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図書館通い
家のある同じ通りの突き当たりには、エージンバラ市立の図書館がある。そこには、合計で多分50冊ほどの邦書がある。広い図書館の、一角、一つの小さ目の本棚が、全て日本の本だ。
本は、どうやら、ここに住んでいた日本人が置いていった物ばかり。新しいのも古いのも、文芸春集とかまである。そして、単行本には“ ま さ と ”などと名前が書かれていたりする。

全体的に、一番多いのが推理小説、赤川次郎や森村誠一など、次にだんとつ多いのがイギリス旅行関係の小説、日本人が外に出る時、とかいった、海外に来る日本人を応援するような書き物だ。

日本の本があると知った去年の暮れに会員になった。それから常に本を借りて読んで来ているが、多分もう30冊くらいにはなるだろう。文藝春秋も、6冊あるが、全部読んだ。日本にいた頃は、余り推理小説とか好きではないので、絶対に買って読まなかったものだ。それが一冊読み出したら、案外、おもしろい。

長編小説が多いが、特に脳裏に焼き付いている本としては、松本清張 の 砂漠の塩

これは、不倫の末に心中をする為、訪れたエジプトでの女と男の話、そしてそれを追う、女の夫の話、悲劇だ。

また、偶然にも砂漠つながりだが、吉本ばなな の SLY

これは、HIV陽性の男性と、その元彼女、元彼の3人でエジプトを旅する話、吉本バナナの取材旅行の風景が写真でコメントと共に納められていて、話は読み応えがあるし、写真集は楽しい。
自分のことを オレ と呼ぶ彼女のエジプト旅行中の素顔が沢山だ。

今日も、2週間前に借りた4冊の小説を返しに行く。でも、もう余り残っていないので、敢えて借りずにいた、昔読んだ坊ちゃんとか、そんなクラシックな本を借り始めようか…日本にいて敢えて読まなかった日本の本が、今、こんなに読みたいと思うのはやっぱり、日本の文化に乾いているからなのかも知れない。

それとも、ただ単に、無い物ねだり の悪い癖?
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by yayoitt | 2005-03-31 20:40 | 英国暮らしって... | Comments(0)
白いゲレンデでのテーマ曲
故郷の飛騨は、雪に恵まれ、周りは山々が多い為、沢山のスキー場がある。小学校の頃から、一年に数回は学校や学年でスキー教室があり、小さな頃からスキーとは切っても切り離せないようにして育って来た。中学に入っても、一日かけてのスキー教室はあったし、高校でもスキー教室があった。看護学校も飛騨高山だったから、最寄のスキー場で特訓があった。高校では、冬の体育の授業の中に、クロスカントリーが組み込まれていて、細長いエッジのないスキーで走り回った。スキー場へ出掛けていくスキー教室は、丸一日授業が出来ないので、まるで遠足みたいに楽しかった。

私は、このスキー教室に、もう一つ、密かな楽しみを持っていた。

それが ...

♪ やっこ、歌のベストテン、雪の祭典 ♪ である。

その頃、リフトは、今のように高速でもなければ、ペア-もなかった。リフトに乗っている間は、孤独で寒くて長かった。そこで私はその間を、歌を歌って紛らわしたのだ。

でも、ただ歌うんじゃない。

なんと言ってもベスト10ですから、あなた。

もちろん、10位からちゃんと歌うのだ。自分の好きな歌を、10位から…。
しかも、なりきって歌うから、常に自分がカメラに写っていることを意識して歌う。司会者もいて、“それでは、今週の第8位。松田聖子さんで、赤いスイートピーです。今日は、真っ白なゲレンデから聖子ちゃん、歌ってくれます”

カメラが近付く!

ふしめがちにカメラを見ながら、歌いだす“春色の~汽ぃ車に乗おって”完全に聖子ちゃんになりきって歌う。誰にも聞こえないから、大声で歌える。時には聖子ちゃん、最後に久米さんと黒柳さんに手まで振りながら“どうも、ありがとぉう!”などと言う。

それに続くのは、柏原芳江や松本伊代、堀ちえみ…。

ほとんど女性歌手ベスト10だ。時々、チャゲ&飛鳥や安全地帯の上位入りがあるが、あとは聖子ちゃんが3曲くらいベストテン入りしていたりする。吹雪いていようが、みぞれであろうが、真下で誰かが転ぼうが、空中でのベストテンは、続くのである。下り場が近付くと、何食わぬ顔をして、歌を止めてリフトを降りる。友人を待ち、ゆっくり先生の後を付いて下まで下り、再びリフトに乗ると…

