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腕の中で逝った Dash(ダッシュ)という犬
日の短くなった冬の曇り空が、病院の小さな窓から見える寒い週の終わり ・・・。
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私の腕の中で、眠りに落ちるようにして逝った命がある。

泣きじゃくりながら、最後の最後にはどうしてもそこに居られないと、飼い主さんは診察室を出て行った。

その子は、3歳にならない ウェストハイランドテリア の男の子。
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Dash(ダッシュ) は、何かの事情があって、最初の飼い主さんから手放された。

里親探しセンターで Dash(ダッシュ) がどのくらいの時間を過したのかはわからない。

新しい飼い主さんの元に、彼がやって来たのは 2ヶ月前 ・・・。

Dash(ダッシュ) は、とても体が小さく怯えていた。

新しい飼い主の女性 Mrs.D は、Dash(ダッシュ) とずっとずっと共に生きようとしていた。

Dash(ダッシュ) は、人を噛む、人間に対してとても凶暴になる、子供に牙を向ける ・・・ という理由で診察の予約が入った。

待合室で Mrs.D の椅子の下で佇んでいたその小さな身体は、震えていた。

片目を少し覆ってしまうような黒いマズルの淵から、怯えた瞳で私を見つめていた。

獣医師との、長い話し合いの終わりに、獣医師が無言で私を呼びに来た。
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激しく唸り、吠えながら抵抗する Dash(ダッシュ) の身体を抱きしめた。

麻酔の薬が充分効いていても、彼は、やはりその怯えた目で見つめ、必死に抵抗をした。

 大丈夫、大丈夫、何も怖いことはないから大丈夫、怖がらないで ・・・

まるでそれは、自分に言い聞かせるような言葉でもあった。

数秒後、少し汗ばんだような温かな彼の身体は、私の腕の中で浮んでいた。

私は Dash(ダッシュ) のことを何も知らない。

Dash(ダッシュ) がこの3年弱を、どのように生きて暮してきたかを何も知らない。

どこから来たのか ・・・

最初の家族に、愛されていたのか ・・・

牙を向けるようになったのは、噛むようになったのは何故なのか ・・・

誰かのことを、信じられたのだろうか ・・・

何を恐れていたのだろうか ・・・

どうしてあんなに、人間に対して怯えていたのだろうか ・・・

まだ若い、白い、柔らかな毛と薄く透けて見える桃色の肌にキスをする。

 もう、怯えることは何もないよ

そう言って、私は酷く悲しくなった。

怯えていたのには原因がある ・・・

意味がある ・・・

メッセージがある ・・・

Dash(ダッシュ) の恐怖や怯えを理解することもなく、ただ私は、眠らせることで彼が楽になった ・・・ と信じたいだけなのではないだろうか?

その瞳を無視して、その震えを見ない振りをして、ただそうするしかないと、決め付けたいだけなのではないだろうか?

まだ新しい黒い首輪を外し、小さな顔に食い込んでいるマズルを外した。

Dash(ダッシュ) がさっきまで、怯えて抵抗して怒って啼いた、その水滴がマズルの内側から零れ落ちた。
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Dash(ダッシュ) が佇んでいた待合室の一角に、木枯らしが隙間風になって埃を舞い散らした。
by yayoitt | 2007-11-30 23:41 | 動物病院レポート ケースから | Comments(24)
あなたを諦める理由
クリスマスまで、あと1ヶ月足らずとなった冬の空 ・・・。
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朝方の冷え込みが、辛くなってきている。

クリスマスというイベントに向けて、多くの人々が街へ詰めかける。

何かサプライズなプレゼントを ・・・ と興奮で胸をときめかせながら考えたり。

何か特別な、驚くような、プレゼントを ・・・
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年明け、最も気温が下がる時期、犬猫、ウサギなどのペット動物が捨てられる。

道路の淵に置き去りにされる仔犬 ・・・

スーパーの買い物袋に入れられてゴミ箱に捨てられる仔犬 ・・・

人の目によって見つかり、助かる命は多分、氷山の一角。

先日、SSPCA のニュースレターに書かれていた、ロットヴァィラーの仔犬のこと ・・・
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生後3日のその仔犬は、封のされた袋の中に入れられて捨てられているのを、通りがかりの人に見つけられて保護された。

