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ノーマンの犬生天秤
先日、13歳(くらい)の誕生日を迎えた、我がお嬢。

ノーマン。

最近になって …

噛めない物、噛もうとしない物、口に入れても出す物が出てきた。

口の中を見ると、歯肉は綺麗なピンク色だけど、歯は長年の汚れが溜まってる。

色々と、葛藤する。

 口腔内の処置は、全身麻酔が必要だしなぁ

 もう何年も前から、心雑音があるって言われてるしなぁ

 しかも、高齢だしなぁ

 ってことは、麻酔をかける上でのリスクは最上級だよなぁ

 でも、今からまだ2年も、3年も生きてくれるかもだしなぁ

 そうだったら、今がまだ麻酔をかけるのには、若い方だしなぁ

 それにもし、後々に、口の中の痛みとかで物が食べられなくなったら …

 ノーマンにとっての一番の楽しみは  だからなぁ


ものすごい、沢山の だしなぁ が頭の中をグルグル。

そこで、思い切って獣医師に相談。

 ノーマンを、全身麻酔の準備で病院に連れて来て、

 聴診や口の中をよく診察してから、それで、どうするか決めよう


ということに。
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ケネルの中で、すぐに落ち着くノーマン嬢。
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そんなに沢山は、いない。

動物病院のケネルの中で眠れる犬。
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 やっこがいるからだろう とマイケルは言うけれど …

どうかな。
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全身麻酔もスムーズで …

信頼できる同僚と獣医師に任せての、術後。

ノーマンは、まるで昼寝から目を覚ますように覚醒してくれた。
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目覚めたすぐにオシッコをして、思わず飛び起きたくらい。
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高齢の犬との暮らしは …
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天秤にかけることが、沢山ある。
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共通の言葉を発さない彼らだから …

愛する私たちが、その釣り合いを見て、そして決断する。

それは、容易いことではないけれど。

とても、尊いことだと感じる。
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帰りのタクシーで、眠るノーマン嬢。

 よく頑張ったね

 歯が光ってるよ

 2本の折れてた歯を取り除いてもらって良かったね

 これが最後の全身麻酔だからね

by yayoitt | 2014-05-30 05:01 | 愛犬ノーマンのこと | Comments(12)
シェルターの犬たちにチャンスを与えたいと
 捨てられた犬たち …

 哀しいかな …

 シェルターから抜け出せる為の力となる写真に現れるチャンスは … 

 ごく、僅(わず)か

 沢山の群れの中から立ち上がって、直接的に  さない限り …


 Abandoned dogs sadly have really few chances to appear
 on a photo that will help them get out of the shelter…
 [one] that stands out from the crowd, and ‘speaks’ to a person

ハンガリーはブタペスト出身の写真家 Sarolta Ban

彼女は、そう言う。

そんな チャンスを与えられないシェルターの犬たち にチャンスを与えたいと。

こんな写真を撮り出した。

ジュエリーデザイナーである彼女が、写真に加える希望という名のマジック …

              ゼー と フェボ
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            バウンダー(アダプトされました)
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            ジャズミン(アダプトされました)
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                サミー
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                リンゴー
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                タニャー
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                メイコ
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             タッカー(アダプトされました)
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                ぺティー
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(英文は、私なりに訳させて頂きました)
by yayoitt | 2014-05-29 19:29 | 保健所の動物のこと | Comments(4)
この子がした … オナラ
我が動物病院には、犬用のケネルが5つ、猫用のケネルが4つある。

犬のケネルの部屋は、手術室の真向かいにある。

そこは比較的、狭い部屋で、ケネル以外は何もない。

引き戸で区切られている。

ケネルのひとつは …

獣医師の犬のジェシー(スタフォードシャーテリア)が、陣取っている。
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暇があれば、そこに行って、術後や調子の悪い犬たちを見に行く。

また、ジェシーと話しに行く。

が …

私は、そのケネルの部屋に、もう1つの理由で、よく行く。

その、ケネルの部屋に行く理由とは
by yayoitt | 2014-05-28 05:16 | 動物病院での出来事、仕事 | Comments(13)
週の真ん中に … 水の中での犬たち
親友のタコちゃんが、教えてくれた写真集から …