黒柳徹子が鼻の詰まった声で喋りだす。

“CM中に、ゲレンデに来てくれたおニャン子クラブですぅ~。歌は、セーラー服を脱がさないで !! ”
by yayoitt | 2005-03-30 22:11 | 思い出 | Comments(7)
今日一日のテーマ曲
朝、目を覚ます。着替えながら、必ず私は歌を歌っている。ほとんど無意識のうちに歌っている。隣で、もう5分だけ!と眠っているマイケルには非常に迷惑であろうが、気が付かないうちに歌っているので、勘弁してもらいたい。

この、歌。

毎朝、突如、理由もなく決定する。その時にならないと、何の歌が出てくるかわからないのだ。よく、夢に出てきた歌を、目覚めてからずっと口ずさむことがある。その朝一番に歌った歌は、1日中、頭の中で繰り返され、歩く度に、仕事の休憩中にお湯が沸くのを待ちながら何度も何度も、歌うのである。

ちなみに、今日の歌は、松田聖子の“秘密の花園”だった。駅へと向かう道で、“ママの目を、盗んできたのぉ~♪”などと歌いながら色んなことを思い出した。

昔、こんなクイズがあったっけ。

“秘密の花園に、男の子と待ち合わせする為に、女の子が来ました。でも、その女の子には、目が3つありました。なぜでしょう?”

答えは、上にも書いたが、歌詞の“ママの目を盗んで来たからぁ”だ。

…しょうもない。

また、この歌を歌いながらよく、“もしもジャイアント馬場が秘密の花園を歌ったら…”と言いながら“ムードをぉ知らない人ぉ、あぁ、焦~るわ♪”の、最後の 焦るわ の部分を “焦るっぱぁ”と
片膝になって、ジャイアント馬場の真似をしながらおでこに手を当てて、前に振り出す仕草をするのだ。

しょうもない…。

そのくせ、歩きながら思い出し笑いしてしまった。

歌は古い歌が多い。あと、英語の歌も時々あるが、歌詞がわからないので、簡単な盛り上がりの部分だけを繰り返して歌う。カイリーミノーグ、ジェイロー(ジェニファーロペス)、ブリトニーなど。あとはハミングでごまかす。

先日、バスを待ちながら、その日の歌となったブリトニーの、HIT ME BABY ONE MORE TIME!を歌っていた。雨が降っていたし、バス停の屋根の下には誰もいなかったので、私は大きめの声で気持ちよくOH BABY BABY!と頭を少し振りながら歌って、左に頭を振った拍子に何かに触った為歌を止めて、そっちを見たら、無表情のおばさんが私のすぐ隣で、ジーッと私を見ていた。

!!いつから、いたんだ!!

驚いたが、確実に、歌って頭を振っているおかしなアジア人 と思われたことは、おばさんの表情でわかった。

一度は、朝一番に歌い出したのが、チャゲ&飛鳥で、一日中、あんあんあんん…と繰り返したこともある。安全地帯になると、眉間に皺を寄せて頭を前後に振って歌ってしまうので、怪しまれる。私の大好きな、今井美樹の歌の日はロマンチックでかわいい女になった気がする。滅多にはないが(有難いことに)、天城越え♪の日などは、“あなたをぉ殺してぇ、いいですかぁ~”などと小さな声で拳を回しながら歌っているので、どこを歩いても、周りは竹やぶのような気分になる。

それがその日を決定付ける、テーマ曲。

きっと、そこをすました顔で歩く人も実は、心の中で怒涛の嵐の中、演歌を歌っているのではないだろうか???
by yayoitt | 2005-03-30 00:54 | やっこの思想 | Comments(3)
二匹の犬と…
昨日から、うちには二匹、犬がいる。ノーマンと、マイケルのお姉さん夫婦の犬でグレイハウンドのおばあちゃん、リプリーだ。私達は、この犬達をお互い、従姉妹、と呼ばせている。ノーマンがうちの娘、リプリーがお姉さん達の娘だから、血の繋がりはないが、事実上の従姉妹だ。
リプリーは、元レース犬で、耳の内側に刺青の番号がある。リプリーは、去年の11月までは、同じ元レース犬のバーニーとずっと一緒に暮らして来た。お姉さんの旦那さんが、レスキュー犬として、二匹を引き取り育てて来たのだ。その、バーニーが、グレイハウンドのレース犬には珍しく長生きした14年という歳月の末、安楽死したのだ。

