「ほっ」と。キャンペーン
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感謝!!
皆さん、本当に、沢山の心温まる言葉を、ありがとうございます!!

こんなに、多くの人から、“おめでとう”と言われるのは、子供を生まない限りないのではないか、と諦めていました...。

本当に本当に、素敵な友達(と、あなたのことを勝手に友達と呼ぶ私...)が沢山いて、私はとっても嬉しいです。

無い物ねだりのわがまま女の私の為に、まるで自分のことのように喜んで下さる人がいること、心から感謝いたします。

夢へ一歩だけ近付いたこのチャンスを、体と心一杯に受け止めて経験して行きたいと思います。

本当に、みんな、ありがとうございました!!!
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by yayoitt | 2005-10-31 01:41 | やっこの思想 | Comments(3)
やっこ、新しい仕事へ
それは、突然の話で...

でも、私がやりたい!!と強く願っていることに一歩近付いたとも言えて...

再来週の月曜日(11月7日)から、新しい仕事をすることになりました

今の日系の会社は、来週一杯で終わりです。

話をもらった時に、考える間もなく、“はい、やります”と答えたその新しい仕事とは...

                動物病院の看護婦さん です。

以前に、ヴォランティアをずっとしていた病院から、今日1人、看護婦さん(前から辞めるつもりだ、とは聞いていました)が辞めた(お母さんの病死で落ち込んでいて、仕事復帰ができない、ということ)から、私に働きに来ないか?という電話をもらったのです。

今日、動物医師の ブラウン夫妻と正式に話をし、就職決定!!!

とっても嬉しいです。

今晩は、テイクアウェイ(出前)でお祝いです。

自分の一生を、動物の保護に奉げたい...と願っている私なので、動物病院での経験は、その基盤になり、沢山の知識が得られます。

人間の看護婦としての経験も少しは役立つだろうし...

大変なことは沢山あるけれど、いつもそこには、人間の手当てを望む、動物がいます...

その、小さな彼らの為に、一杯一杯、がんばるぞ!!!
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by yayoitt | 2005-10-30 02:40 | 動物病院での出来事、仕事 | Comments(32)
とっても嬉しい再会
木曜日の夕方、仕事から帰り、いつものように近所のコリー犬 ポリー と ペグ を連れて公園に行った。

ペグは現在10ヶ月、パピー(子犬)から大人になる境目で、とにかく何にでも興味を示し、ちょっとずる賢くもなって来たこの頃...。ポリーはすっかりおばあちゃんなので、いつもマイペースで、ちょっと気難しいお年寄り...。 2犬のリードを外して、公園の芝の上で遊ばせていた時のこと...

リード無しのスパニョールがまず、やって来て、ペグとポリーに挨拶に来た。

その次に、大きな闘犬用の犬(名前を忘れました)がやはりリード無しで来たので、ちょっと私は警戒していた、が、ペグとポリーに一瞥しただけで通り過ぎて行った。

その後を、黒いラブラドールがゆっくり、そしてちょっと右後ろ足を引き摺りながらこちらに歩いて来た。

そのラブが、私の側に挨拶に来て顔を上げた時に、私はすぐに “あれ?この顔、知ってる”と思い、殆どそれと同時に、“あ!”と気が付いた。

咄嗟に、首輪をつかんで、確かめた ...

やっぱりそうだ!あの犬だ!先週の金曜の夕方に、ずぶ濡れになって、何時間も彷徨(さまよ)っていたラブラドール...そして私に付いてフラットまで来て、応接間でお腹を撫でて~とせがんだ、あのワンコだ!!!”

そう思って、興奮して顔を上げると、ご主人と思われる中年男性が近寄ってきたので、私は興奮のあまり、主語もなく、その初対面のご主人に話し掛けた。

“あ、あ、迷子になった犬だよね?迷っていなくなった犬!警察に行った犬!”

最初、ご主人は、余りの唐突な私の一方的な喋りに驚いていたが、ようやく意味がわかったらしく、“うん、先週の金曜日の夕方...”と返事をしてくれた。

“私が彼を見つけて警察に連れて行ったの、だって、2時間はここでずぶ濡れになってて、それで、それで、私の家まで付いて来たの...で、で、警察に連れて行ったの...”