頭に大きな傷を負い、ナイフ、またはハサミで、その小さな尻尾を切られていた。

多くの人々からの励ましや、里親になりたい、という声も虚しく、この グレーテル と名前を貰った仔犬は、SSPCAにて亡くなった。


       飼い始めた犬や猫を、手放す人々の理由は様々である

離婚したから

子供が生まれたから

新しい土地への引越すから

アパート、マンションへの引越すから

ペットが沢山になったから

維持費が掛かりすぎるから

年を取っているし、病気があるから (動物が)

飼い慣らされていないから

欲しくなかった、不要な仔犬、仔猫だから

やんちゃで破壊的で、ルールに従わないから

言うことを、聞かないし、ちゃんと言われたように行動しないから

誰もペットの面倒をみる人がいないから

忙しすぎて、犬にかまっている暇がないから

犬が凶暴だから

アレルギーが出たから

新しいソファーを買って、それに傷を付けたくないから

噛むから

引っ掻くから

家具の色に、合わないから

仔犬の頃は小さかったのに、大きくなってしまったから

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SSPCA に電話を掛けてくる人の中には、こんな人もいるという。

 “ もしも、うちまで引き取りに来てくれないんだったら、明日にでも病院に連れて行って安楽死させるよ ”

今年のクリスマスも、プレゼントとして、誰かから誰かの手に託される小さな命がある。
by yayoitt | 2007-11-29 04:42 | 迷い犬、犬のこと | Comments(32)
こんな、平日の夜
週の半ばは、少し気だるい。

夜には、どっと疲れが押し寄せたりする。

今日の失敗だとか、昨日の悲しい出来事を、思い出す。

そんな平日の夜 ・・・

それぞれが、それぞれで好き勝手に動いている。
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        2歳の誕生日にもらった新しい玩具で遊んだり
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              おチンチンを掃除したり
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         いつもと同じように、Kongを必死にほじくったり
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       インターネットで好きなサッカーチームの情報を見たり
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             床に倒れこんでみたり
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         綺麗に咲いたバラの花に見入ったり

それぞれが、それぞれに、好きな格好で好きなことをして過す。

それぞれに、抱える今日とか忘れる昨日を、ただ黙って閉じ込める、

そんな平日の夜。
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       そろそろ、来年の北極熊のカレンダーを予約しなくっちゃ ・・・
by yayoitt | 2007-11-28 05:19 | 英国暮らしって... | Comments(10)
交換日記と偽善心 ・・・ 幼少の頃の思い出
 ・・・ 子供とは、その小さな身体で実に多くのことを考えているものである

多くを考えるのだけれども、深さがないことが多い。

それは経験によって奥行きや広がりを持つもので、経験年数の少ない子供には、到底、仕方のないことなのかもしれない。

田舎町の小学校の木造校舎は、富山湾へとそれが注ぐ荒城川の裾にあった。
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ベビーブームの子供たちで、1万5千人ほどの町なのに小学校は2つもあり、そのうちの大きい方に私は通っていた。

その頃、全校生徒数は1千2百人を超えていたが、現在は6百人ほどしかいないと聞いて、少し寂しくなる。

私が3年のことだったと記憶する。

入学した時から複数の子供に苛められていた私だが、その頃には、おどけて笑いをとる ことで友達を作っていた。

おどけ という名の鎧を身に付けて自分に自信を持っているようで、胸を張っては歩けない、そんな子供だった。
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男女20人ずつ程のクラスには、まるで自分が2年前そうだったかのように、大人しい女生徒が苛められていた。