グレイハウンド、殊にレース犬は、その生涯は、太く短い。
若い間に、一杯、懸命に走り回り、リタイア後の余生をいかに静かに大切にされて生きるかで
その寿命も変わってくるのだ。多くの動物病院の医師が、看護婦が声を揃えて言う。長く生きても10数年、14年も生きているのを見たことがない、と。多分、実に温かく、大事に、優しく見守られて余生を過ごしてきたのであろう。

その相棒を亡くして、今は、リプリーだけだ。

彼女のご主人、マイケルのお姉さん夫婦は、ホリデーでキューバに出掛けた。その間、リプリーは、うちで過ごすのだ。前に数回、ノーマンとは会っているし、ノーマンも、彼女には一目置いている。多分、彼女の大きさと、威厳さに、敬服しているのではなかろうか。挨拶やお辞儀はしても、それ以上の干渉はし合わないので、一緒にいても全く問題がない。明日から私は仕事が始まるし、マイケルはもう既に今日から仕事だった。1日、同じ部屋で、数時間二匹だけで過ごしたけれども、ただお互いのベッドで眠っているだけ。

ただ、食事が違う。

リプリーは、(今考えても??なのだが)姉の靴下を食べて、胃に詰まり、それが腐ってしまい、
胃の中が癒着してしまった為、手術して、今は胃が半分しか残っていない。だから、消化の良い物を小分けして与える。缶の餌を開けると、リプリーが飛んでくる。もちろん、臭いを嗅ぎつけて、ノーマンも飛んでくる。私1人の時は、ノーマンにも小皿にその餌を分けて、別々の部屋で同時に食べさせる。そして、ノーマンの食事の量を少し減らしてあげる。散歩も一緒だが、リプリーはとても背が高く、私の腰まであるのに、ノーマンは私の膝にも満たない。それに、パワーも違うし、惹かれる匂いも違うので、それぞれが好きな所で立ち止まる、そうなると、私は道一杯に両の手を広げて、右と左に引っ張られた状態となる。

これも、なかなかおもしろい。

来週の火曜には、お姉さん夫婦が帰ってくる。リプリーは、度々応接間の窓から外を眺めて、お兄さんの姿を待っている。

2人にとって、素敵な安心できるホリデーとなるように
そして、リプリーとノーマンにとって、興味深い一週間となるように
また、マイケルと私にとっても、笑いの一週間となるように…
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by yayoitt | 2005-03-28 02:38 | 迷い犬、犬のこと | Comments(2)
交響曲第九番 の 謎 ♪
ベ―ト―べン、ドヴォルザーク、シューベルト、ワーグナー。
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この偉大なる作曲家には、ある共通することがある。

彼らは皆、第9番目のシンフォニーを完成させてから亡くなった。

この、“第9交響曲シンドローム”を恐れた グスタフ マーラー は、

急いで、第10番目に着手したと言う。

しかし、この第10番目のシンフォニーが完成する前に、マーラーは死んでいる。

すなわち、やはり、第9番目の完成後、没しているのだ。

第10番は、未完成、となっているのに気が付く。

ブルッフナー は、彼の最初の交響曲2つを、00 と 0 と名付けた。

それでも、合計9つの交響曲を作っただけで、亡くなっている。

なんて、不思議なことではないか…
by yayoitt | 2005-03-27 18:56 | Comments(0)
思い出の歌 怪獣のバラード
中学校の2.3年はクラス替えがなく、皆が兄弟姉妹のように仲が良く、喧嘩も冗談もいたずらも、試験勉強も面接練習や特訓も、協力して一緒に過ごしてきた。2年生の時、毎年行なわれるクラス別合唱大会で、私達は学校の代表に選ばれた。クラスメートは文字通りに一致団結して、練習をした。放課後や昼休みも集まって工夫し、声を出し合った。そのかいあっての、学校代表だった。自由曲の選曲は、皆が賛同して好きだった2曲。

マイウェイと、怪獣のバラード であった。

この歌は、東海林修 作曲、岡田登美子 作詞、小学校の合唱コンクールでよく歌われる人気の歌らしい。このかわいらしげな悲しげな歌詞と、曲に、すっかり2年C組の私達は魅了されてしまったのだ。歌詞は次のようである。

      1.

