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カナダからの、血みどろの絵葉書 
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 近年、17万頭以上のハープアザラシが …

 カナダの東海岸の氷の上で、無残に殺されています。

 長年の多くの人々の訴えによって …

 そのアザラシ漁(アザラシの毛皮を売る為)は縮小しましたが …

 また今年も、この早春も、酷い惨殺は続いています。

 そのアザラシのほとんどが、生まれて3ヶ月に満たない仔アザラシです。

 仔アザラシたちはただ、恐怖で声をあげるだけ。

 漁師は、こん棒や尖ったフックの付いた棒でもって、頭蓋骨をかち割ります。

 親アザラシは、上半身を掲げて、抵抗しますが …

 子供たちを守れることなく、真っ白な氷は真っ赤な血で染まります。

 次は自分の番だと、遠くへ逃げることもできないアザラシたちの目の前で …

 その行為は、今日も明日も続けられます。

 殺される仔アザラシは …

 まだ母親のミルクを飲んでいる仔ばかり。

 また、まだ泳ぎを覚える前の若い子供たちです。

 時には、まだ意識があるのに …

 目や口、頬に槍(やり)を突き刺して、氷の上を引き摺られて行きます。

 その皮の為に …。

 日本では シール と書かれている毛皮の為に …。

 それは、苦しみと恐怖に満ちた、ゆっくりとじわじわと続く死なのです。


(本日の英文の記事を私なりに訳させて頂きました)

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あたたかい血液で真っ赤に染まった氷の上

そこは、直接に消費者(シールの毛皮商品を買う人)に続いている

そんな犠牲があっても …

頑丈だから

水をはじくから

本物の皮だから

と、喜んでお金を払うことができるのだろうか?

もう、知らないでは済まされない情報社会

声をあげよう

自らに約束しよう

 もう買わない

 もう選ばない



by yayoitt | 2013-03-11 05:33 | 愛する動物のこと
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