養鶏所のニワトリの為に、英国の大きな動き
1月9日、英国のニワトリ産業が大きく変わるニュースが全国に流れ波紋を呼んでいる。

動物愛護団体 RSPCA と 世界の畜産業への慈悲グループ(CIWF) の協力によるニワトリ産業向上へのキャンペーンが、テレビで人気のシェフ(ジェイミーオリバーなど)の力もあって現実となることに ・・・。
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彼らは、集約的に飼育されたニワトリの肉や卵は、動物福祉理念に酷く反することを国民(買い物客)に訴え、この現実は変えられなければならないと提示している。

           肉用の若鶏(Broiler chickens)

卵を産む為ではなく、肉用として選り分けられて交配されているニワトリのことである。
肉用若鶏の飼育小屋の様子
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通常、だだっ広く窓のない倉庫に飼育されるニワトリたち。

その倉庫の中には、何万羽もの生まれたてのニワトリが入れられる。

ただ餌を食べ、片付けられることのない糞の中で、大きくなるに連れて動くことが困難になって様々な病気で死ぬ鳥も現れる。

若鶏肉は約2.5㎏で売られる為、生後9週頃には屠殺され、店頭で1羽£2.50(600円)ほどで並ぶ。
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身動きの取れない狭い場所と、短期間に過剰に体重増加を強いられる(特別な餌によって)ことによって、鳥たちは歩行困難となり、心肺機能障害に陥ることが多い。

20羽に1羽は、心臓発作で飼育の途中に死んでおり、動けない為に飢え死にする者もあり、また精神的ストレスや、不衛生なコンディションの中で苦しむ。

         卵の為の養鶏所ニワトリ(battery chickens)

卵を産む為に、ひどく狭いケージ(1つのケージに3~7羽)の中で24時間、一生を過す雌鶏への国民からの批判は大きい。
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              ケージはこんなに狭い
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       ケージを下から見上げると、こんなに多くが1つの場所にいる狭い

   ★この雌ニワトリの飼育産業に関しては後日、改めてご紹介します

2012年までには、EU審議会にて、これまでの卵産業の養鶏所のニワトリ飼育の禁止が決定

広いケージと、止まり木、そしてトイレの設置などを導入することが勧めらることとなった。

英国内のスーパーでは、既にその多くが、養鶏所からの卵を店内に置くことを禁止している。
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            こうして死んで行くものも

              (以上は、新聞から私なりに訳させて頂きました)

人々が語り始めている。

テレビ番組のドキュメンタリーを見て、現実を知って。

今まで見もしなかった、商品のラベルの表示を確かめて。

人々の興味が、値段が安いことではなく、
動物がいかに苦しまないか、で選択しようとしている。 
         
確実に今、何かが変わり始めている ・・・ 

ゆっくりだけれども、確実に、何かが ・・・

by yayoitt | 2008-01-11 05:16 | 愛する動物のこと | Comments(18)
Commented by Buzz☆ at 2008-01-12 11:12 x
そんなことが起きてるんですね。
買わない人が増えるとうれしいですね。でも需要でなくて供給から止まっていかないと、買わなくなって捨てられる命が増える気がして、、、。


私のブログにコメント、してくださってたんですね。ごめんなさいw
コメントがあったことが分かりにくいブログなんです。
さっき気が付きました。きゃーーーー。
今度から気をつけますねw
Commented by at 2008-01-12 11:45 x
スイスでは10年も前から鶏のケージ飼いが禁止されていたとか。
やっぱり、いろんな意味で先進国ですよね。
動物の福祉にまで心を配れるなんて・・・
英国も大きく変わりましたね。
日本でも、ようやく、ようやくですが、アニマルウェルフェアの概念に基づいて養鶏を営むように促す風潮が・・・
でも、改造するには経済的にかなり厳しい負担を強いられると、悲鳴をあげる畜産家がほとんどだそうで・・
日本では、問題が改善されるのはまだまだ先の話だと思います。
Commented at 2008-01-12 16:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by requiem---k at 2008-01-12 21:12
日本人の心には果たして響くのだろうか。
響いて欲しい。
Commented by chirorin_wan at 2008-01-12 21:45
こうやって本当の意味での先進国は、意識も高いんだよね~って改めて思った。。
日本は?
沢山の人達が個人で頑張ってくれている(自分も頑張れよ!って感じだけど)のは心強いけど、国としては??
ガンジーの言葉が頭の中で響いている今日この頃。。
Commented by martini_glass at 2008-01-12 23:42
あ~ん。可哀想。アメリカ人はそんなことはよそに、チキン大好きです。
8本の足、手羽が入ったパックを買う人が、スーパーにたくさんいます。
だからこちらでも同様に飼育されているのが予想されます。
しかもね、「BBQ」(レストラン)に行くと、同じチキンでも特大な足と手羽が出てきます。いわゆる奇形を作って日の目が出るのを待っている。試験的にやっているのではないかという気がいたします。
人々は単に大きいと喜んでいますが、奇形を作ってまで大きいのを食べたいのか・・・・アホです。
Commented by kworca at 2008-01-13 15:11
安い鶏肉、安い卵を買い求めている私は心苦しいなぁ…
でも、飼育環境を整える事と生産効率を上げる事と品質を良くする事、これらを実現するのは不可能ではないはずですよね。
というか本来は、それが当然のはず。
そういう歪みが、鳥インフルエンザとか狂牛病も然り、新種の病気を生み出しているように思います。
Commented by fiona at 2008-01-13 19:08 x
十代の一時期、蕁麻疹がよく出ることがあって、皮膚科で「食べちゃダメリスト」を宣告されたの。