真っ赤な太陽 沈む砂漠に
大きな怪獣が のんびり暮らしてた
ある朝 目覚めたら
遠くにキャラバンの 鈴の音聞こえたよ
思わず叫んだよ

『海が見たい 人を愛したい 怪獣にも 心はあるのさ』

出かけよう! 砂漠捨てて
愛と海の あるところ...!

      2.

真っ赤な太陽に昇る竜巻を
大きな怪獣は 涙で見つめてた
自分の足跡に両手を振りながら
東へ歩いたよ 朝昼夜までも

『海が見たい 人を愛したい 怪獣にも 望みはあるのさ』

新しい太陽は燃える
愛と海の あるところ

『海が見たい 人を愛したい 怪獣にも 望みはあるのさ』

新しい太陽は燃える
愛と海の あるところ
新しい太陽は燃える
愛と海の あるところ...

この怪獣が、それまで砂漠で一人ぼっちで暮らして来た寂しさが、人間のにぎやかなキャラバンの音を聞いていたら込み上げてきたのだ。そして、生まれ育った孤独な砂漠を捨てて、愛と海と人のいるところへ旅立っていく。私は、この歌のその後が、実は心配で心配でならなかった。
人間は、そんな怪獣を、どうしただろうか?つかまえて見世物にしたり、危険だと殺してしまったり、するのではないだろうか?悲しいがこれが、人間の現実かもしれない、そう思って、練習の度に辛い想いを噛み締めた。大好きな歌だけど、とても、私にとっては、悲しい切ない歌なのだ。愛なんて見つけられなかったんじゃないか?人を愛したくても、人は、見た目でその怪獣を愛してはくれなかったんじゃないか?

この歌と共に、クラスは県大会予選に出向いたが、惜しくも選ばれなかった。それでも、この歌を歌う度に味わった肌寒さと、級友との思い出は、いつまでも消えることがない。
by yayoitt | 2005-03-26 23:50 | 思い出 | Comments(0)
思い出の歌 Mくんと幻魔大戦
中学校の2.3年はクラス替えがないので、2年間一緒の顔ぶれでとても仲が良かった。
いたずらして先生に叱られたのもこのクラス、友人と熱く語ったのもこのクラス。体育祭の準備で追われながら、何となく皆の気分がだらけて落ち込んだ雰囲気の日々が続いたことがある。
クラスで一番“つっぱって”いて、気分にむらがあってよく“切れる”ことで怖がられていたM君がいた。その頃、つっぱっているのは、怖いと同時に女の子からの憧れでもあり、彼はとても人気もあった。機嫌が良い時は、とても優しくてクールに笑ってかっこいいのに、何か嫌なことがあると気分がガラリと変わって机を蹴ったり、クラスメートに怒鳴ったり、授業中でも先生に暴言を吐いてクラスを飛び出したりしたからクラス中が、彼の気分の変化をびくびく観察しながら過ごしていた。私は、天然のおばか のお陰で、彼の機嫌が悪くてもいつも“妹”と呼ばれてかわいがられていた。出来の悪い子ほど、かわいいとはこのことである。

こんなMくんも、クラス全体で何かをする、となると夢中になり、他の生徒をたしなめるリーダー格になったものだ。その体育祭前の低迷したクラスの雰囲気を変えてくれたのが、このMくんとある歌だった。話題になったアニメ映画、“幻魔大戦”が大流行で、クラスの誰もがこの映画を見終えていた。そのサウンドトラックを、ラジカセと共に Mくんが学校へ持って来た。

放課後、体育祭の応援準備の為、大きな紙を広げて皆で絵を描いたりしていたところに、彼がこの “幻魔対戦”のテープを大音量でかけてくれたのだ。特に、クラス中が賛同一致で大好きだった歌はリピートして何回も聴いた。
ROSEMARY BATLER ローズマリーバトラー の、CHILDERN OF THE LIGHT (光の子供達)という歌だった。始まりの音楽の綺麗さと、雄大さ、なのにもの悲しさとが交じり合って、何度聞いても鳥肌が立った。特に、映画に感動を受けていたので、40数人皆がそれを黙って聞きながら、黙々と協力して働いた。M君も、顔に赤いウォーターカラーを付けながら、真剣に白い紙を見つめていた。