皆、山に囲まれた田舎町の子供なのに、更に山側から通う子供を田舎面の子供がからかい、仲間はずれにする。

彼女のことは誰もが、名字で Kさん と呼んでいた。 

笑うと八重歯が現れ、更に歯茎を見せる、それを気にしてなのか、口をいつも手で隠して喋る為に声が小さく、大人しいイメージがあった。

毛細血管が透き通って見えるくらいに色白の彼女は、授業中によく鼻血を出した。

Kさん には友達がいなかった。

男子生徒から苛められるのを、側で見ていた女子生徒は、自ずから彼女には近付かなかった。

そうして Kさん はいつも、クラスの隅で指をくわえて立つようになり、誰も彼女に声をかけなくなった。

私の胸の中には、2つの感情が浮んでいたように思う。

 苛められてかわいそうだ

 Kさんが、もっと積極的に皆に話しかければ良いのに

後者の感情は、自分自身だって2年前まで苛められていたが、それを克服したんだ、という自負であり、見下しでもあったように思う。

 ・・・ 子供とは、その小さな身体で頭で心で、色々なことを感じ考え行動する

道徳の授業かなにかで、いじめの問題について話を聞いたのだと思う。

過去の自分を、まるで自分自身で Kさん に見る気がした私は、ある考えに至った。

生まれてはじめての 名案 だと、そう思ったらすぐに連絡網から Kさん の電話を探していた。

電話の先の彼女の声は、微かに震え、弾んで、時々に裏返ったりしていたのをはっきり覚えている。

その時の私は、確実に Kさん の上に立っていた

Kさんを かわいそう という気持ちで明らかに、見下していたのである。

私の申し出はこうだった ・・・ 明日から交換日記をしよう
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交換日記とは、鍵の付いた日記帳やノートなどを、友人やボーイフレンドと交互に書いては渡し合うもの。

秘密めいているだけに、交換日記をする相手とは、いかに自分にとって大事な人か という証のようなものでもあった。

私が彼女に申し出た交換日記、そこには明らかに 慈悲の気持ちがあった。

慈悲だけではなかったのだ。

喜ばせてあげよう、きっと感謝されるだろう ・・・ そして ・・・ それを誰かに話すかも知れない、それで明るくなって皆が驚き、私がきっかけなんだと褒めるかも知れない ・・・

そこには全て、計算されて自分に返って来る得というものが、想定されていたのだった。

受話器を置くと、夕焼けに赤らむ3件ほど店が並ぶ商店街へと出掛け、かわいらしい日記帳を選んだ。

私は、はしゃいでいたし興奮していた、浮かれた気分になって自分を褒め称えてすらいたのかも知れない。

Kさん との交換日記は、2週間ほどで、お互いに4回ほど絵や言葉を書いただけで終わった。

私が終わらせた のだった。
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日記帳の表紙に私が書いた こうかん日記 という文字の周りを Kさん が絵で飾ってよこしたのが気に入らなかったのだった。

Kさん はその後、私に訳を聞いてきたのだろうか、そんなことすら覚えがないほどに私は、彼女を突き放したのだった。

 ・・・ 子供とは、その小さな身体で以って、誰かを深く傷つけることができる

そしてそれは、多くの場合、傷つけた方は記憶していないのだ。

傷を残された者だけが ・・・

受話器を握って喜んだ記憶だとか、ワクワクしながら秘密めいた日記の表紙に絵を描いた記憶とか、思い出す度に悲しむのである。

あれからの Kさん の記憶は、不思議なほどに持ち合わせていない。
by yayoitt | 2007-11-27 04:12 | 思い出 | Comments(19)
とほほ ・・・ な月曜日
          今日は1日、失敗や苛々の連続だった

6時に起床して出掛けた散歩中 ・・・ 

拾い食いがひどいノーマンクライドが、あっちとこっちへ引っ張るわ、引っ張るわ。

早朝の住宅街で、我慢できずに大声で2犬に怒った。

 “ おいいいいいいっっ!!!待てぇいっっ!! ”

怒られた張本人は引っ張り続けたままなのに、昨日誕生日だった ジェイク が尻尾を挟んで目を反らしてしまった。

ジェイクはいつも静かに私の横を歩き、決して拾い食いもしないのになぁ~。

         あぁ ・・・ すまないのう ~~

反省しつつ、気を取り直してっと ・・・

冷凍保存して一昨日に解凍した、ノーマンのご飯用のブロッコリーをタッパから出したら ・・・

く、く、く、くっっくっっ、臭いんやんくぁっっ ・・・

茹でてから冷凍、解凍して2日ほどだが、きっと水分が多いから腐ってしまったぁ。

食べ物を無駄にしなくちゃだし、ノーマンご飯の一品が減ってしまったわぁ。

         あぁ ・・・ すまないのう ~~          

深く反省しつつ、気を取り直してっと ・・・

あっついシャワーを浴びながら、今朝の2つの出来事を反省していた。

フンフンフンフ~~ン♪ という歌を歌う気分ではない。

滝に打たれて心を清めたい という感じだなぁぁぁぁ ・・・ ぁ ぁあ??

