人気ブログランキング | 話題のタグを見る
おっとさん、おっかさん
今日は今から旦那の両親がダンディー(ここから車で1時間半くらいのスコットランド4番目の都市)からやってくる。エデインは良いお天気になった。風は冷たいけど日差しはあったかだ。
私達二人が前にここに住んでた時、色々使ってた小物や本などを2年前に日本に引っ越
す時に彼らの家の屋根裏部屋に残していった。今回はその大きな段ボール箱2つを持って来てくれるのだ。さっき買い物を済ませ、ラズベリーと生クリームを準備した。ティーポットも洗ってあるし、部屋は全部掃除したし、比較的綺麗な服にも着替えて、あとは彼らの到着を待つ
のみ。私は彼らが本当に大好きだ。とても心のあったかい人達で、お舅さん、お姑さんとはい
え、気兼ねせずに楽にしていられる。もちろん言葉がわからないから生じる孤独感などはあるが、性格的なものでは何も不満はない。とっても幸せだと思っている。例えば、旦那のお姉さんは、彼女の姑とうまく行っていない、とても嫌っている。一ヶ月に一度くらいの姑とのミーティングを毎回苦しんで迎えている…。日本だけではなく、どこでも、嫁、姑の関係は難しいことが多いらしい。ただこちらは、結婚後家を継ぐとか、両親と一緒に暮らす習慣がないので、毎日顔をつき合わさなくてもいいだけ楽だ。やっぱり世代が違う(特に)同性どうしは、国や文化が違っても、そんなに上手くは必ず行くとは限らないらしい。さぁ、私が5年前に始めてスコットランドに来て、旦那の両親と対面した時、私は一つ、どうしても出来ないことがあって悩んでいた。
それは、彼らを名前で呼ぶことだった。私は彼らの子供じゃないからMum , Dad とは呼べない。かといって、他の人がするように、また、旦那がこう呼んだらいいんだよ、というように、彼らを下の名前で呼び捨てすることがどうしても抵抗があって出来なかった。そこで、私の方から、日本語で呼んでもいいか?と聞いたら、二人は大賛成してくれたのだ。それから私は、おとうさん、おかあさん、と呼んでいるのだ。私自身が自分の親をお父さん、お母さんとは呼ばないので、私にとってのおとうさん、おかあさんは彼らだけでちょうど都合もいい。こうして今もなお、おとうさん、おかあさんと呼んでいる。しかも、おかあさんのお姉さんのことは、彼女からのリクエストで おばさん と呼ばせてもらっている。この呼び名だが、“今日、おかあさんが綺麗な花を買ってきて…”など、お父さんがお母さんのことを私に話す時は、“ Oka-san ... ”と私に説明する。自分のこと話す時も“ Oto-san ... " と話す。その発音なのだが、ストレスが最初のセレボーに来る為、おっとさん、おっかさん、と聞こえるのだ。今は慣れたものの、始めの頃は、西洋人の口から聞く“おっとさん。”と“おっかさん。”になんだかこそばしい気持ちを感じていたものだ。テレビの おしん みたいだなぁって。あ、今外にいるよって電話がかかって来た。旦那が玄関まで迎えに行く。じゃぁ、私もノーマンが超興奮して二人に飛びつかないように傍にいなくちゃ!
by yayoitt | 2004-08-01 00:52 | 国際結婚って...
<< Charity Shopでのお... やっこと家族のプロフィール >>