卒業の日、M君は“つっぱり”ながら泣いていた。
そのまま、一度も会っていないけど、いつか会いたいな、と思う人の1人だ。

小泉今日子が大好きだったM君。

小泉今日子に良く似た、私の親友の1人と“付き合い”していたが、やっぱり気分のむらで、よく彼女を泣かしていたものだ。


一昨年、故郷の病院で働いている時、月に数回、健診センターで働いていた時のこと。
ここには、会社や工場から、一年に一回の定期健診に毎日40人くらいの人々がやってくる。
私は、医師の診察前に、その一人一人から病歴やタバコ歴などを細かく聞き、また健康に関する質問に答えるという任務だった。ある日の仕事を終えて、翌日の前準備をしようと思い、名簿を見ていたらM君の名前があった。

“明日、M君が来るのだ!”
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でも、その翌日は私は当番ではなかったので、会えなかった。健診センターの同僚に、このM君は私の同級生で、皆の憧れの的だった、と話すと翌日の夕方、その同僚から小さな手紙が手元に届いた。

“やっこさん、Mさん、みえました。゛これどういう意味?″と聞かれた時は、怖い人だって感じましたが、その目は、睫毛が長くて優しかったですよ。2人のお子さんがいらっしゃるようです。”

そうだ、睫毛が長い優しい目だった。

今も変わらず、優しいクールな、そして“つっぱった”お父さんなのだろう。
by yayoitt | 2005-03-25 19:13 | 思い出 | Comments(0)
イースター と たまご
今週は、イースター日曜日の週である。欧米諸国の多く、ここの国も、このイースターはホリデーである。イースターは、キリスト教ではクリスマスよりも重要な日である。

さぁ、イースターとは??

キリスト教関係であることは誰もが知っていることであろう。また、綺麗に飾りを付けたち色を塗った卵を、ウサギが配るイメージもあるだろう。

♪ やっこの 早分かり イースター ♪

イースターの期間は、イースター日曜日の前の40日間と後の50日間、合わせて90日間である。

その簡単な内訳がこれ… 

47日前 懺悔の火曜日

48日前 レントの初日 レントとは、イースター前の40日間のこと。実際は6週間だが日曜日は数えない。

イースター前の一週間 HOLY WEEK 聖週間,受難週間

イースター直前の日曜日 棕櫚(シュロ)の日曜日

イースター直前の木曜日 洗足の木曜日 イエスキリストが、弟子達の足を洗った日

イースター直前の金曜日 グッドフライデー 聖金曜日 イエスが十字架にはりつけにされた日、それを記念する日。

イエスキリストは13日の金曜日、午前9時に十字架に掛けられた。正午12時から息を引き取るまでの午後3時迄、地が真っ暗になったといわれている。彼の最後の言葉は、有名な「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」= 神よ、神よ、どうして私をお見捨てになったのか

金曜日に十字架に架けられ、その3日目の日曜日に蘇ったとされる。このイースターは、春分 3月21日 の後、最初の満月の、次の日曜日とされる為、毎年日付が変わる。

イースター日曜日 復活祭 イエスキリストが死後、蘇った日

イースターから40日目 キリストの昇天の日 蘇り、その姿を度々現せていた彼が最終的に昇天した日

イースターから50日目 ペンテコステ 精霊がイエスの弟子たちに降りた日

すなわち、イースターとは、イエスキリストが十字架に掛けられて一度息を引き取り、その3日後に復活した、その前後のことを祝うものである。クリスマスよりもキリスト教信者にとってはイースターが大切、重要と言われるのは、その救い主が、全ての人々の罪を背負って十字架に掛けられ、そして約束通りに復活したことにあるのだ。

さぁ、卵=生まれる という風で、卵形のチョコレートや飾りが街中に売られている。そう言えば、スヌーピーがイースターになると、大きな卵の殻からウッドストックと共に一輪車で出てきて子供達にイースターエッグを配って廻ると言うストーリーがあるが、どの子供も、イースタービーグルのスヌーピーから卵を受け取るのに、スヌーピーの飼い主であるチャーリーブラウンだけにはスヌーピーではなく、ウエッジウッドが投げ渡す、という件(くだり)のがある。

