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毎日の新聞のどこかに ・・・
朝、仕事に向うバスの中で広げる新聞

爽やかな朝であろうが、雨の冷たい朝であろうが、いつもその瞬間は心が塞ぐ。

新聞のどこかに、必ずと言って良いほど、動物自然環境関連の記事を見る。

記事の多くは、悲しいこと、腹立たしいことが断然多い。

数年前に、私が初めて カナダのアザラシ漁 のことを知ったのも、この新聞だった。

列車の中で、泣き崩れてしまった。

   知らなかった ・・・ こんなことがあったなんて、知らなかった ・・・

ブログを立ち上げる決心を私にくれたのも、この新聞で知った アザラシ漁 だった。

毎日、震えながら開く新聞

今日の世界の動物たちはどうだろう?

だけど、そこで知る事実は、ほんの氷山の一角。

公に知られるだけ、誰かに救出されるだけ まし なのだろう ・・・。

情報として知る事実には、限りがある。

知った時には心を動かされても、人間は哀しいかな、すぐに忘れてしまう。

人の噂も ・・・ 。

時間が経てば、その時とても大切と感じたことは、どうでもよくなる。

だけど、目と耳に情報として常に入らないだけで、その現実は変わらずに起こっている。

常に苦しみ続ける命がある。

それを毎日、知っておくことは困難だけど、せめて時々、思い出したい。

思い出して自分に出来ることを、続けて生きたい。

時間の流れに、自分自身が褪せて行きそうになりながら ・・・ そう思う。
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日本政府に向け、インドネシアは首都のジャカルタで行なわれた反対運動。
イルカを殺さないで、と幕を掲げて、日本大使館の前で訴える。
日本は毎年、2万頭のイルカと小クジラを殺している。
その殆どは最終的に、食用として売り渡されている。

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飼い主に捨てられたLittlest Hobo(アメリカのテレビドラマの主人公犬の名前)というニックネームの犬が、何日も我が家を探して歩き回っているのを保護された。
小さなテリア犬は、発見された時、とても痩せて疲れきっており、傷だらけだった。
歩き続けた為に足からの出血がひどく、歩くことが出来ずに倒れているところを発見された。
・・・ SSPCAのスポークスウーマンは、こう語る。
 “ Littlest Hoboは、そのドラマの犬と状況が良く似ている為に付けました。
捨てられてから何日も何日も、ご主人の家を探して歩き回ったようです。
発見された時の彼女は、疲れ切って応答にも答えず、痩せ細り、ノミでまみれていました。
足の裏は傷に覆われていました、これは彼女が、必死に飼い主を探した証拠です。”
Littlest Hobo は今、健康を取り戻し、リホームに向けて順調に回復している。

今日も、この街の、この国の、この世界のどこかで、沢山の命が ・・・
by yayoitt | 2007-09-26 02:33 | 愛する動物のこと
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