          あがあああああああっっっっっっがっっっ
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シャワーヘッドが写真手前の壁に付いているのだが、その壁に近付いて立ち 滝に打たれていたら ・・・   

バスタブの淵が まぁるくカーブ しているものだから ・・・ 

真っ裸で思い切り倒れるとっっ
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まるでボーリングのレーンを転がるボールの如く、狭いバスタブを思い切り背中で滑り、反対側の壁で跳ね返り、タブの真ん中で止まった。

裸で両足を投げ出して悲鳴もあげれずひっくり返った可哀相なカメの如く ・・・ 情けなさで一杯に。

       あぁ ・・・ アホやのう ~~

打ち付けた尻を撫でて深く反省しつつ、気を取り直してっと ・・・

病院で仕事し始め、身体も脳も活性化されてきたか、と感じ始めた頃。

手術の準備の為、全身麻酔用のチューブ(気管に入れる)の大きさを聞こうと獣医師の部屋に入った。c0027188_531920.jpg

既にそこにいた同僚が “ で、チューブの大きさは? ” と尋ねるのを側で聞いていた私

うんうんと、頷きながら聞いていた、はずな私 ・・・。

獣医師が、11号と12号、と応え終わるのを待ち、口を開いちゃったし。

 “ ところで、チューブの大きさは何にしますか? ”

目の前の2人が思いきり、診察台に頭を打ち付けた。

あぁ ・・・ ドアホやのう ~~

これが、ドタバタお笑い劇なら笑えるのに、実際の生活で起こると ・・・

なんだか、落ち込む(涙)。
by yayoitt | 2007-11-26 03:27 | 英国暮らしって... | Comments(16)
Jake の悩み ・・・ 僕を独りにしておいて  
僕は、からだがちっちゃいんだ

僕は、足が短いんだ

ここには、おっきなお姉ちゃんと、やっぱりおっきなお兄ちゃんがいる

僕は、やっこおばさんに付いて歩くのが好きなんだ

      ここで座ってる、やっこおばさん、何してるんだよ-
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ジョー        あ ・・・ おばさん、オシッコかぁ ・・・

だけど、いつも誰かが付いて来るんだよなぁ

僕が、やっこおばさんを追い駆けると必ず ・・・
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            ほら ・・・ 来た
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             来た
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          近付いて来た 
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        おい、坊主、どけよ    は・・・はいっっ         
by yayoitt | 2007-11-25 08:51 | マイケルのドッグウォーキング | Comments(14)
クマよ クマよ もう一度、呼んでみる
日本における  の生息数 ・・・ 約8千~1万2千頭

西日本では、至る所で  の生息分布が途切れて姿を消しつつある。

九州では既に絶滅、四国では絶滅寸前

             人間の開発行為 

1960年頃から、大規模に広葉樹(ブナ、栗)を伐採、杉や檜などに植え替える拡大造林施策が取られた。

 は、餌となる木の実を得ることができず、冬眠として使用する場所も失った。

             狩猟、有害駆除

有害駆除という名目で行われる 春グマ狩り は、メス熊や子熊も無差別に射殺する。

狩猟者でもない 農民が密猟 している現状もある。

地域住民からの 熊を退治して欲しい!何とかして欲しい!という願いが強いのだろう。

それを受けて、違反のワナや檻(おり)を設置するという行為に至っている。

人間によって生きる場所と食料を失っている  やイノシシが、このワナによって多数死んでいる。

狩猟倫理に欠けており、残虐な方法で殺処分するという悲しい現状がある。

鉄棒で突いて殺す 毒殺 電気殺 餓死 熊牧場、動物園に押し付ける(=一生涯をそこで苦しんで暮す) 檻で飼い殺す ・・・ など。

檻の中の  を鉄棒で突き殺す時、血が良く抜けるよう管をとがらした鉄棒、柄の付いたクマ刺し棒を使用している町村もある。

檻で捕まえた  が、住民のから、その  を殺さずに再び山に帰すという奥山放獣の反対にあい、結局は狭い檻で飼い殺す所もある。

捕獲しても、9割は殺処分されている のが現状である。

日本熊森協会 では、この日本の 熊たち の為に地道に活動する人々、それをサポートする人々がいる。

姿を見られたから射殺される 
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自ら人を襲うと、誤解されて怖がれれて射殺される  
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彼らは人間に会いたくなんかない

人間から隠れて暮していたい。

人間に見つからずに、子供を守って生きたい。
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それなのに ・・・

