カテゴリ:恋愛とは...( 45 )
あるカップル ウォッチング (その2)


毎朝、まだ6時ちょっと過ぎとは思えないくらいのアツアツ。

その2人が …

昨日の朝のこと。

グレイの暗い雨空。

9月に入ってすっかり肌寒い。

例のバス停。

ポツネン …

彼女が傘もささずに立っている。

 ? 彼氏はどうしたのかな?

と思ったと同時に、目の前の木の陰から …

ポツネン …

1人で立ってる彼氏が。

その距離、3メートルくらい。

彼は、ひたすら彼女を見つめているものの。

彼女は、ずうっと携帯電話をいじっている。

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 あちゃ~ 喧嘩かいな

バスが来ると、彼女を先頭に、彼氏も乗り込み、隣の席に。

彼氏は横の彼女を見つめて、必死に ひそ ひそ と話す。

彼女は携帯をずっと見つめていたと思ったら …

イヤホンを取り出し、自分の耳に差し込んでしまった。

 完全なる無視か~ ほほう~ 男よ、何したん?

彼のバスを降りる停留所が近付くにつれ …

彼も、だんだん腹が立ってきている模様。

それが後姿でわかる。

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そして、バス停に到着したら、すくっと立ち上がった。

彼女には目もくれず、バスを降りる。

 これやと、彼女がちょっと やばい って思うかも

車窓の向こう側への チュ はもちろん、なし。

その代わり …

その朝の彼女。

いつもは2袋のスナック菓子を平らげるところ …

なんと!!

3袋、もくもくと食べてしまった。

あぁ~ 恋は時に、残酷よね 

うふふ  


by yayoitt | 2017-09-05 04:42 | 恋愛とは... | Comments(2)
あるカップル ウォッチング (その1)

朝、いつもバスに乗る停留所。

この夏から、そこに現れたカップル。

20代後半と思われる白人のカップル。

流行のヒゲをもやっと生やした、あまり特徴のない男性。

ごめんなさい

彼よりも背も、体全体も断然に大きい、赤毛の女性。

この2人、とにかく仲がよろしい。

多分、付き合い始めたばかりで熱々。(← 死語?

バスの中でも、何度も何度も チュ チュ チュ って。

彼の方が途中でバスを先に降りると …

彼が歩く姿を見つめながら彼女は …

車窓に向けて チュ って。

バスを待つ時も、バスの中でも、いちゃいちゃなのである。

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しか~し

やっこおばさんは見た。

彼氏がバスを降り チュ ってしたすぐ後に …

よく肥えた彼女は、バッグの中を探り …

クリスプス(ポテトチップス系のスナック菓子)を取り出し …

2袋を立て続けに完食するのである。

彼氏、知ってるのかなぁ?

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by yayoitt | 2017-09-05 03:02 | 恋愛とは... | Comments(2)
4度目の年女のつぶやき
朝起きて顔がむくむ、ということを身体をもって知っても

少しくらい甘い物を控えたくらいで、ダイエットできなくなっても

身体を丸めるといつも、おなかの辺りで肉が引っ掛かっても

3階の部屋まで辿り着くのに、ひどく息切れしていても

しゃがんだ姿勢から、すぐに立ち上がれなくなっていても

つり目がちだと思っていたのに、垂れ目に見えても

それが、上瞼(うわまぶた)の弛みによるものであっても

仕事場にやって来る同僚が、いとも容易く自分の子供で良い年齢でも

カラオケで、歌える歌は80年代ばかりだと承知でも

だけど、それを止めることはなく、選曲して歌い続けても

首の皮の柔軟性が、いやに高まったとわかっていても

両口角から下に引っ張られる頬のたるみが、犬みたいと感じても

それを、はははっと笑っても

笑った後に、ちょっとだけ溜息をついても
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今年、自分が4度目の年女と自覚はしていても

ってことはぁ … と

そこがもう、人生の折り返し地点を悠々と越えていると気付いても

自らの唾液すらが、気管の方に入って、むせることが多くなってても

でも

でも

でも

あの日の

張りつめた気持ちとか

あの夜の

絶望感だとか

あの朝の

じわりじわりと寄せてくる幸福感だとか

あの時の

震撼させられた声だとか

確かに自分のことを見つめていた、あの瞳とか

喧騒に混じり消えていく背中とか

言葉とか

意識とか

恋心だとかは

なにひとつ、姿も感じ方も変えることなく

今もなお、打ち寄せることがある

けれども、そう感じるということが、もしかしたら

4度目の年女である証拠なのかも知れない?

