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ヒッピーへの憧れ
昨夜、旦那の姉から電話があった。来週の土曜日に、ロンドンで友人の40歳を祝う誕生日会があると言う。40歳ということで、彼女が生まれた60年代をテーマに、ファンシードレスパーティー(仮装パーティー)となったらしい。60年代のファッションというと、今、リヴァイバルで復活もしているが、超ミニスカートや、幾何学模様の光るシャツ、又は、いわゆる“ヒッピー”の最盛期であるから、それにちなんだ格好でも良い。大人っぽいシットリとした服を着る姉は、思い当たる物が見つからず、私に電話をして来た、という具合。早速、Googleで60年代ファッションを調べて、チェストを開け、ベッドに一枚、二枚、と思う限りに服を投げた。
引き出しも開けて、あれ、これ、と引っ張り出す。そうするうちに、数えただけで、10数枚の上着やワンピース、パンツなどが積み重ねられた。私は昔から、ヒッピー系ファッションが大好きで、今でも本当は、髪をドレッドロックにしたい!と思っているのだ。以前に働いていた靴屋に来たスペイン人の女の子が、ドレッドロックにしていたので、どうやってしたか?私もしたい、と話したことがある。彼女は、私の髪を見てすぐに、“あんたの髪じゃ、駄目、できないわ”と言ったのだ。どうやら、腰があって強すぎるらしい、しかも、真っ黒だから見た目がくどくなりすぎる…と。それから、すっかり諦めてしまってるのだ。でも、この願望は、消えることはないらしい…オーストラリアにいた時に、ヒッピーかぶれの不思議な日本人になってしまい、
裾の破れた、長い透けるワンピースを着ては、裸足でスーパーに買い物に行っていたりしたくらいだ。オーストラリアでは、ヒッピー(系)、それらしい人達がよく、靴を履かずに裸足で歩いているのだ。もちろん、普通の住宅街、お店とかスーパーとかを。最初は痛かった裸足が、慣れて来た頃、ボトルが割れて辺り一面に破片が飛び散っていたことがあり、仕方なく遠回りして歩いたお陰で、迷子になりかけたことがあった。それで懲りて、ちゃんと靴は、サンダルでも、履くようにした。私は、一番たちの悪い、ヒッピー好きなのだ。よくヒッピーとはどういう人たちのことを言うのか?なぜ、そういう生活習慣なのか?そういう本質を知らないまま、ただそのファッションや見た目に惹かれているだけなのだから。ボブマレイ?彼に憧れるわけではない。YOKO ONO?日本人で思い浮かぶ60年代のヒッピーと言えば…でも、彼女を目指すわけでもない。自然を愛し、動物を愛し…それは努力してしているが、今の世の中に行きながら、また、街の中のフラットに住みながら、やっぱりヒッピーの様には生きられないのだ。そんな私は今もなお、それらしい服を買い続けているが、やっぱりヒッピー系の服は止められないのだ。義理の姉に全てを写真に撮って送ったが、結局、サイズ的なものや夏の物が多いということで、これと言って選べるものはなかった。
ヒッピーへの憧れ_c0027188_43299.jpg
世界の平和を願い…願いたいが、願う以上に自分が出来ることが何か?それを探求しなければ、本当のヒッピーにはなれない。
by yayoitt | 2005-01-24 04:29 | やっこのファッション
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