カテゴリ:遠くにて思う日本( 291 )
母と娘の第二次世界大戦
一番上の姉が、終戦記念日に思いを馳せて …

こんな文章を書いていた

今日は終戦から72年。
私の母は73年前第二次世界大戦で父親をブーゲンビル島で亡くした。
戦死である。
母は7歳で子守りをして口減らし(その家でご飯をいただくこと)をし、
4人いた兄弟の一番下はお腹の中だった。
その後3歳と5歳の妹と弟は里子に出された。
母の母(私のおばあちゃん)は小さい我が子を隠れて見にいき
地面を叩いて号泣していたという。
一つのみかんを兄弟で分けて食べ、
母の母は、みかんの皮を匂いでがまんしたという。
母は小さい頃の子守りで赤ちゃんをおんぶしていた事により、
今だに肺が弱くすぐ肺炎をおこす。
母の母は重たい着物の行商で背中が丸く縮んでいたのを、
私も覚えている。
2年前、孫たちへの証言という本に母の戦争体験が載り、
夏休みには娘や孫に読んでもらおうとしていました。
今朝、娘に電話すると奥で泣きじゃくる声がして、聞くと、
孫がもうすぐ戦争が始まるのではないかと泣いているのだという。
テレビで連日北朝鮮との不安なニュースが流れ、怖くなってしまったのだ。
子どもはとってもピュアだ。
そして戦争があると犠牲になるのも、こんなピュアで若い命だ。
広島の原爆にはピカ、という言い方とピカドンとがある。
ピカは爆心地に近くて、ピカっと光った瞬間に溶けて焦げて亡くなったため、
ドンは聞こえなかったのだという。初めて知った。
今日は不安で泣きじゃくる孫に戦争の話しはやめておこうと思う ??
けれど、何らかの形で語り伝えなければ、と思う。
母も一生懸命伝えてきたが、風邪をひいたり
膝が痛かったりして大変になってきた。
戦争体験者がどんどん少なくなって、忘れられてはいけないと、
思う、今日でした。

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ちなみに、忘れてはならないことがもう一つある。

とても大切なこと。

私たちの祖父の戦死の理由はこうである。

彼は兵隊として送られたブーゲンビリア島で

病気になり、同じ日本兵たちの手によって

足手まといになっては困ると、海に生きたまま

放り投げられたのである。

それでも 戦死 と一言で、70年近くも

葬られていた。
by yayoitt | 2017-08-16 02:47 | 遠くにて思う日本 | Comments(4)
継続的で、美的な

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上下の下。

緊張する免色さんの姿。

あぁ …

やっぱり、素晴らしい。

愛すべく Haruki Murakami よ。

うぐぐぐぐぐ
by yayoitt | 2017-07-28 02:56 | 遠くにて思う日本 | Comments(0)
ちょっと日本に …
85歳になる父と、81歳の母と

姉たち、そして彼女たちの家族に会いに

日本へ3週間、帰ります。

日本から、突然アップするかも知れません。

皆様も、良い3週間をお過ごし下さい。
by yayoitt | 2017-06-02 05:05 | 遠くにて思う日本 | Comments(2)
生まれた時から


ずうっと、ずうっと精神と体に沁み付いている

この太鼓の音 …

心が揺さ振られる

一年に一度のこの夜を

絶対に見逃しはしなかった

毎年、ずっと、そこにいたい

そう思わせる

2万弱の小さな故郷の町の盛大なお祭

あぁ 帰りたいな

って思わせられる
by yayoitt | 2017-04-19 05:15 | 遠くにて思う日本 | Comments(0)
春よ 
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卒業だけが 理由でしょうか
会えなくなるねと 右手を出した
悲しくなるよ それだけですか
むこうで友達 よんでますか


柏原芳江の歌だ。

ちょうど、中学生で恋多き年代だった私。

センチメンタルに、この歌を聴いたもの。

3月はまだまだ、飛騨に春は遠い。

長靴からズック靴に履きかえられるには…

もう少しだけ時間が掛かる。

春が来てしまえば故郷では色々な楽しみがある。

雪解けがある。

桜がある。

祭がある。

人々の長く寒い冬を抜け出た笑顔がある。

春よ、遠き春よ ...