by yayoitt | 2017-02-18 04:30 | 恋愛とは... | Comments(6)
彼女の心が、ぶるっと震えた瞬間
彼女は、すごく切ない恋をしてたんだった

みんなは、知らない

彼女は私に、打ち明けてくれた

もしかしたら私が、やっぱり、切ない恋をしてたからなのか

仕事場で目配せをしながら、お互いに 辛いね って囁きあう

ある夜 …

彼女を含めた同僚数人で出掛けたカラオケ

必要なことはあまり語らず、バカなことで大笑いしながら歌い続けた

私の順番が来て …

私はドリカムの あの夏の花火 を歌った
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彼女は、私の隣で

そのメガネが似合う端正な横顔で

彼女は画面に現れる文字を、じっと見ていた

皆は、次に歌う歌や、飲み物や食べ物、お喋りをしている中

切ない胸を痛ませている彼女が ...

はっきりと、感動して傷付いていた

 今ごろ あなたも どこかで

 思い出してるの

 あの日のこと

瞬きもせずに、けれど、じんわり潤む瞳がメガネの奥に見える

 今ごろ あなたも だれかと

 今年の花火を

 見てるの

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彼女の心が、感動し、打ちひしがれていく

 今ごろ あなたも どこかで

 散っていく季節を

 生きてる


彼女の震えを、私は心の底で感じたんだった

そして知った

彼女は、辛い決断をしたことを
by yayoitt | 2016-07-30 03:46 | 恋愛とは... | Comments(2)
懐かしいけれど、それだけ
本気で初めて、恋愛をしたのが、二十歳の頃で。

看護学校の寮生活に受験勉強、そして新卒での厳しい仕事 …

そういう目が廻るような変化の時代を、共にいてくれた人だった。

彼は一歳だけ年上で、地元生まれ育ち、地元の工場で働いていた。

若い彼だから、恋愛や、彼女というものにも理想があったはず。

私は、枠にはまりたがらない性格だったから、色々と彼なりに我慢もしただろう。
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彼の学生時代の友人との集まりには、私を連れて行きたがった。

だけれども、何も こうして欲しい とは言わない。

初対面の人ばかりで笑い合う、しんどい時間が過ぎて …

 Y美(彼の元彼女)に話し掛けて行ったの、すごく嬉しかった

 誇らしかった


とか、そういうことを、ちゃんと言うのであった。

本格的な恋愛が初めての田舎娘は、それを嬉しく聞いたもの。

彼の仕事仲間と、その彼女達、総勢10数人で海に出掛けたこともあった。

昔から、女性たちと集まるよりも、男性たちと動いていたかった私。

ガールフレンドたちが砂浜のパラソルの下から動かない間 …

彼の友人達に付いて、泳いで渡る島まで行った。

水が怖くて、今は想像するだけでも恐怖なのに、よくやったものだ。

そんな行動を、帰りの車の中で彼は 誇らしい と褒めたのだった。

そして、私は心からその言葉を 嬉しい と思った。
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若さは、不憫であり、窮屈であり、試行錯誤の連続である。

その時を幸せ、と感じても、それが繰り返されて、まだ幸せと思えるかどうか …

時代の流れ、年齢の積み重ね、経験の繰り返し …

そんなものと共に、確実に人は変わる。

もしも … 

ボーイフレンドにガールフレンドとしての行動が誇らしい、と言われて微笑む

そんな女性がいたならば、切なく感じてしまう。

決して 良かったね とは言えないだろう。

若さは、実に痛々しくある。

と、そんなことを思い出してた、週の終わり。
by yayoitt | 2015-04-17 03:22 | 恋愛とは... | Comments(2)
1000回鳴っても、あの日の彼には繋がらない
思い出となった恋は、実に美しい。

恋している時には、狂おしく、嫉妬で七転八倒していたとしても …

終わった恋、もう続かぬ恋、未来に重ならぬ恋は、そう、ただただ美しい。
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恋を思い出すとき、いつも  が伴う。

