野良猫を救う人
ペット(Pet) とは ・・・

 人と交友関係を結ぶコンパニオンとして人と暮らす動物
 人を喜ばせる、楽しませるために人と暮らす動物
 人の家族の一員として暮らす動物

 これらは ・・・

 野生動物
 経済的な理由や物質的な理由で人に使われる 家畜動物 
 実験に用いられる動物 仕事をする動物 娯楽(競争など)の動物
 
 とは違う動物である

c0027188_6361146.jpg

ペットの代表といえば ・・・ 犬と猫だろう。

犬も猫も、人と暮らして幸せであり、野生動物とは違うのである。

つまり、人の責任の下で生きるべく動物で。

野良猫 野良犬 は、どういう形かで、人が責任を放棄したものだ。

捨てられたり、見放された犬猫が子供を産むことも多い。

人が持つ、ペットへの責任には ・・・

 食料 眠る場所 運動 最低限の医療 を与えること。

そこに加えて大切なことは ・・・

その命が 幸福 であること。

また、もう1つ大きな責任には ・・・

妊娠、出産をコントロールする ことがある。

ひとつの命に責任を持つとき。

その命が、更に命を増やすのであれば、その全ての命の責任は飼い主にある。

その、未来の命の行方まで責任を持てないのであれば ・・・

避妊手術、去勢手術を選択するという、大切な義務がある。



 野良猫を救いたいと願う人がいる

 仕事に行く途中で見かける猫の家族

 母親らしき猫が、ある日、小さな子供を従えて工場裏にいた

 足を止めて近付くと、とても人懐こい仔猫たち

 雨の夜は、不安になる

 ・・・ 屋根もない場所で濡れているんじゃないだろうか?

 冬の朝方には、心配になる

 ・・・ 身を寄せて、凍えているのではないか?

 照りつける夏の太陽を見上げて、辛くなる

 ・・・ 焼ける砂利道から、影を見つけてるのだろうか?

 車を運転しながら、怖くなる

 ・・・ どこかで、車に撥ねられたりしないだろうか?
c0027188_6365999.jpg

 何度も足を運ぶ彼女

 季節が少し移動した

 仔猫と母猫の区別がつかぬ頃

 さらに、小さな仔猫の姿を見つけた

 彼女の心は、ぎゅっと締め付けられる

 そして、考える

 ・・・ なにか、できることはないか?

 ・・・ なにが、最善なのか?

 ・・・ どうしたら、その猫ひとつひとつの命が、幸せでいられるか?

 工場らしき場所からは、人の影が見え隠れする

 猫たちのところに、足を運ぶ様子が残っている

 彼女は、必死に考え、決断し、打消し、また決意しては諦め。

 けれど、一歩、踏み出すことを選択する
c0027188_6373295.jpg

 
 彼女が、思い切って動き出してから ・・・


 いま


 工場で、猫の面倒をみていた人は、母親猫と、数匹の猫といる

 同じ場所で ・・・

 けれど、トタンを張り、それぞれの猫の性格も語る


 いま


 すべての猫の、避妊手術と、去勢手術の傷跡は消えている

 なんとか、その猫たちを救いたいと願った人

 彼女は、一大決心をした

 工場の人に申し入れ ・・・

 そこに居るすべての猫が、2度と、不必要に命を増やすことがないように

 そこに発生する、経済的、物理的なものを負う覚悟で

 
 いま


 彼女は、そのうち、2つの新しい命を、わが人生に迎え入れ

 トタンの張った屋根の下でじゃれあう命に再会し

 トタンを張ってくれた工場の人の、優しく猫を見つめる目に頷き

 慣れてはいないけれど、温かい手で、2つの毛むくじゃらを抱き寄せる  
 
 
 あの野良猫たちを救いたい ・・・

 あの野良猫たちが幸せであって欲しい ・・・

 彼女の思いは、トタンを張った男性に移動する

 浸透する


c0027188_6375820.jpg
 
せめて わたしに できること 

それを実行することは、決して、容易ではない。

それが、何なのかを見極めることすら、できないのが常である。

もしも頭ではわかっていても でも やっぱり が襲ってくる。

 あの子達に幸せになって欲しい

その一心で、けれど、試行錯誤をしての選択。

暑い夏、寒い冬、雨の夜 ・・・

彼らはきっと、愛情と穏やかな守りの腕の中で眠るのだ。
by yayoitt | 2010-11-26 03:29 | 保健所の動物のこと | Comments(8)
Commented at 2010-11-27 09:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by pokkunnnj at 2010-11-27 11:32
そうなのよね、
頭では、こうしたらいい、ああしたらいいって考える、
でも、実際に行動にうつす時、
でもやっぱり、っと思うことが、やはり多いです。
特に、↑のように、自分のお庭でなく、
他人の敷地でこういう時なんかは。
もやもや思いながらも、何もできない私です。