まるで5歳の子供が、今日あった話を一生懸命お母さんに伝えるのと同じである。

そのご主人は、微笑んで、“あぁ~、じゃぁ、君が見つけて警察に届けてくれたんだ、ありがとう”
と言った。まだまだ再会の興奮が収まらなくて、鼻息荒く、そのラブラドールの頭を撫でる私...。

何でも話によると、奥さんが散歩の途中で、犬がいなくなったのに気が付き、探したけど見つからず、またネームタグは何かの理由で取れてしまっていたらしい。で、翌日の朝、警察に連絡し、再会を果たしたと言うことだった。

本当に嬉しかった、今までこの公園に毎日来ていて、一度も会ったことがなかったのに、こうして偶然に、そのラブラドールと、出会った場所で再会できた。

きっと、心配していた私に、ラブが、ちゃんとご主人の元に戻ったから...と報告に来てくれたに違いない。


とてもとても、幸せな気分で、私のしたことが、あれで良かったんだ、と初めて自信を持って確信できた。

翌日、警察から手紙が届いていた。 ...{ あなたの届けてくれた落し物 “犬” は、落とし主が見つかりました } と書かれてあった。 
by yayoitt | 2005-10-29 01:40 | 迷い犬、犬のこと | Comments(6)
マル島旅行記 グレンコー秘境の土地
ハイランドを通り過ぎて、ノーマンを迎えにお姉さんの家に向かう最終日。

ハイランドでも私達が特に愛している景色は、グレンコーである。

ここには、スコットランド人が今でもなお胸を痛めて語る、とても悲しい話がある。

(ご興味あれば去年の日記をご参照下さい)
http://scotyakko.exblog.jp/d2004-09-02


このジャコバイツ一族が、グレンコーに住んでいた頃、彼らは盗んできた牛達をグレンコーを代表する山 三姉妹のうちの一つ目は奥深くに隠していた。

これが、隠された谷間 Hidden Valley と呼ばれている。

そこに行くには、グレンコーを望むメインの道路から、渓谷と山道を約1時間ほど登らなければならないが、私達夫婦にとっては、いつか来てみたい場所の1つだったのだ。

名前の如く、平地やグレンコーの周囲のどこからもその谷間は、見ることが出来ない、正に隠れた秘境なのである。

どうにか何度も繰り返し人が通った道らしき山道を登ること約1時間、途中には羊か鹿の角のついた頭蓋骨まで散乱していて驚き、また、橋のない川を越え...ふと、開けた景色が目の前に...

信じられない光景だった。

こんな山の奥に、そして、こんな細い険しい道の後に、大きく開けて平らな場所が私達を待っているなどと、誰が一体想像するだろうか???

その頃、牛を連れて、ジャコバイツ一族はどうやってここまで上がって来たのだろう???

四方を険しい山の肌に囲まれた平らな土地、まるでサッカー競技場を、コロッセウムを思わせるような地形である。

ずっと来たかった Hidden Valley、 今一度、スコットランド人の心に深い傷を残して流れるジャコバイツの血を、目をつぶって感じ取る...こうして、私達のマル島旅行は締めくくった。

うまく写真で、その大きさが伝えられないかもしれませんが...
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by yayoitt | 2005-10-28 20:11 | マル島旅行記 | Comments(8)
マル島旅行記 誰かいる!!!
灯台から帰ると、お腹も空いてちょうど夕食のいい時間。

早速、ホテル別館の食堂兼パブへ… マル島旅行中、毎晩、チップス(フライドポテト)を食べていた私…身体に悪いと思いながら、ホリデーだもん、と言い聞かせ、やっぱりこの夜も、ヴェジタリアンスープにチップス…

食事から帰ると、さすがに長い運転と、往復10キロの散歩で疲れたのか私は眠気が…マイケルは、そのままパブで、スコットランドサッカーの試合を見る為に残っていた。

私達のホテルの周りには家はない、丘の向こうに一件見えるのみ、あとはとにかく暗闇、しかも部屋がある建物は、パブや食堂、レセプションのある建物と離れているので、その明かりも届かない。

その夜のお客は私たち以外に、2組くらいる様子だったが、顔も合わせていない…静かだ、ただただ静かな夜だ… 部屋のテレビは電波が届かないので全部ジャミジャミで見えない…あぁ~眠い…

物音で目覚めるとマイケルがゲームが終わって帰って来たところ、そして彼がこう言った。

 外から、灯台の明かりが見えるよ…とっても綺麗だよ 

私は飛び起きて、早速見に行くことに、建物の外に出てみた…でも、真っ暗で、私達の部屋の灯り以外は何も照らす物がなく真っ暗である。

建物の壁に沿って、マイケルが灯台の灯りが見えると言った、私達の車の横まで行こうと歩いている時… 

ジャリ、ジャリ、ジャリ、ジャリ…


な、何?