こちらの子供達、いや、実は毎年、私とマイケルもそうするのであるが、たまごの形のチョコレートを買って来たり、義父母からもらったイースターエッグチョコを部屋の至る所に隠すのである、そして、探して、見つけて、食べる、ある意味これがイースターの醍醐味である。子供達は、日曜学校で、庭に隠されたイースターエッグを探し回る。本当の意味のイースターを知ってみると、チョコにかまけている自分を今一度見つめなおす、そんないい機会になるものだ。
by yayoitt | 2005-03-24 05:08 | 英国暮らしって... | Comments(1)
誰に似てる?
日本では、誰かに誰か他の人、その相手がまだあったことがない人のことを話す時、よく“どんな人?”と聞かれる。こう聞かれた場合、年齢や仕事の他、性格面キャラクターからと、見た目からと両方で答えるのが常であろう。単一民族である日本人は、髪の色も同じで身長も似ているし大きな違いがない分、見た目、外見を表す時に、誰々に似ている、と表現することが多く、そう説明を受けると、想像もしやすくなる。大抵の人は、私は誰々に似ていると言われたことがある、のではないだろうか?様々な人種が混じって生活している国、例えば英国もそうであるが、この感覚がやはり違うことに気が付く。

まず、“どんな人?”と質問の英語は、

性格を聞くのであれば… WHAT IS SHE(HE) LIKE?

外見を聞くのであれば… WHAT DOES SHE(HE) LOOK LIKE?

であり、性格のことを聞いているのか、外見について聞いているのか、はっきりわかる。外見について答える場合、まずは、髪の色、背丈、体格、顔の造りにしたら、顔の形、鼻の形、目の大きさ、などで答える。特に第一に表現するのは髪の色である。ブロンド、明るい茶色、暗い茶色、赤、ジンジャー色…数え切れないほど髪の色を表す言葉がある。私がマイケルに、“その人、どんな人?”と聞くと、“髪の色がXXで、丸めの顔で、大きな目で”と説明してくれるが全くにしてイメージが出来かねる。一言、“ミッシェルファイファーに似た”とか言ってくれると、!!とイメージが沸くのに。そう、余り、誰かを誰かに似ている、という例えはしない。もちろん、似ている人はいるものだから、そういう時には話題にはするが、常に誰かの顔を見て、他の誰かを連想して、XXに似ている人、とつなぎ合わせないのだ。親子、兄弟姉妹の顔が似ている、という感覚も余りこちらにはない。話題にしない。友人の子供を初めて見た時に、日本だったら第一声が、“おかぁさんの目によく似てる!鼻はお父さんかな?”と言わないだろうか?これが、こちらでは、まずない。そうだ、感覚的に、違う人間である誰かと誰かを、似ている、という形で日頃、結び付けないのである。私が旦那の家族と初めてあった頃、すぐに私の頭の中では、マイケルはお母さん似だ、お姉ちゃんはお父さん似だ、と考え、それを言ったことがあるが、皆、びっくりしたような顔で“今まで考えてもみなかった”と言っていた。自分の子供ですら、自分に似ている、パートナーに似ている、ことよりも一個の人間として見てきているので顔が似ている、似ていないは、どうでもよいことなのだろう。ちなみに私は、母親そっくりだと、ずっと言われ続けている。でも、大人になって痩せた時に、父親にそっくり、と言われることがあった。

ふぅむ

子供の頃から、その時代、有名人が現れては去って行き、また新しい有名人が出て来る度に、人から“誰に似ている”と言われることは変わって来た。髪型が変わればまた、変わる。