Underwater Dogs (Seth Casteel)

こういう写真を撮ろうという発想が、すごい!
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 やっぱり … どうしよーもないほどに愛おしいやつらよ
by yayoitt | 2014-05-27 03:41 | 迷い犬、犬のこと | Comments(4)
凍る花火
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沢山の人々の歓声とか

ぶつかる肩とか

漂う煙の香りだとか

蒸し暑い夜の色彩とか

開く花より、少し遅れて届く音だとか

花火への想い出は、つれづれなり …。

西洋の国で見られる、祝いのための花火よりも

私は、やっぱり日本の、季節の彩としての花火が好き。

花火 … 思い浮かべるのは、真夏の川べり。

花火 … そして、もうひとつの光景。

真冬の凍てつく夜中の花火

それは飛騨の山深い村。

茂る森に水しぶきをかけて、森の一部を凍らし、照明をあてる。

氷点下の森 と呼ばれる催し(村興し)。

厳しい真冬の一晩に、大勢の人々が集う。

その夜は、ちょっとした祭りである。

賑わいの締めくくりが … 盛大な花火

すする鼻が瞬時にしてぱりぱり、と凍るほどの寒い夜。

青や赤や紫、さまざまな照明で燃え立つ、凍りついた木々、森。

その背後、からんと落ちてきそうな星の合間に、上る花火

私は、大人になって …

高校を卒業したのを大人と呼んだとして …

初めて恋愛した人と、毎年、この行事に出掛けていた。

この花火が、好きで、好きで。

この痛むほどの寒さと、あふれかえる賑わいが、好きで、好きで。

 遠くから 胸ふるわす

 音が響いてくる


私は、大人といえど、まだまだ幼くて。

けれども、瞬間、瞬間が幸せで。

ひとつひとつの見るもの、経験することが、心に熱く浸透して。

 感動

とか

 感激

とか

 すごい

とか …

そんな言葉を連ねて、自分という世界と、それを包む世界を愛した。

花火

思い出すのは、冬の花火

あの、暗い闇から突然に生まれる人為的色彩。 

そして、人々の黒い影に、拍手の音。

冷たく悴(かじか)んだ両手。

隣の、優しい人。

いつか、もう一度、見てみたいと願う花火
by yayoitt | 2014-05-26 02:42 | 恋愛とは... | Comments(6)
そやそや、ほんと、そやわ
犬と暮らしている(暮らしたことのある)人ならば …

きっと、大きく頷いてしまうはず。

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     (左上 → 右上 → 左下 → 右下)

 もし、そ~っとやれば、邪魔することなく、あの隙間に入れるな

 そ~っと そ~っと

 よしよし、この調子

 えへへ ボクのこと、気付いてもいないや



愛おしい子よ。
by yayoitt | 2014-05-25 02:46 | 迷い犬、犬のこと | Comments(4)
母親の慟哭
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 ある10月末の午後に、私はその家に到着した

 紅葉した葉が誇らしく燃え盛っていた

 そして、私は牛たちが、思っていたよりもずっと家の傍にいるのに気が付いた

 私が車を降りる前に、彼らの声が聞こえてくらいだった

 車のエンジンを切ると同時に、何か、酷いことがおこっていると知った

 私はその、混乱したありさまを目撃することとなった

 牛たちは、うなり、足を踏み鳴らして、牧草地をよろよろと歩き回っている

 私の車の6mほど向こうで、彼らは互いに衝突しあい、フェンスを押している

 12頭ほどが、狂気じみた目で立ち尽くし、鼻をクンクン言わせながら
 ひどく金切り声をあげている

 悲しいかな … 私はとてもよく知っていた

 彼らのその、困惑と騒動の理由を

 ″ 君たちの赤ちゃんたちを、連れ去ったのね ”

 私は悲しみながら、一頭の牛の、その悲痛に沈んだ瞳を見つめながら言った

 彼女は、その目をぐるりと回転させ、さらに大声で鳴いた


 胃の辺りに吐き気を感じながら、その家に入って行った

 その家の責任者である女性、メアリーは、そこを住まいにもしている

 ” あの牛たちは半狂乱になっているわ ”