鶏肉、鶏卵は加熱してある黄身はOK、ハマチ、エビ、鯖、ニンニク、唐辛子、筍、できるだけ豚肉も外して、牛乳は1日200mlまで、etc・・・etc・・・

数年たって気がついたこと。
これって、青魚と刺激物とアクの強いものを除くと、あとのは「養殖モノだ」ってこと。
養鶏場・養豚場・養魚場・・・・・そこで使われている餌や、病気を殺す抗生物質・・・・・・・それが悪いってこと?!って。

鶏肉と卵は、ブロイラーをやめて、co-opで提携農場で平飼いされているものを少しずつ食べるようにしたら、だいじょうぶだった。
以来、豚肉も牛乳も、ファームファクトリーみたいなモノは避けて、お魚もなるべく天然モノにして・・・・・って気をつけてたら、蕁麻疹、出なくなった。

もちろん、体質も年齢とともに変わるし、今でもアクの強いものはなるべく摂らないようにしてるし、ニンニクの匂いだけで痒くなることもあるし、ハッキリとは言えないんだけど。
でも、今でも、疑ってるよ。ファームファクトリーの食品、食べ続けたらきっとろくなことないだろう、って。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 04:43
Buzz☆ ちゃんっっ

少しづつ、確実に変わって来ています!!

確かに、供給が止まらないと、元も子もないよね。
だけど、こうやって大きくテレビで扱ったり情報を流すことで、
多くの人々が、そういう食品から遠ざかり、卵であれば、放し飼い
の物を買おう、と変わって行ってくれるんですよね。

その小さな、ゆっくりな動きがだけど、確実に未来の動物達を
今よりましな状況へと結び付けてくれると信じます。

毛皮などはもう、供給側をゼロにしたいよね ・・・。

コメント!!
そんなそんな、いいのいいの。
私も、メールをずーっと、遅れてるからごめんね。涙
ありがとうね!!本当に、ありがとう。
未来は変えられる!! うんうん。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:39
苺ちゃん

スイスでは10年も前から ・・・ そうなんだぁ ・・・。
人間、それがどんなに非人道的なことであるかを、
知ってたのだろうね、知ってて、だけど流されて、大きな流れに
流されて ・・・ その中でもコツコツと訴えてきた人々の声が、
こうやって、何か結果になっているんだと思うね。

動物の福祉 ・・・

ガンジーの言葉を思い出す。
 
 動物への態度を見れば、その国のモラルがわかる

そんなような言葉、本当にその通りだよね。

日本も、そうなんだ!!
素晴らしいよ!!ゆっくりだけど、変わってるね!

フリーレンジ(放し飼い)のニワトリの卵は市場には
売り出されてるのかな? 選択肢がなくてはね、消費者が選べる。

経済的に苦しむと畜産家 ・・・ そこが辛い所だけれど、
きっと大きなダメージを与えることなく、政府が力を入れれば、
皆が協力すれば、他の何か、に変えられるはず ・・・。甘いかな。

せめて今は、養鶏所のニワトリの環境が、少しでも
よくなりますように ・・・。ありがとうね、苺ちゃん。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:45
鍵コメ at 2008-01-12 16:01 ちゃん

もう、届いたかな?
ふふふ
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:47
カッタン

日本人の心にも、必ず届くよ。
その、現状を人々が知り、問題意識を持てばきっと。
ゆっくりだし、時間も掛かるけど、必ず ・・・。
諦めないで行こうよね。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:51
タカちゃん

