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やっこと Celt の関係
Celt ケルト と発音する。

英国ブリテンやアイルランドの島に、大陸のケルト人が移住し始めたのが紀元前6世紀頃、この地に定住した。彼らは、体にタトゥー(刺青)、鋭敏な感覚の持ち主であったと言われてる。
そのケルト人達が紀元前後にローマの進出を受け、英国がローマの属領とはなったが、AD400年頃まで、ケルト人とローマ人は英国各地で小競り合いを続けた。このケルト人とローマ人を総称して、ブルトン人と呼ぶが、現在のグレートブリテンの、ブリテンの名の由来である。 その後、アングロ・サクソン人の侵入まで、約400年間、英国のケルト人はローマ帝国の支配下に置かれて、ローマ文化の影響を受けることになった。だが、ローマからの移住者はほんの少数だったので、ケルト人は実際には影響を受けることがなく、現在そのケルトの文化が残っている。ローマは紀元前1世紀後半には英国南部(今のイギリス)支配を確立したが、スコットランド、ウェールズの一部、アイルランドは独立を保った。ローマ化を免れたアイルランドでは、ケルト語、信仰、文学、民族伝統がどこよりも最もそのまま手付かずの形で伝えられて来た。

ケルト文化では、こちらのお墓や飾り、ジュエリーなどに幅広く使われるケルト模様。

ケルト音楽はとても世界中によく知られるようになっており、代表的な歌手では、エンヤ、クランベリーズ、また有名な音楽では、映画ロードオブザリングやタイタニックに使われている。

スコットランドのアイルランド系カソリック系のサッカーチーム、Celtic セルティックがあるが、これはCeltから来ている。

私とケルトとの出会いは、1997年に遡(さかのぼ)る。その頃、オーストラリアで生活をしていたが、マイケルとの出会いを通じて、英国、スコットランドに興味を抱いていた。特に、アイルランドというと、ケルト神話のような緑の妖精の話しをぼんやり知っていて、頻繁にアイリッシュの店へ通った。その時を同じにして、オーストラリアにいる間に、ここでの思い出とマイケルとの出会いをいつまでも残せる何かが欲しい、と考えるようになっていた。そこで、一緒に日本食レストランで働いていた友人の薦めもあり、タトゥーを入れることにした。オーストラリアに来てから、ずっと欲しい、欲しい、と思っていたので、その柄を慎重に探すつもりではあったが心の中では、もう決まっていたのだ、ケルトの模様に。ケルトの模様は、基本的なパターン(4本の紐が絡み合う模様)に、ケルトの本から抜粋して動物の入った物を組み入れたのだ。自ら紙に描いて、タトゥーアーティストに持って行くと、かなり細かいのでちょっとチャレンジだと言われた。それから、友人が側で付き添う中、2時間半、ずっと腹這いになって腰の左側に黒だけで彫ってもらった。実は、痛みはないのに、脇に近いので、くすぐったくてくすぐったくて仕方がなかった。
やっこと Celt の関係  _c0027188_052142.jpg


出来上がって見ると、凄く嬉しかった。マイケルとの出会い、オーストラリアでの経験が、永遠にここに残ると思うと嬉しかった。その後、結婚という形をとるとは思っていなかったマイケルと結婚、彼も私に染み付いたケルトをとても気に入ってくれている。2人で買った結婚指輪(ケルト模様)は、日本にいる時に英国の店(パストタイム)から通販で買った。これも、2人が真っ先に欲しい!と思った指輪だった。最初の指輪を、マイケルはゴルフ中に失くしたのだけれども…だから彼のは2つ目で新しい。

ケルトに出会ったのは、偶然じゃなかった、私の肌に彫られたのも偶然じゃなかったと、この頃、腰をさすりながら思ったりする。
by yayoitt | 2005-05-06 00:52 | 英国文化って...
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