人間は、わざわざ森林に踏み入り、楽しむかのように見つけて殺す。

熊牧場に送って、今までの全ての生活と切り離し、精神症状を来たして死んで行くまで生かされる。

日本の  たちは一体、何をしたと言うのだろう ・・・。

                 クマよ ・・・
by yayoitt | 2007-11-24 06:55 | 愛する動物のこと | Comments(8)
日本ちょっぴり切ない旅 何てったって北海道だもん    (道産子と夢みたいなモエレ沼)
興奮冷めやらぬまま、ちょっぴり照れ臭さ消え切らぬまま、少し雨も降り出してきた
ピクニック

道産子某Kさん(この日の計画者、演出者、運転手、プロデューサー)が、自分の時計を見て叫んだ。

 “ はっっ !! 急がなくっちゃっっ !! ”

千歳空港近くのこの公園から、次の目的地は 札幌市内の モエレ沼公園 ・・・

前々から、“ モエレで愛する道産子たちと一緒に歩きたい! ”という私のわがままを聞いてくれた。

そこには、以前から会いたいと願っていた 柴犬のMaisy と ご主人のNちゃん が待っていた。

Nちゃん は、生後間もない娘ちゃんを抱いて、約束の場所で待っててくれた。

小雨が降り、風の強い広い広い公園で、車で送ってくれた優しいお父様(ありがとうございます!!)と共に、ジッと佇んでいてくれた。

その時には既に 愛犬のちゅう が私達に参加してくれていて Cooとわんさ Maisy と皆で賑やかに歩き出した。

語りながら歩き出して ・・・ 
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語りながら歩いてぇ ・・・
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          語りながら歩いてぇ ・・・
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          語りながら歩き続けてぇ ・・・
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        語りながら あれ ・・・ 登り出したぁ ・・・
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        語りながら、登っているのはモエレ山ぁ ・・・
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  Nちゃんは娘ちゃんを抱いて、大きな肩から吊るしたバッグもあるのにぃ ・・・
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  みんな、みんなぁ、みぃんなぁ ・・・ そこからの見晴らしが良いと登ってくれた

それまで、メール、時に手紙やカード、そしてブログを通して心を交わしてきた 

そして、彼女たちが愛し、彼女たちを通じて私も愛おしくて堪らない 元気で個性的で愛してやまない犬たち

そこから見えた、ずっと見たがっていた風景なのに ・・・。

目に焼き付けることもないほど(しんどい思いで登ってくれたのに ・・・ ご、ごめんっ友と彼女の犬たち に心を奪われてしまった。

あぁ ・・・ 会いたかったぁ ・・・ あなた達に、本当に会いたかったぁ ・・・。

           会えて本当に、嬉しかったぁ ・・・。

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   山を下りたらモエレ堪能、ドッグカフェ(レストラン)初体験へと続く、続く  

ひとり裏話
by yayoitt | 2007-11-23 04:05 | 07 日本秋旅行 | Comments(8)
ご相談 ・・・ 消費大国、こぉんな無駄
それは私の 物欲 がきっかけだった。

カウントリー調の雑貨だとか、花柄だとか水玉模様だとかカラフル縞々(しましま)が大好きな私。

ある時、大好きなショップの1つ C K の 無料カタログ の配達を依頼した。
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何もかも高額なので、好きだからと言って簡単に購入することは出来ない。

だけどせめて毎月、新しいカタログを見て ニタニタ しようと注文した。

一度だけ、大きな買い物をした。

              ノーマンのベッド

ノーマンが 欲しい と言ってるとしつこくマイケル頼み続けて手に入れたベッド

初めてこのベッドに入った時に、勢い良く入りすぎたノーマン ・・・。

ベッドが大きく動いて音を立て、彼女はその音にびびってしまい ・・・。

       一度もそのベッドで寝たことは ・・・ ない

お預かりの犬たちはどの子も、喜んでそのベッドで率先して眠るのに ・・・。

それからは、ただただ毎月、送られてくるカタログを眺め、時々写真を切り抜いて手紙に貼ったりして楽しんで来た。

              が、その頃から

    ドサッ 
                   ドサリッ
         ドサドサッッ


郵便受けから入り込む 私宛のショップのカタログ が届き始めた。

見たことも聞いたこともないショップから、ブランドのカウントリークローズ、ガーデニング ・・・ などなど
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確かに Miss. Yakko T または Mrs.Yakko T となっている。

             こんなお店、知らない ・・・。

          こんなお店のHPも訪れたことはない ・・・。

       一体でも、なんで私の名前でカタログが送られてくるんやろう?