 私が言った

 牛たちの慟哭は、家の中にも響き渡ってくる

 私は今まで、こんな声を聞いたことがない

 ” これは、いつまで続くんですか? ”

 ” 明日までよ ” 

 と彼女が答えた

 ” そして、また屠殺所行きのトラクターが来て、それで終わりよ ”

 私の心臓が、まるで床に叩きつけられるような思いだった

 あの悲惨な母親牛を見つめていたときの、激しい瞬間を思い出していた

 そのまさに、眼球と眼球とも言える、あの瞬間を


 西バージニア州での、これらの体験 …

 ただ目撃者として耐えなくてはならないことほど、私を打ちのめすものはない

 そして、 これほど精神的に傷付いたことも … ない

 Valerie Macys



(英文を、私なりに、なるべく忠実に訳させて頂きました)

CCTV for ALL Slaughterhouses から


乳牛の子牛のことについては 乳牛から生まれてきた子牛で を

英文はこちらです
by yayoitt | 2014-05-24 01:43 | 愛する動物のこと | Comments(6)
彼女の見つめるのは …
夕食後。

キッチンのカウンターテーブル越し。
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 あつい視線ってわけじゃないもん
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てな風で。

それでも …

じっ と。
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 ノーマン それ、結構、熱いかも
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私のことを、こんな瞳で見つめてるのかと思いきや …

やっぱり、ノーマン。
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気になるのは、目が離せないのは、そこにあるヨーグルト。
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 いや これ、私のやしな
by yayoitt | 2014-05-23 03:29 | 愛犬ノーマンのこと | Comments(8)
おっとさん、ボンヴォヤージュっっ
もうすぐ、ぢょうど4年になる。

2010年の6月に、10年に渡って辛い闘病生活を続けた彼女 ...

おっかさん が逝ってから。

10年間を、愛する妻の介護で過ごしていた、おっとさん

彼の、彼が彼らしく楽しもうと言う時間は、4年前から止まっていた。

それまで、何処に行くにも、何をするにも、おっかさんと一緒だった人だから。

友人と呼べる人すら、おっかさんの友人だった人だから。

何かと会って話せば、いつも、おっかさんとの時間の思い出話になる。

 忘れられることなんてあり得ないのだから …

 心や頭の中から、無理に追い出さなくて良い

 時間が癒すなんて、それが本当のことなのかなんて、わからないし

 立ち止まっていたいのなら、それはそれで良いんじゃないか


私は、そう思って見守ってきた。

彼の子供であるマイケルや、マイケルの姉には、その姿は辛く映った。

辛くて、悲しくて、もどかしくもあった。

だけど、おっとさんは、おっとさんでしかどうしようもできない時間を生きている。
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そんな … おっとさん

この土曜日から、大きな一人旅に出掛ける。

オーストラリアへ、独り旅立つ。

時間も、彼が彼の為に使えるお金も、たっぷりある。
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色々なことを心配して、ここまで来たけれど …

2ヵ月ほどの旅に、出掛けていく。
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 おっとさん

 おっかさんを連れて行ってね


と、心の中だけで、私は呟く。

 ボンヴォヤージュっっ 良い旅を!
by yayoitt | 2014-05-22 04:36 | 国際結婚って... | Comments(2)
目が見えなくなった犬が …
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 この、目が見えなくなったラブラドールは

 どこへ行くにも、ご飯のお皿を口にくわえて歩く

 そうすることで、物に体当たりすることがないから

 このお皿は、彼にとっての杖(つえ)なのである

 なんて賢くて、勇気のある愛おしい子よ!



この写真と文を読んで、思い出す友がいる。

彼女は、彼女の愛する犬が盲目になった時に …

たくさんの ぬいぐるみ を、テーブルの足や家具の角にくくり付けた。

愛する犬が、家の中の  にぶつかってしまわないように。

角という角に、柔かいぬいぐるみをくくり付けたのだった。

我が家のお嬢も … 見つめる瞳が湖のように光ってきた。

年を重ねる愛おしい命の美しさよ。

そして、知る優しさ、愛情の深さよ。
by yayoitt | 2014-05-21 02:57 | 迷い犬、犬のこと | Comments(13)