これはユーミンか。

もうすぐ来る、飛騨にも春が。
by yayoitt | 2017-03-10 04:26 | 遠くにて思う日本 | Comments(0)
ラフマニノフ …
去年、日本に帰った時のこと。

故郷に暮らす真ん中の姉と、こんな話をしていた。

姉: 

大好きな作曲家の、ラフマニノフ

この名前がなかなか、すらっと覚えられんのや

だから、なんか覚え方を考えてみよう


私:

じゃぁ、何かに関連させてやな

姉:

うん、ラフ …

ラフ …


姉 と 私:

あ … 裸婦(らふ)!

私:

マニはぁ~、あ、まあに、やな

注:京都に住む長女の姉のことを まあ と呼ぶ

姉 と 私:

裸婦の、まあってことかぁ~ げえ~~

姉:

しかも、ノフは、農婦やでな

農婦のまあが裸ってことや


姉 と 私:

うええええええええええええええええ
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???

農婦にされた上で裸の想像をされて、

きもい~ とか言われてることなど何も知らない長女の姉よ。
by yayoitt | 2017-02-20 06:09 | 遠くにて思う日本 | Comments(0)
蜜蜂と遠雷

今まで、遠雷という言葉を聞いたことがなかった。

耳にしたことはあったのかも知れないけれど …

漢字として、こういう字なんだと知らなかった。

そういう言葉が存在していたことにも気が付かなかった。

けれど今、その遠雷という言葉が、愛しくある。
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この小説を読み始めて、自分がいる小説の世界が愛しい。

今までに、体験しなかった世界の、その場所に。
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そこで 体験 している今が、興味深い。
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by yayoitt | 2017-02-17 06:22 | 遠くにて思う日本 | Comments(10)
故郷は、雪が積もってこそなりき
私の故郷は、どっかっと雪が降る。

毎年、雪が降る。

私が小学校6年のときの56豪雪は、忘れがたい。

毎年、必ず雪が降り積もり、屋根の雪下ろしで誰かが死ぬ。

故郷は、そういう所だ。

今年も、故郷の姉から、また友から便りが届く。

 一晩で、こんなに積もったよ
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そう、雪とは、そういうもの。

眠っている間に、しんしんと降り積もる。

朝、妙に白々とした明るさでカーテンを開けると …
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前の夜とは違った光景に、息を呑む。

故郷に雪は、降ってこそ。

久し振りに、雪の故郷に帰りたい。
by yayoitt | 2017-01-19 03:23 | 遠くにて思う日本 | Comments(0)
舌を巻く、日本のそれが現代美だとは!
てっきり、写真の絵を見た時には

 へぇ~ 戦国時代に、こんな猫好きな侍がいたんだぁ

と、深く感心をしたのである。

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ところが、それが、現代の作品であると知って …

驚き、そして更に深く感心、感激、感動することになった。

この絵のタイトルは 着甲武人猫散歩逍遥図 

作家は 野口哲哉氏 

彼の作品を見れば見るほど、惹かれていく。
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正直、舌を巻かれる思い。

ギャラリー玉英ブログさん で詳しく紹介されている。
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いつか、会いたい。

この素晴らしい作品達を、この目で間近に見てみたい。

心からそう、思わされる。

会えて良かった!
by yayoitt | 2016-12-03 01:43 | 遠くにて思う日本 | Comments(6)
母ちゃん、あくび美学
月曜の午後 …

多忙な朝を終えて、お昼ご飯を食べた頃に ...

 ふああああああぁぁぁ~い

あくびが出る。
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最近は他人の前でも、大きく開いた口を手で覆わなくなってしまった。

そんな時に、ふっと思い出す言葉がある。

故郷の母の、言葉と、彼女のあくび。

彼女はいつも、あくびをする時に

 は~はっふっふっふぅ~ ♪

と、歌う。

出だした声を、メロディーに変えて締める。
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1度、そのわけを尋ねた私に、こう答えた彼女。

 同じ音を出すんなら、綺麗な音のほうが良いやろう?

 やでな、あくびが出始めたら、それをソプラノの歌に変えるんやさ


子供の頃は、変な母ちゃん、としか笑わなかったけれど …。

母ちゃんの美学は、すごい! と今更ながらに感動するのである。

よし、明日はユーミンであくびしよう。
by yayoitt | 2016-11-21 04:41 | 遠くにて思う日本 | Comments(4)