ジャリ、ジャリ、

段々音が大きくなる??誰かの靴音??

音はすぐ側で聞こえるのに、どんなに目を凝らしても何も見えない、ぼんやりシルバーの車の形が浮かぶだけ。

ジャリ、ジャリ、ジャリ…

規則正しくその足音はすぐそこで聞こえる。

私は一目散に、私達の部屋の窓の下に走り寄り、窓をドンドンと叩いてマイケルを呼んだ。

ニコニコしながら、呑気に “イエ~ス?” と顔を出すマイケルに、震えながら私は、“マイケル、誰かそこにいる!!でも見えないの。聞こえる?足音?すぐ近くまで来てる!”

マイケルが窓から顔を出し、真っ暗な闇に耳を済ませると “うん、誰かの足音”と…とてつもなく怖くなった私…でも部屋に帰るには、窓をよじ登るか、足音がする方を廻って玄関に行かなくてはならない… “迎えに行こうか?” に、激しく首を縦に振る私。

ジャリ、ジャリほら、来るよ、来る、そこまで来てる、もっと近くに、来る!!

マイケルが早足で外に出てきて、足音がとっても近くに来るのを感じながら2人で小走りに建物の中に逃げ込み、マイケルが先に部屋の中に入ると、“窓の外にいる!!!”と叫んだ。

私は部屋の灯りを消し、マイケルが窓の戸を閉めてカーテンを引いた…胸がドキドキしている…誰なんだ?何の為にこんなことするんだ?何してるんだ??マイケルもかなり怖がっていた。

きっと、気が変になった人なんだ、とか、旅行者で身元もわからぬ人なんだ、とか、色んな想像をして、それはその夜、夢にまで出て来た。

翌朝、あれは一体何だったんだろうと話しながら、朝食に行く為に外に出た。

昨夜、足音がした所は全部草地 … 砂利などないのに、なんであんな足音がしたんだろう??

そしてその草地には … ハイランドクー(ハイランドカウ=スコットランドはハイランド地方の牛)が2頭、草を食べている … あれ?この音…?
 

ジャリ、ジャリ、ジャリ、ジャリ

規則正しく口を動かし草を引きちぎり噛む音 … この音って … あの、靴音??

そして、私達の部屋の窓のすぐ外の土にはくっきりと、牛の足跡が!!!

そう、あんなに怯えた人の足音…あれは、こいつらの仕業だったのだぁ~、夜中中、草、食っとるんか、あんたらは!でも、謎が解けてよかったぁ…

結局、灯台の灯りは見えなかった。
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by yayoitt | 2005-10-27 21:59 | マル島旅行記 | Comments(6)
マル島旅行記 英国本島の最西端 灯台へ
マル島にサヨナラを言い、来た時とは違う島の端から本島にフェリーで向った。このフェリーは、マル島の中最も大きな街、トーバーモりーから出ているのに、車が2台入ったら一杯というような小さなフェリーで、車は私達だけだった。

他の乗客は、歩いて島から本島に向う年老いた老夫婦のみ。

本島に着いて、その理由がわかったが、そこはスコットランド本島の中でも西の西、ぐねぐねのシングルトラックがただただ続き、街もなく、村と言えるまとまった集落もないような場所だった

そこをとにかく車で走りぬけ、最初にフェリーに乗った村も通り抜け、今晩泊まりたいと思っている村へ...その村は、英国のメインランド(本島)の中で最も西にある場所で、そこには古い灯台が建っていて、観光の名所となっているのだ。

もう、これ以上運転したくない...と思った頃に、目的地 Ardnamurchan 半島は、ソナハン(Sonachan)に到着、B&Bは殆どなく、ホテルが2つ...そのうちの1つ、宿泊場所のある建物は丘の上に、ホテルの主人家族の家と繋がって建っており、ホテルのメインの建物はその下に建っている。  http://www.sonachan.com/index.html

車から荷物を取り出し、ちょっと一息入れてコーヒーを入れ、ベッドに座って外を見ると、ず~っと向こうに海の端っこが見える...外は霧雨...時間はまだ2時半...行きたかった最西端の灯台までは3マイル(約5キロ)... 歩きたい~!!

