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日曜の夜と ・・・
学校で苛められっ子だった小学生時代。

日曜の夜が、嫌で嫌で仕方がなかった。

夕食が終わる頃に始まる サザエさん を見ながら ・・・

その映像がどんなに涙でゆがんだことか。

わたしの子供の頃の生活は、常にテレビ番組と共にある。

鍵を持たない鍵っ子は、家に帰るとすぐにテレビをつけた。

少しずつ自分に自信がついた頃、アニメは、輝いて見えた。

友達ができると、テレビ番組はとても大切な、友情の橋渡しだった。

今でも、見続けたテレビ番組は、ありありと思い出すことができる。

その中でも 一番好きだ と言えるのは ・・・

 トムとジェリー

トムとジェリーは、ひとつの物語がおおよそ6分。

テレビ番組は、トムとジェリーが最初と最後に2作品、間に他のアニメが1つあった。

トムとジェリーの話なら、題名を見ただけで、どんな物語が説明できる。

何度も、繰り返して放映されており、その度に必ず見ていたからだ。

今になって、ふと口ずさむ歌がある。

トムとジェリーの中で歌われた歌だ。

英語なので歌詞はわからないけれど ・・・

 確か、ジェリーのおじさんが、ギターを抱えて演奏に来る話だったなぁ~

Crambone(クランボーン)という題名の歌だ。

また、度々、口ずさむ、おどけた歌がある。

それはとても短いけれど、子供の頃から繰り返して歌っていた。

苛められっ子を脱して、友達ができた頃 ・・・

おどけて、ひとを笑わせることで友情を得ていた小学生時代。

こういう歌や言葉、仕草を真似して、必死にひとを笑わせた。

 その話が ↓ こちら (トムとジェリーの真ん中の作品から)

今見ても、涙が出る。

それは、腹を抱えて笑った可笑しさと ・・・

懸命に、誰かにぶら下がっていなくては守れなかった子供時代の不器用さ ・・・

子供たちは、色々なことを感じて考えて、一生懸命に生きている。

久し振りに見たアニメに、あの頃の思いがこみ上げる。

そんな、明日は月曜日。

そんな、今夜は日曜の夜。
by yayoitt | 2010-10-03 02:07 | 遠くにて思う日本
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