カタログの紙はとっても良質で厚みの厚いものが多い。

なるべく目を通さないようにしているので、結局はリサイクルビンの中へ放り込まれる。

          これって余りにも、無駄じゃないだろうか?

人々が、自然環境を訴え始めた今日この頃 ・・・ なのにも関わらず ・・・

お金の為に、資源もお金も労力も無駄にして、不必要なゴミを出す。

こういうジャンクメールは、どう対処したら良いのだろう??
by yayoitt | 2007-11-22 05:35 | 自然環境のこと | Comments(29)
一心同体
German Shorthaired Pointer(ジャーマンショートヘアードポインター) の Kyla(カイラ) は10歳8ヶ月の女の子。

ご主人の Miss.R は30代で Kyla(カイラ) と 5歳になる同じ犬種の Cara(カーラ) がいる。
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先週の木曜日、雨曇りのまだ暗い朝、病院の前で Miss.R が Kyla(カイラ) と震えて立っていた。

診療時間の8時半になる大分前だったので、彼女たちはずっと外で待っていた。

Miss.R は泣き崩れそうになりながら、本当に今にも倒れそうな顔色で表情だった。

呼吸が速く、肩で大きく息をして、明らかに パニック状態 であった。

どうしたのかを尋ねると ・・・

 “ Kyla(カイラ)の様子がなんだか変なの ・・・ 
 でも何がおかしいのか、よくわからないの ・・・
 ”

飼い主さんが症状を表現する時に、よく 何かがおかしい どうも普段と違う という言い方をする。

これはまるで、不明確で不明瞭、曖昧(あいまい)な表現のようであるが、実はとても大切な表現なのだ。

その動物のことを、誰よりも一番よく知っており、一番長く時間を共に過すのは、その飼い主さんだけなのである。

だから、飼い主さんが 何かがおかしい どうも普段と違う と思ったらやっぱり、
何かがおかしく 普段と違う のである。

小刻みに震えながら、持っていた Kyla(カイラ) のリードをようやく離して 額にキスをして泣きじゃくりながら我が犬を病院に残して去って行った Miss.R 。

病院の建物の中に連れて入る隣を歩く Kyla(カイラ) は断尾された尻尾を強く振っている。

    Miss.R の、あの状況にしては、意外と元気だなぁ ・・・

その日の検査結果 ・・・ 

血液検査、レントゲン検査、全身チェックから、高齢ということ以外、はっきりした異常なしだったが ・・・ 気になることが2つ ・・・

1 後頭部の右側部分が反対側に比べて微かに盛り上がっており、触ると少し痛がること

2 両目の瞬膜(第三眼瞼)が腫れ、常に半分閉じかかっていること
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その日は、抗生剤の注射を受けて家に帰ることになった。

が迎えに来た Miss.R の両目は腫れ上がり、午後から仕事中もずっと泣いていたんだろうと思わせた。

Kyla(カイラ) は比較的元気よくケネルを飛び出し尻尾を振り、私に連れられ、待っている Miss.R の、彼女に声もかけられずに泣く顔を見上げて、ゆっくり尻尾を振るのを止めた。

土曜日の朝、私が仕事場に到着すると同時に Miss.R と Kyla(カイラ) が入って来た。

Kyla(カイラ) は私を見ても尻尾を振ることなく、明らかに憔悴している様子。

Miss.R に、木曜日からの Kyla(カイラ) の様子を尋ねると ・・・

やっぱり両目を腫らし、私の顔を見ながら、こみ上げる悲しみを隠そうと必死に途切れ途切れ言った。

 “ もう、ダメだと思う ・・・ もう、眠らせてあげるしかないのだと思う ・・・ ”

私は “ そう、思うの? ” と聞き返した。

彼女は表情を崩して小さく2、3度頷き Kyla(カイラ) の額にか弱いキスをし、2時間後に電話をするからと残して建物を出て行った。

明らかに Kyla(カイラ) の元気がないのが気になり、また、彼女はケネルの中で一度だけ嘔吐した。

私はその日、午前中だけの仕事だったので、ケネルの中でうつ伏せている Kyla(カイラ) を撫でてキスをして家に帰った。

きっとその後、Kyla(カイラ) は飼い主が来るのを待ち、そして静かに、眠りに導かれるのだろう ・・・

そう、信じていた週末は、寂しかった。c0027188_7311757.jpg

週が開けて ・・・
by yayoitt | 2007-11-21 04:51 | 動物病院レポート ケースから | Comments(22)