私事で何でもあるが、その中でも、記憶に残っている者をご紹介したい。


♪ やっこです~ ♪

やっこです、眉毛を付け足したら、郷ひろみだと、笑われたとです~。

やっこです、関根つとむが、ラビットだった頃、よく似てると言われたとです~。

やっこです、記憶にありますか?多川陽介に似てると言われたとです~るいるい

やっこです、濃いキャラのルー大柴に似てると言われた時は、死ぬほど嫌だったとです~。

やっこです、男ばっかに似てると言われとるとです~。

やっこです、プリプリのドラマー、きょんちゃんに似てると言われた時は舞い上がったとです~。

やっこです、太ってて胸が大きかった頃、細川ふみえ似と言われたとです~、乳が似とるとですか~。

やっこです、スターウォーズのヨーダに似てると言われて、納得したとです~。

やっこです、妖怪人間ベムベラベロの、あの子供妖怪ベロに似てると言われて大きく頷いたとです~。

やっこです、べラでなくって良かったとホッと胸を撫で下ろしたとです~。

やっこです、指はちゃんと5本あるとです~。

やっこです、ETに似てると言われて初めて、人間離れしていることに気が付いたとです~。

やっこです、宮沢りえちゃんの名前が出た時は、泣くほど嬉しかったとです~。

やっこです、ピンからキリとはまさにこのこと、と納得したとです~。

やっこです、姉からアンジェリーナ ジョリー と言われた時は、食べた物吐き出したとです~。

やっこです、キャメロン ディアスと言われた時は、マイケルが吐き出したとです~。

やっこです、今一度、よく確かめた姉が、アンジェリーナ ジョリーはやっぱり間違いだ、と笑い飛ばしたとです~。

やっこです、さみしかとです~。

やっこです、ディズニーの白雪姫の小人、ドーピーに似てると言われたとです、やっぱり人間離れしとるとです~。
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by yayoitt | 2005-03-23 00:38 | やっこは、こんな人 | Comments(3)
ここにあったらいい物 第二弾♪
昨日に引き続き、日本では簡単に手に入るのに、ここではなかなか手に入らない、手に入れづらい物など、日本から出来れば持って来たほうがいいよ、という物をご紹介したい。

* * * * * 

1.ハンド用タオル

あることはあるが、かわいくない、種類が沢山ない、という理由で私は個人的に日本から沢山送った。ハンカチの代わりに、このタオルを持ち歩くので、私にとっては必需品、かわいい絵柄の付いたのは、ここでは手に入りにくい。普通のタオルやバスタオルも、色の種類は多いが、絵柄の付いた物は少ない。

2.日本のカレンダー

これは、日本がいつ休みだとか一目で分かる為に、ポケットに入る小さいのでいいから、一つはあったらいい。

3.かわいいレターセット

これが、余りない。レターセットという物が存在しないので、便箋と封筒は別々で購入するが、これが愛嬌もない無地で面白くない物が多いのだ。手紙を頻回に書かれる人で、是非、英国の紙に書きたい!のでなければ、お気に入りのを一冊日本から持ってくることをお薦め。

4.スリッパ

最近でこそ、家の中でスリッパを履く人が増えたものの、そのスリッパは大きくって値段も高く、風呂上りに履く為のタオル生地の物が多い。絵柄のある物は子供っぽくって、大人っぽいのを買おうとすると、値段がますます跳ね上がる。日本でかわいらしい、お気に入りのを買って持ってくることを薦めたい。値段が高いといっても、せいぜい 2千円、3千円とかだが、それでも、日本と比べたら仰天してしまう。

5.垢こすり、スポンジ(身体を洗う)

これが、ない。数年前から登場した、ナイロンの網を丸めてボール上にしたスポンジがあるし、私もこれをずっと使っているが、垢がこすれた感じがしない、柔らかくてごしごしは洗えない。
泡立ちはとてもいいが、垢をする習慣がないこちらの人々にとっては、不必要な物らしい。
えんやぁとぉらっしょっとぉ♪ と、ゴシゴシ垢をこすりながら風呂を楽しみたいあなた、日本から垢すりは持ってきましょう。一緒に、粗塩など送ってもいいかも。

6.座布団

これはさすがに持っては来れないだろうが、私は心底、これが欲しい!とよく思う。やっぱり時々は床に直接座りたい。靴を脱いで、裸足で床の座布団にどっかぁんと。大きな日本で言う、座布団はこちらにはないが、その代わりにクッションがある。でも、クッションは小さめで座るには不適と思うので、やっぱり相撲観戦で何メートルも飛ぶような座布団があったらいいな。

7.毛糸のパンツ

以前の私の日記からも私がとてもこれを愛用していることは分かって頂けよう。これは、絶対に、ない。あっても、ウールのいわゆるズロースってやつ。ましてや若い女性は、絶対に履かないどころか、購入さえ出来そうにないくらい、おばさんのレッテル付だ。かわいい、ファンキーな毛糸のパンツは、ここでは夏の間でも履いてしまう、絶対にお薦め。


♪ 復習しますと、かわいい!!物が、特にかわいいキャラクターの付いた物がこちらには余りない。

あっても、全て子供向けで、しかもキャラクターも日本人のテイストには合わないものが多いと思う。何でも、好きな物、これを持っていると、自分がハッピーになる物は、なるべく日本から持って来たい。
by yayoitt | 2005-03-22 00:25 | 英国暮らしって... | Comments(0)