマス過ぎに、セールに出されるカードを来年の為に買うようにしている。今年のカードは、約3年前のもので、高価な綺麗なカードが、セールで安くなったのを買ったものだ。3年前というのは、過去2年間は日本で、年賀状を出したので、結局準備していたカードは使わなかったからだ。旦那と私の、個人的な友達、家族(日本、スコットランド両方)、仕事仲間、そして私は、ヴォランティアで色々お世話になった動物病院に、出すつもりでいる。つもり、と言ったが、もう、今晩くらいに書いて出さないと、ちゃんとクリスマス前に着かない恐れがあるので、今晩、マイケルの重い尻を叩きつつ、絶対に書き上げなくてはならない。中に書くのは、とっても簡単なもので、色々なことを長々とは書かない。クリスマスの挨拶と、良いお年を、と言ったくらいである。
定番の文句としては …
“HAVE A NICE CHRISTMAS”
“MERRY CHRISTMAS”
“SEASON’S GREATINGS”
“OUR CHRISTMAS WISH FOR YOU”
“WISHING YOU A MERRY CHRISTMAS AND A HAPPY NEW YEAR”
 … こんな感じで、シンプルである。
既に、こういった文句がプリントされたものもあれば、何も書いてないものもある。
もうプリントされていれば、特に、他に書かなくても、自分のサインをして、それで終わりでよい。最近の年賀状には、“あけましておめでとう”以外にも色々なことを書いたり、家族の近況を書いたり、写真を付けたりするが、そういった色付けは、カードの表の絵柄の違いが、役目を果たしてくれている。だから、カードの種類は、万とあり、まず、同じカードが届く確立は、とても低いのだ。安いお店で、まとめ買いしたものだと、どうしても、手に取った人にそれがわかってしまうので、紙質や、絵柄、どこで買ったかなど、とても気をつけて購入している。
だから、一昨年のセールで、値の高いカードをまとめ買いは、とても理にかなっていると思う。一年経とうが、10年経とうが、クリスマスは、クリスマスだからだ。でも、年賀状は、そういう訳にいかない。その年の干支も違うし、スタンプ部分には、その年の年号が書かれてある。
私は、もともと絵を描くことが大好きなので、年賀状描きには、力を入れていた。
ちょっと人とは違った、個性的なものにしようと、毎年、(出来の悪い)頭をひねったものだ。
子供の頃は、必ず手描きで色々な絵を描き、文句も変えていた。いじめられっこから脱出するべく、クラスの友達へのアプローチでもあったから、枚数は少なくても、一枚一枚、必死に描いた。いじめられっこから、ひょうきんな自分に変わると共に、友人の数も増え、それでも、友人が去るというトラウマを抱えていた私は、やはり必死に、時間をかけて描いた。
覚えているのでは、中学生の時に、ひょうきんな自分を売ろうと、
“明けまして、こんにちわ”“明けまして、ごめんなさい”とか、意味不明なことを書いて送った年もあった。今思うと、情けなくって仕方がない、誰も、その年賀状を大事に保管してなんかいないことを、真剣に祈っている。子供の頃の私にとって年賀状は、友人保障のカード、とでも言うべきもので、それを待つ、3が日は、おなかを壊(こわ)すくらいに、神経質になっていた。クラスの誰から来たか、誰からは来なかったか?絶対に安泰、と思っている友人からのコメントはありか、それはどんなコメントか?コメントなどなく、プリントごっこのプリントだけか?私の年賀状を受け取る前に書いたか?“年賀状ありがとう”で始まる年賀状には、愕然と肩を落としたりしていた。人には、“明けましてごめんなさい”などと、ふざけた内容の年賀状を送っておきながら、自分に来る年賀状を評価する…。なんて、私って嫌な子供だっただろうか。男の子からの年賀状は、いつでも、貰うと嬉しかった。すぐに、“こいつ、私のこと、好きなんや”と勘違いした。これまた、嫌な、迷惑な、女子生徒だ。
大人になり、年賀状やクリスマスカードが、“義理”または、“習慣”で出すもの、と思うようになってきたが、そんな自分を、なんとなく寂しくも思う。必死に、相手のことを思い、何とか笑わせようと、何とかびっくりさせようと、一枚一枚、手を絵の具で染めて描いていた、あの頃の多感な自分…。“明けましてありがとう”と、真剣に書いた自分…。どこに行ってしまったのかな?と、不思議に思ったりする。
by yayoitt | 2004-12-09 23:17 | 英国文化って... | Comments(0)
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