雨で、マル島でも結局、マル島一高い山に登れなくて、歩きたくてむずむずしていた...車で行くより絶対に楽しい...ぐねぐねの上がり下がりの道は、私達夫婦にとってはとても興味深いのである。 よし、そうと決まれば、すぐに出発、プリングルスとチョコ、水を水道で汲んでいざ出発!!

私達は、山歩きなど、歩く時には必ず目標の時間を立てて、何時に到着するか、何時にここに帰られるかと予測も立てるのだ、そうすると張り合いも出るし、トロトロ歩くのは嫌いなので、時計を見ながらさっさと歩ける。

到着時間など予測を立てて、すぐに賭け(どっちが近いか?)をする、この時は、何台車が通るかまで賭けて、3マイル歩くうちに4台しか車は通らないといった私が、9台のマイケルに負けた...結果は10台だったから。

歩き始めて見えるのは、見え隠れする海と、どんな場所にでも必ずいる羊達、そして、長い前髪と体の毛を持つハイランドクー(Highland Coo = スコットランドは北のハイランドにいる牛で、クーとは、スコットランド語のカウのこと)ばかり...途中それでも、羊犬(コリー)がご主人の指示で、ちらばる羊を集めて家に帰る様子を見ることなんかできた。

片道3マイル(5キロ)、灯台に到着は約70分後、まずまずだ...

灯台は、それほど大きな物ではないが、中は博物館になっていて、灯台の頂上まで時間ごとにツアーを組んで(と言っても、時間の書いた札を渡され、頂上まで行くと管理人のおじさんが待っている、というもの)説明を受ける。

オフシーズンで平日のこんな西の果てに、観光客がちらほらいたのには驚いてしまった。

 Ardnamurchan Lighthouse  

約24 mile (39 km) に及んで灯りを届けることが出来るこの灯台、高さ 35m のグレーのタワーは1849年、3年間に渡ってマル島から石を運んで建設されて完成。1988年に、自動化されるまでは、この灯台横に立つ灯台守の家に3人の燈台守が住み、200数十段もの階段を毎回昇り降りして、管理していたのだ。灯台の真下には、大きなホーンがあり、霧の日には、そのホーンから灯りの代わりに音を鳴らしていたのだ。

一年中風が吹きすさび、人里を離れてそこで暮らす日々は、一体どんなものであったろうか...この灯台下の燈台守の家も見学できるが、それは自然の厳しさ、孤独との戦いだったに違いない。

灯台のサイトはこちら。 
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by yayoitt | 2005-10-27 02:01 | マル島旅行記 | Comments(4)
マル島旅行記 ストーカー
神聖の地アイオナから、マル島に向うフェリーは行ったり来たりを繰り返し頻回に出ていたので、夕方、比較的遅めのフェリーに乗って、マル島へ戻った。

この日の朝に、同じスタッファ、アイオナツアーに参加した人々の中に、前夜、私達と同じB&Bに宿泊していた中年の夫婦がいた。

その夫婦には、前夜に、港のレストランで初めて出会ったが、その時は同じ宿泊だとは思わずに特に挨拶もしなかったが、私は彼らを、何となく仲の良い雰囲気の良いカップルとして覚えていた。その翌朝、つまりこの朝に、朝食に降りて行って彼らに再会し、そこで初めて挨拶をした...本当に仲の良い2人とも白髪が上品な初老の夫婦だった。

その後、スタッファツアーのボートを待つ間、一緒に話をしながら待って、同じ船に乗り、初めてアイオナに着いた時に別れた...が、このアイオナからマル島に戻るフェリーの中で、私は彼らを目撃していたのだ。

マイケルと冗談で、“まるで私達はストーカーだなぁ...。これでマル島でまた会ったら絶対に怪しいよな”と言いながら、2人の中のストーカーのイメージと称しての コント が始まった。

コントは、次にその夫婦に会った時、私とマイケルが、背後からそ~っと近付いて行って、2人の耳元でこう囁(ささや)く...
 
“I know you were inIona, weren’t you... ”(あんた、アイオナ島にいたでしょう、あたし、知ってんだよ...)