彼女の勇気ある強い心と行動で、こんなに幸せに。
踏み出すことって大事だね。
Commented by カリーノパパ at 2010-11-27 23:10 x
今回の記事も大変心に響きました。
そして、猫と人間の心の通い合いを適格に表現できる、やっこさんの文才にも感心しました。
Commented by yayoitt at 2010-11-28 02:22
鍵コメ at 2010-11-27 09:51 さん

とっても、感謝しています。

メール、しますね。
そこで、お返事させて頂きますね。

感激から感謝に ・・・ です!
ありがとうございます。
Commented by yayoitt at 2010-11-28 02:48
ポッキーママ

ポッキーママ、ポッキーママが、ポッキーが見つけて、
そして、一大決心で行動して、救った真っ白の猫 ・・・。
昨日のように思い出すよ。

そして、今、とっても幸せに暮らしている ・・・。

野良猫を、救ったんだよね。
私は、そういう人の話を目の当たりにして、感動するよ。
感激してるよ。

私だったら、できるのだろうか? と思いながら、暮らしてる。

・・・ でもやっぱり

それは、そこに生活があり、もしかしたら、猫だけに、野良ではなく
誰かの保護の下にいるかもしれないということもあり ・・・。

とっても、容易ではない、その 選択 を、
その 行動 をとることを決めたポッキーママや、彼女のことを
思うときに、とても、感激して、胸がいっぱいになるよ。

・・・ 踏み出すこと

うんうん!

ありがとうね、ポッキーママ。
私は、あの時のことを、ずーっと忘れないよ。 
Commented by yayoitt at 2010-11-28 02:52
カリーノパパ さん

こういう人を目の当たりにしたり、その話を聞く時に
とても、それが自分自身の 感激の経験 となりますよね。

一緒に、その 経験 を共有したかのような思いをしている
私が、確かに、ここにいることを感じます。

決して、私は何ひとつ、行動しているわけではないのに、
けれど、あまりの感動が、自身に、大きな経験という形で
深く心と脳裏に残るんだと思いました。

感じてくださって、嬉しいです!!
ありがとうございます。

決して容易くない 選択 を、それこそ、一生をかけての 選択
をした彼女のことを思うと、感激と、感謝が尽きません。

共有してくださり、カリーノパパさん、本当に、ありがとうございます。
Commented by kep at 2010-11-29 12:01 x
ペットを捨てる人がいる世の中だから ペット飼ってる人に課税って ニュースを見かけましたが 捨てられたペットを拾って育ててる人がいる事、知らないのかな?どうなるんでしょう...
本当に最近は 生態系が変化するほどに 飼って捨てる 
ゴミでも そこらへんに捨ててはいけないのにね ましてや生き物を...捨てるまでは大事に 一緒に生活してたはずなのにね
 信じられない! まして 「赤ちゃんポスト」これも信じられない! 人間って 恐ろしい動物ですよね...
Commented by yayoitt at 2010-11-30 05:22
Kepさん

ペットを飼う人に課税 ・・・
その意味はよくわかるけれども、それで、どの程度、
ペットを安易に飼う人が、購入する人が減ってくれるか ・・・

命なんですよ、責任があるんですよ
ということを伝えたいんだと思いますが、これであっても
やはり、捨てる人は、放棄する人は、絶えないでしょうね ・・・。

そういう、物質的豊か過ぎな国ですよね。

確かに、捨てられた、放棄された命と共に生きようとする人も
いるのだから、そちらへの、経済的配慮も、欲しいですよね。

大量消費社会では、何でも手軽に安価に手に入って
その物の ありがたさ というものに、気が付きにくいのでしょうね。

赤ちゃんポストというのが、あるんですか??
コインロッカーベイビーのような??

不要赤ちゃんを ・・・ ということですか??

本当に 命 のこと ・・・ どう考えているのだろう。
<< はやく来ちゃった、エジンバラの冬 スカンジナビアの冷たい空気と、神経痛 >>