いや、その反対なのかも知れない。

その  を聞くから、思い出すのかも知れない。

私の 安全地帯 好きは有名(家族や友、そして、ブログ友に)だ。

彼らの、一曲一曲に、ものすごく思い出が詰まっている。

ひとつひとつが、切ない、胸がきゅっと絞られる思い出だ。

中学生のMだったり。

高校で追い掛けた先輩だったり。

同じ部活で、キャンプの夜にはしゃぎ合ったKだったり。

何十年経っても、安全地帯の歌を聞くことによって蘇える思春の恋心。

なんて、思い出とは、もどかしく美しく、やるせないものだろう。

ことに私は、引き摺り女だから、思い出と現在を、うっかり行き来しそうになる。
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安全地帯 の中で一番好きな歌、というのがある。

いわゆるB面の曲だから、多くの人々は知らないでいる。

 こしゃくなTEL

という歌だ。

この歌のことは、以前にもきっと2度以上は触れている。

 ~ 1000回鳴って、こしゃくなTEL ♪

 No No No No No No ♪

 環状線で待ちぼうけじゃ ♪

 No No No No No No ♪


で始まるこの歌は、電話を掛けるけれど、繋がらない恋人への思い。

やるせない思い、そういう歌だ。

この電話は、ダイヤル式でもない、ジーコジーコと指を入れて回す、あの電話。
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トルルルル ではない チーン チーン な電話。

それが、鳴り続けるから、哀しいのだ。
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苛々するのだ。

真冬の玄関先の寒さ。

心臓を高鳴らせて、番号ーを回す。

チーン チーン チ … 

恋は時代。

歌は、恋、時代。

歌は、恋。

その時代だからこその歌であり …

30年後の今では、同じ思いで歌えないものがある。


 
by yayoitt | 2015-02-05 06:42 | 恋愛とは... | Comments(2)
恋は、あまりにも突然に … 
その感情は、あまく、切なく、悩ましく、色にしたら、淡い桃色。

その感覚は、やわらかく、尊く、痛みを伴い、呼吸を乱す曲者(くせもの)。

 

 恋

若かりし頃の、恋。

それは、突然にやって来て、心を占領してしまうから困る、なのに、幸せ。

思い出して辿ってみると、その  の始まりは、あまりに唐突だ。

 かたん

 ことん


(この場合、恋とは、あくまでも片思いの恋のこと、恋慕のこと)
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いつも行く英語塾 …

中学3年生のクラスは、夕方の6時半からで …

そのクラスの前は、高校2年のクラスで …

広めの玄関に腰掛け、階段を降りてくる高校生の男女を見ていたら …

長めのレイヤーの髪を掻き分ける、長身の彼と目が合って …

私が目を伏せる前に、彼の方が先に、目を伏せた … それだけのこと。

 かたん

 ことん

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クラスが違うから、見かけるだけの同級生 …

それまで、欠片ほども、特別な感情を抱いたことなんてなかったのに …

文化祭のダンスの練習で、たまたまパートナーだった、彼の手を握ったまま …

音楽が中途半端に切れて、驚いて顔を見合わせ、笑った … それだけのこと。

 かたん

 ことん

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白いシャツが眩しくて、そこに、辛子色のネクタイが似合った …

ただ、それだけのこと。

 かたん

 ことん

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なのに、落ちだしたら止まらないのが、恋。

恋に恋する自分を恋して、加速度を増していくのが、恋。

もう、ずっと忘れている感情。

恋に泣けた、恋に眠りを奪われた …

なんて、恋は、良いものだろう。

と、そんなことを遠い目で思ったりする、45歳、やっこ。
by yayoitt | 2015-01-26 03:53 | 恋愛とは... | Comments(0)
理由を作って、会いたい …
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  理由もなく会えるのが

  友達で、

  理由がないと会わないのが

  知り合いで、

  理由を作って会いたくなるのが

  好きな人。

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こんな言葉に出会った。

なんだか …

私には

好きな人が、いっぱい、いるっっ!!!