そこから始まり、彼らを見掛けたレストランやB&Bと場所を変えて、“あんた、あのB&Bに泊まってたでしょう?あたし、知ってんだよ... ”と繰り返すのだ。こんなことが可笑しくて腹を抱えて笑いながら、それにしても良い夫婦だったと私が言うと、マイケルが首を傾げて、でも、きっと夫婦じゃないと思う と言ったので驚いた。理由は、朝の朝食の時の2人の会話が、夫婦らしくなかったからだと言う...私達、本当に彼らをストークしているみたいだぁ...。

マル島に戻ると、さっそく車に乗って、今晩泊まるつもりの村まで1時間ほど走らせた...が、何と言っても小さなマル島のオフシーズン、B&Bと看板を掲げていても、気分が向かなかったりして営業しない人が多いらしく、その目的の村(全部で家が10件くらい)で泊まれる所がなかった。暗くなるし、お腹は空くし、どうしようかと考え、昨日泊まったチャウチャウのいるB&Bにもう一度戻ることに...再び来た道を1時間ほど走り、B&Bに到着、部屋は空いているから、ということで再びそこに泊まれることに。

お腹が空いていたので早速に港の昨夜と同じレストランへと向った(このレストランが、実に美味しくてお洒落で、こんな小さな村にどうしてこんなにちゃんとしたレストランがあるのか、と驚くような所なのだ)。

レストランに入って席に案内される前にまず、私とマイケルは、思わずニッコリ!!!

そう、あの初老のカップルが...座っていたのだ。

彼らも笑顔で振り向き、私達は冗談で、僕達ストーカーのようだなぁ、などと言いながら2~3言葉を交わしたが、本当に感じの良いカップルだった。

さっきマイケルが言っていた(夫婦じゃないかも)という言葉が浮かんできて、思わず聞き耳を立てる訳ではないのに、彼らの話に耳を傾けてしまっていた私達...内容は、学校時代は何を学んだか、この教科ではこんなことをしたが、あなたはどうだったかとか、思い出話が殆どで、特にワインでほろ酔いになっている女性の方が常に話しっ放しである。

うんうん、確かに長年の夫婦やカップルなら敢えて昔の学校の話とかはもうしないな、しかもずっと話し続けて、あんなに嬉しそうに見つめ合ってて...そこで私がマイケルに顔を近づけて一言... 

“あんたら、夫婦じゃないでしょ?付き合い始めたばっかでしょ?あたし、知ってんだよね... ” 

2人して吹き出した。

翌朝、朝食で再び顔を合わせた時には本当に驚いたが、よく考えると、彼らは連泊していたのであって、特に不思議ではないのだ、が、全く、私達は彼らのストーカーになった気分がして、とても照れてしまった。席を立って、お別れの挨拶をマイケルが言うと、男性の方が “間違いなくどこかでまた会うだろうからね” と、そこでマイケルも “ストーキングしてるからね” と。

それが彼らとの、マル島でのお別れだった。
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これが私達が連泊して夫婦を付けて廻ったチャウチャウのいるB&Bのサイト
 http://www.achabanhouse.com/index.html

写真は、マルの港 Fionnphort フィオンポート から、向こうにアイオナ島を望む
by yayoitt | 2005-10-26 01:52 | マル島旅行記 | Comments(8)
月間誌 “猫びより” が届いた!!
先日、日本から2冊の雑誌が届いた。

以前紹介した “どうぶつたちへのレクイエム”  http://scotyakko.exblog.jp/2543694/ と同じ日本出版社の、月間猫マガジン、猫びより である。

ここに実は、私の勤めていた動物病院、病院の医師 Mr.Brown や看護師のアンジェら、そして何と、私と愛するノーマンが写真付きで載っている!!

7月に、いつもここに来て下さっている Pokichi さんこと、石井理恵子さんがスコットランドに取材に見え、エージンバラで1日、彼女の取材の“足手まとい”になりながら、一緒に取材に廻ったのだ。

あくまでも猫の雑誌なのだが、犬猫病院取材の為に私の勤めていた病院を訪ねたり、英国のペット事情、特に、リホームや保護をする犬猫ホーム(チャリティーで、あくまでも寄付金から運営される施設)を廻って色々話を聞いたりした。

その、石井理恵子さんの記事が、写真と共に掲載されている...

