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いっいぃ湯っだぁなぁあ はっはあぁはぁん
ダンディーからけ帰ってくると、セントラルヒーティングが壊れて動かなかった。
ガスマンを呼んで見に来てもらうと、部品の一部が壊れているという。応急処置をしてもらったが、問題がある。お湯が一杯に沸ききると、ヒーティングは自然と止まってしまうらしいのだ、だから、適宜に湯を使って欲しいということだ。
お湯を使う = お風呂の日
今年一年分の垢を、よっしゃぁ、流そうじゃぁないか。というわけで、昨夜はお風呂の夜と決まった。午後に近くの図書館から借りてきた単行本が3冊あるが、うっかりお湯に落としてベタベタに私ならし兼ねないので、マイケルに止められて止め、6月に成田空港で買った日本版ELLEを持ち出してお風呂へ。緑と青の混ざったバブルバス用ジェルを流してお湯を勢いよく落とす。熱めのお湯で、一気に“アクアマリン”と言うよりは“ニッキ”という感じの香りが漂った。香る湯気の中、ボチボチと服を脱いで足を入れてみたら、結構熱かった。
熱いお風呂と言うと、私の思い出は幼少の頃、真ん中の姉のことである。

姉と銭湯に行くと、私はいつも息を止めて彼女を見つめる瞬間があった。
銭湯の湯は煮えたぎっており、子供の私には、地獄の火の海の如く熱かった。
姉はこのお湯に、まず大きく息を吸ってそのまま止めて、地獄の海に一気に肩まで入るのだ。息をこらえて苦痛な表情を浮かべる姉はまるで、滝に打たれる修行僧のようでもあった。
2分くらいするとその修行僧は、白い肌を真っ赤にしながら、細く息を吐いて目を開ける。
悟りの域に入ったのだ。
私は湯船のタイルで出来た壁越しに聞いた“あっつくないの?”
“この方が、苦しみが短くって済むんやさ”と、修行僧は答えた。
苦しみなのだ、苦しみと戦っているのだ、と、まだジッとして動かない姉を見ながら思った。
私は、苦しみに耐える性格ではない、苦しみからその場限りでも逃げる、性格であるから、
この姉の“忍耐”する姿は今も忘れられずに、まぶたの裏辺りにしっかり染み付いてしまっている。

耐えることを嫌う私は、ジャンジャンと水でお湯をうめた後、ぬるめの泡の中へと身体をドロンと滑らした。ELLEでは、2004年のT-シャツ特集、冬のソナタのヨン様の記事などをぼんやりと見つめて、腕が疲れて片手でそれを持っていた時に、ドボン♪ やっぱり図書館の本でなくてよかった。雑誌を湯船の外に置いて、両足を広げておなかの上で手を組み、まるでそのまま立ち上がるとナイトクラブの前で立っている強面(こわおもて)のセキュリティーの兄ちゃんみたいだ。でも、裸だが…
… あぁ、足の爪ぇ、切らんとなぁ
… おなかの肉ぅ、切らん、いや、減らさんとなぁ
… 平らなダンボール尻、ビヨンセみたいなモッコリに、ならんかぁ
容姿に関する色々な思いをつらねては、来年から、来年から、とウトウトする。
““ 思ったことはすぐに実行すること ””私c0027188_20524431.jpgの2005年の第一の目標だ。でも、小学校の宿題「冬の友」で毎年同じこと書いてたはず、人生の目標ってわけだ。
by yayoitt | 2004-12-31 20:47 | 思い出 | Comments(0)
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