日本には、スーパーで買えるほどの、
フリーレンジ(放し飼いのニワトリ)の卵がないから、
選択肢がなくて手に入らないよね。

だけど、人々がその現状を知り、問題意識を持てば、
需要が高まり、供給せざるをえなくなる。

オーガニックの食品が出回り始めたように、
きっと、ちゃんと手に入るようになるって、信じてます。

時間は凄く掛かるけど、人々が検索し始めて、欲すればきっと。

ガンジーの言葉 ・・・

私もいつも、この言葉を思います。
日本が変わるには、日本に住む私たち日本人が
知り、考え、声に出せば ・・・ 必ず変わるよ。
諦めないで行こうよね、ありがとう。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:55
martini_glass さん

アメリカでは、多分、州によって違うと思うけれども、
フリーレンジの卵(放し飼いのニワトリの卵)が容易く手に入る?

人々の意識の違いなんだろうなぁ ・・・。
でも、ヴィーガンの人や、ヴェジタリアンの人も多い国だろうから
きっと、選択肢は沢山あるような ・・・。

・・・ 奇形を作って日の目が出るのを待っている、
試験的にやっている ・・・

それで大儲けになったら、それがずーっと続く。
そう思うと、すごく怖いよね、悲しい。その為に生まれる命が。

フォアグラを珍しい、美味しいとただただ喜ぶ人人々と、
重なってしまうよね ・・・。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 05:59
桂子さん

安い鶏肉、卵 ・・・

どうして安く出来るのか ・・・ どこに掛かるコストを省いているのか。

お店で、その形になって来る前に、彼らがどんな生涯を暮らしたか、
そういうのを想像したり、思い浮かべるだけでも、何かがきっと
違ってくると思う。感謝の気持ちが、変わってくるよね。

鳥インフルエンザ、狂牛病 ・・・

そうなんだよね、そういう動物たちにとって 酷い 飼育環境
から、ちゃんと人間に帰って来ることになってるのかも。
だからと言って、その問題が出た時に、すぐに簡単に殺されるのは
やっぱり、動物なんだよね ・・・。
Commented by yayoitt at 2008-01-14 06:04
fiona

養殖物。
人の手が加わった物。
大量製品された命。

自然ではないことなんだろうね。
不自然なだけではなく、動物たちに苦しみを与えての生産。

平飼い、放し飼いされているニワトリの卵や肉が、手に入るんだ!
それは、少し嬉しい情報だよ!!
そういう選択肢があるんだものね。

身体の中に直接入る物が、やはり苦しみ、過酷を強いられ、
自然ではない人間の作った物を食べていたらきっと、
人体に良い影響はもたらさないのだろうね ・・・。

皮膚の病気、症状はとても苦しい。
何が原因で、というのがわかりにくいだけに。

より、自然に近い状況で生きられたら良いのだけれど、
現代、先進国、人間社会 で生きるのに、なかなかそれは叶わない。

だけど、ここまで来た世界 ・・・

変わるしかなくなってるよね、もうね。
Commented by ひろみ at 2008-01-16 22:30 x
やっこさんはぜーったい、これ観てるだろうなーって思ってた!
ヒュー・ファーンリー=ウィッティングストールのも観た?

自分を満足させるために命を粗末に扱ってしまう人間って嫌だなーって思う。

小さいときに縁日でひよこを何回か買ったことがあって(今思うと、すごくむごい商売だな、って思うんだけどその時はただただ、ひよこが欲しくて...)、そのこたちが皆大きくなってくれたんだけど、とっても頭が良くて、可愛かった!私が小学校から帰ってくるとめちゃくちゃ喜んでバタバタ羽ばたきながら私の方に走ってきて、肩に留まるの!ちゃんと感情も持っているのに、お肉としか見られないなんて悲しいなと思う。

雌の鶏についての記事も待っています!
Commented by yayoitt at 2008-01-17 07:55
ひろみさん

実はね、私はテレビ番組を見れないのです。
もう、だいたい、どんな内容かと聞いただけで、怖くて
とても見れないんだ ・・・ ダメでしょう ・・・ こんなんじゃ。

字で読むのは耐えられるけれども、もしも、映像でそれを
見たら、自分がどうなるかわからない、って恐怖なんです。
弱くて、本当に、いけません。

早速、雌ニワトリのこと、記事にしました。
オーストラリアのサイトなので、英国とか日本と全く一緒かは
わからないけれど、似たようなものなのかも、と思われます。

ひろみさん、本当に、ありがとうね。
番組、良かったかな? 現実と立ち向かうのにね ・・・ 反省っっ
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