記事は... 動物愛護の国のペット事情 英国の飼い猫たち /文・写真 石井理恵子

彼女との取材を通し、英国での動物に対する愛情の深さ、新しい物を買い換えるように捨てられるペット達が苦しく悲しい死を毎日迎える日本とは違い、

ペットは赤ちゃんから飼う、という意識よりも、捨てられたり飼えなくなって連れられてきた犬猫の里親になる、というのが当たり前の人々の意識...


とにかく、胸が震えた...。

ご興味のある方は、ちょっと書店に立ち寄ってみてください。
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by yayoitt | 2005-10-25 01:47 | 愛する動物のこと | Comments(11)
また迷い犬を見つけた 解決へ
癇癪を起こしながら、私の後ろでそれを静かに見守るラブラドールに冷静さを教えられながら、何とか応接間から脱出した私。

ドアの前で待っているノーマンが、応接間の中に入ってラブに吠えることのないように注意しながら戸を閉め、ノーマンを撫でて落ち着かせながら電話を掛けた。

マイケルが一緒にお酒を飲んでいる友人の携帯電話である。

何回かの呼び出し音の後、“Hello?”と応答が...私が、“Hello”と応えると、相手が “やっこちゃん” と、チャン付けで私を呼んだ ... マイケルだ!

なんであんたがスチュワートの電話に出るんだぁ???

携帯を持ったことのない私は知らないのだが、携帯に “マイケル” と、うちからの電話という表示が出たらしい ... そこで、スチュワートがマイケルに電話を渡したという訳 ... 最近の電話は凄い!! というか、私の遅れ方が、凄い。

マイケルに、ことの全てを話し、今ここにラブが一緒にいることも話した、マイケルも前回の迷い犬の件では辛い目にあっているので彼の反応が少し心配だったが、彼は笑いながら “やっこは本当に、犬を惹き付けるんだなぁ。そういう運命なんだよ” そう言われると光栄なような、悲しいような気がして泣けてきた。

そのうち、大泣きしながら電話で “どうしたらいいと思う?すぐに警察に連れて行ったらいいのかな?” と聞くと、それが一番だと。

前回のよくわからぬままの警察??側の不始末はあるにしろ、これが順序である...ここに来てくれるHちゃんが以前に紹介してくれたサイト(迷い犬を見つけたらどうするか?)にも、そう書いてあるし...。

鼻水をすすりながら電話を切り、ラブラドールの元に戻ると、応接間の床で寝転がって尻尾を振り、私を見るとお腹を見せる...本当に大切に大事にされてるワンコなんだろうなぁ...でも、ここにいても埒(らち)は明かないから、あんたを警察に連れて行くからね、ちゃんとそこにはケネルもあるし、すぐにドッグ&キャットホームの人が迎えに来てくれるからね、もしかしたらマイクロチップがあるかも知れんしね...。

頭を撫でて立ち上がり、ジャケットを羽織ると、ラブも起き上がって “散歩なの?”と飛び上がる仕種をした。

今晩、一食分くらいのノーマンのご飯を袋に詰め、警察に行ってから濡れた身体を拭けるようにタオルを持ち、ノーマンのリードに繫いで一緒に家を出て、歩いて10分の最寄の警察に到着。

警察署に入る直前に、裏口から手錠をされた若い男の子が入って行ったので、これは忙しいかな?時間がかかるかな?と思ったが、すぐに出てきてくれて応対してくれた女性はとても優しく、“私も犬が大好きなの”と、それは本当に丁寧に、犬に話し掛けながら奥の部屋へ連れて行ってくれた。

彼女が “明日の朝9時以降ならドッグ&キャットホームに電話をして、確認が取れる” と教えてくれた。

...... あれから丸2日が経った。

まだ、ドッグ&キャットホームに電話はしていない...とっても迷って、そして電話をしない、と決めたのだ...私は私の出来る限りのことをして、そして次の手に委ねたのだから、それ以上知ったとしても何も出来ない、まだ飼い主が見つからずホームにいたら辛くなるし、飼い主に再会できていたら、それで本当に良かった、でも、どちらにしろ、知らない方がいいのかも知れない...責任を感じるけど、前の様に苦しむのは、辛すぎる...それが正直な気持ち。