うふふん
by yayoitt | 2014-06-11 04:54 | 恋愛とは... | Comments(6)
凍る花火
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沢山の人々の歓声とか

ぶつかる肩とか

漂う煙の香りだとか

蒸し暑い夜の色彩とか

開く花より、少し遅れて届く音だとか

花火への想い出は、つれづれなり …。

西洋の国で見られる、祝いのための花火よりも

私は、やっぱり日本の、季節の彩としての花火が好き。

花火 … 思い浮かべるのは、真夏の川べり。

花火 … そして、もうひとつの光景。

真冬の凍てつく夜中の花火

それは飛騨の山深い村。

茂る森に水しぶきをかけて、森の一部を凍らし、照明をあてる。

氷点下の森 と呼ばれる催し(村興し)。

厳しい真冬の一晩に、大勢の人々が集う。

その夜は、ちょっとした祭りである。

賑わいの締めくくりが … 盛大な花火

すする鼻が瞬時にしてぱりぱり、と凍るほどの寒い夜。

青や赤や紫、さまざまな照明で燃え立つ、凍りついた木々、森。

その背後、からんと落ちてきそうな星の合間に、上る花火

私は、大人になって …

高校を卒業したのを大人と呼んだとして …

初めて恋愛した人と、毎年、この行事に出掛けていた。

この花火が、好きで、好きで。

この痛むほどの寒さと、あふれかえる賑わいが、好きで、好きで。

 遠くから 胸ふるわす

 音が響いてくる


私は、大人といえど、まだまだ幼くて。

けれども、瞬間、瞬間が幸せで。

ひとつひとつの見るもの、経験することが、心に熱く浸透して。

 感動

とか

 感激

とか

 すごい

とか …

そんな言葉を連ねて、自分という世界と、それを包む世界を愛した。

花火

思い出すのは、冬の花火

あの、暗い闇から突然に生まれる人為的色彩。 

そして、人々の黒い影に、拍手の音。

冷たく悴(かじか)んだ両手。

隣の、優しい人。

いつか、もう一度、見てみたいと願う花火
by yayoitt | 2014-05-26 02:42 | 恋愛とは... | Comments(6)
ラーメン的、恋愛
赤いホッペの田舎娘は、恋に恋する少女で …

高校を卒業するまで、胸を張って デート と言えるものをしたことがなく。

声を裏返して 恋人 と呼べる人に出会えたのは、看護学校2年の頃。

3年間、一緒にいっぱい、時間を過ごした彼。

細くて背の高い彼は、私の頬の赤とは違うワイン色の赤い車が自慢だった。

その車で、週末ごとに、色んな場所に出掛けた。

コンビニでお菓子やジュースを買い、チューインガムを買い、遠出する。

晴天でも雨でも、日帰りの、週末の一日を出掛けていく。

とにかく 楽しい! と思えた、恋愛の日々だった。
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ある、日曜日のデートの車の中でのこと …。

多分、初夏だったのでは、と記憶する。

私は昔から、体臭というものを気にしていた。

それと言うのも、母から常日頃、口を酸っぱくして言われていたのだった。

 やっこちゃん

 母ちゃんも、みこちゃん(真ん中の姉)も、まあちゃん(長女の姉)も

 うちは、みんな ワキガ なんやでな

 やっこちゃんも、臭わんように気をつけるんやぞ


確かに、中学の時の、白い剣道着の脇のところは、いつも黄色いシミができた。

みんな、そうなんだろう、と思っていたけど、そうじゃないって、寮生活で知った。

だから普段から …

口紅は付け忘れても、デオドラントだけは忘れないように注意していたのだ。
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しかし!!

その初夏の、週末のデートの日。

うっかりと、デオドラントをスプレー(塗る)のを忘れたのである。

それに気が付いた車の中。

もう2年以上も付き合い、親しみ慣れた彼が運転する隣で …

臭ったらどうしようと思い、私は 冷汗(ひやあせ) をかいたのである。

冷汗をかくと、ほかの汗とは違うことに、敏感に気付く。

やばい! と思えば思うほど、腋の下が熱く、湿る感じがする。

 なぁ~ 窓、開けても良い?

と聞いたのと、ほぼ同時に、彼が言ったのだ。

 あぁ~ なんか、ラーメンの匂いがする

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うひゃ~~~~~~~~っっ

そう、私は知っていた。

ワキガの臭いは、時に ラーメンのような匂い と表されることを。

もちろん …

20歳のうら若きワキガの彼女と、それを知ってか知らぬか彼氏。

その日のドライブの帰りは、彼の希望で、ラーメン屋に …。
by yayoitt | 2014-01-20 04:16 | 恋愛とは... | Comments(4)