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最初の、幸せ 故郷の犬オーリー
元旦の午後に、日本の両親に電話をした。

話しながら、父親に1つお願いをした。

5月の里帰りから、よく思い出しては、どうしているのかとても気になっている。

ある、犬 のこと。

故郷の小さな街の、あるおうちの庭で、ずっと鎖で縛られたままのゴールデン

じめじめし始めた5月の終わり、飲み水はまるで雨水のようで虫が1匹浮いていた。

唇が爛れて、オシッコとウンチが小屋の周りいっぱいに転がり、乾いていた。

あんなに若くて元気で、そして人懐っこい寂しがりの大きな犬が、24時間も同じ場所で、鎖に繋がれて行き交う車や人や散歩の犬をただ見つめている。

彼のことが、どうしても気になって仕方がなかった。

その街に住んでいれば、おうちの方にお願いして、時々散歩に連れて行ったりしてあげたいが、離れていては何も出来ないし、どうしているかもわからない。

父に頼んだ。

 時々、あの子の所に行って、遊んであげて欲しい と・・・。

そうしたら今日、父の携帯からメッセージが届いていた。

ただ一言。

 オーリーは元気だよ

そして、この写真・・・。
最初の、幸せ 故郷の犬オーリー_c0027188_2365210.jpg

ありがとう、少しだけホッとした!
by yayoitt | 2007-01-02 01:09 | 迷い犬、犬のこと
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