だから、あのラブラドールが、今頃あったかな暖炉の前で、いつものご主人にお腹を撫でてもらいながら “お前、1人で寒くて冷たかったな、ごめんな” と語りかけられていると、信じることに、した。

by yayoitt | 2005-10-24 22:21 | 迷い犬、犬のこと | Comments(8)
また、迷い犬を見つけた  3
家までの帰り道、私とノーマン、そして後ろから白い息はいて付いて来るラブラドール。

途中で犬を連れた女性と出会って、彼女に尋ねてみた “この犬、見覚えない?” 理由を話すと彼女は凄く心配してくれて、もしも散歩中に誰か犬を探している人がいたら伝えておく、と言ってくれたので、だいたいの私のアパートの場所を教えた。

ノーマンは、後ろから付いて来るラブラドールの存在を全く気にする様子は無かったので、これなら家に上げても大丈夫だろう、と安心した。

家までもう100メートル、というところで、何故か突然に今まで後ろを静かに付いて来てくれていた彼が、来た道を引き返し始めたのだ...彼のテリトリー外に出たのだろうか??
そしてさっきの公園に向って歩き始めたので、私は後を追って彼を捕まえようとしたけど、私が追いかけているのを見ると今度は必死に走り出した。私はどうしてもまた、あの冷たい公園に彼を帰す訳には行かず、匂いを嗅ぐ為に立ち止まった彼を何とか捕まえ、そこからは彼の首輪を左手で軽く持ちながら誘導した。

その後は家まで、何も抵抗することなく静かに付いて来てくれた。

...どうして、こんな時に限って、マイケルがいないんだろう...。

でも、もう私は泣いてなかった...とにかく、彼を冷たい秋の雨から救いたい一心だったのだ。

私は首輪にかけていた手を外したが、フラットの表の入り口から静かに抵抗することなく入り、自らちゃんと階段も登ってきたラブ、部屋の玄関を開けると、まるで自分の家の如くに静かに入り、玄関の中で大きくブルブルブルっと水気を払った。

初めて私は、そのラブを見て、笑った。

と、ところが、それまで外では平気だったノーマン、急に他の犬の存在に今気が付きました、とでも言うようにラブを見上げて、2回ほど(遊ぶ時によくやる、体ごと体当たりする仕草)をして、大きな声でラブに向って吠え出した。

私はラブを応接間に入れて戸を閉めた後、ノーマンに大丈夫、大丈夫と言い聞かせながらチュ―イングスティックを台所であげると、静かに寝転んでスティックを噛み噛みし始めた。

バスタオルと水を入れたディッシュを持って応接間に行くと、ラブは、床にゴロリンと寝転がって尻尾を振っていた。近付くと今度は、すぐにお腹を見せて撫でて~と口を開ける。

ノーマンとは違う、大きな背中とお腹をバスタオルで拭いて、お腹をしばらく撫でているうちに、また確信した...この犬は、とっても大事にされている、とっても愛されている犬なんだ、人を怖がるとかそんなことはなく、よくこうやって撫でてもらっているんだ...。

また、泣いた。

これからどうするか、マイケルの助言をもらう為に一緒に出掛けている彼の友人の携帯電話に電話する為に応接間を出ようとした時...。 戸、戸が開かない...!!そう、大昔の建物のこのフラット、立て付けが悪く、殊にこの戸は寒いとよくどこかが引っかかって、開かなくなるのだ...応接間の外からは叩いて押せば開くのだが、中からは引っ張っても、戸が2つに折れそうになるだけで開けられないので、注意して応接間の中にいる時は戸を閉めないようにしていたのに...!!!今日に限って...!!

マイケルが帰ると言った時間まではあと1時間、待てなくは無いが、ノーマンがスティックを噛み終って外でクンクンしているし、出切る事なら出たい~、でも開かない~~!

今度は、大泣きだった “誰か出して~~!”と、まるで映画の主人公のように泣いた...自分の家なのに。振り返って見ると、ラブが尻尾を振って “どうして泣いとるの?” と尋ねている...途端に涙がひいて冷静になった私...ごめん、馬鹿だよね、こんなことで...。

そして、戸をゆっくり下に押しながら引くと......開いた!!!やっぱり、冷静になるって、大事だな...。それを教えてくれたラブに感謝だった。
by yayoitt | 2005-10-23 00:46 | 迷い犬、犬のこと | Comments(2)