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ノーマン姫の思い
1歳半で、私達の元に来たノーマン姫。
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気が強くて、ちょっとやそっとじゃ、甘えてくれなかった。

お腹を撫でさせてなんか、絶対にくれやしなかった。
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2年目くらいにようやく、少し甘えることを覚えてくれた。

それでも、やっぱり強情な姫は、私達の手や顔を舐めるなんてことはしない。

2週間も家を空けて、久し振りに姫に会った時だけ、ちょっと舐めてくれる。

そうすると、私もマイケルも、泣くほど嬉しかったりする。
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私が怪我をしてから、5週間経った昨日のこと。

いつものように、姫のベッドで彼女の身体を撫でていた時 ・・・

クンクンと、受傷した掌の匂いを嗅いだ姫。

そして

掌の、他のどの場所でもない、骨折した骨の辺りを ・・・

姫は、優しく、何度も何度も ・・・

舐めてくれたんだった。

 そこに、すき焼きのたれでも付いてるのか?

と思うほどに、それはでも、優しく、丁寧に ・・・

まるで、彼女が尋ねているかのように。

 もう、骨はくっ付いてきたの? まだ、痛いの?

って。
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だだ漏れな私は、だだだだだ漏れたよ。

もう、誰よりも、ノーマン姫のことはわかってるつもりでいるけれど。

本当の彼女の心は、やっぱり正直、ハテナだらけで。

だけど、そんなブキッチョな彼女が、どうしようもないほどに愛おしくて。

あなたと過ごす1秒、1秒が、尊くってしようがないよ。
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by yayoitt | 2009-03-16 05:48 | 愛犬ノーマンのこと
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