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私にできて、マイケルにできないこと 2
果物が大好きな2人 ... これは共通。

ちなみに私は、みかんを湯船に浸かって食べるのが好きである。

マイケルはみかんがそれほど好きではない。

しかもシャワーで育った彼に、風呂の湯に浸かってみかんを食べる喜びは、わかってもらえない。

風呂の湯にみかんの汁が落ちると、そんな一滴でも、皮膚にビタミンが滲みる気がして嬉しい。

こっちのみかん(マンダリン)には種が沢山あるので、最近のお風呂には種が幾つか浮いていた。
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ブドウは、房ごと片手に持ち頭より高く上げて、パン食い競争の如く、はぐはぐ食べるのが良い。

マイケルは、ブドウは指で房からその度取り離して口に運ぶ ... これが普通だろう。
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リンゴは2人とも毎日1~2個は食べる。

日本の水密のようなリンゴではなく、小ぶりのものばかりであるが、青いのも赤いのもどちらも好きだ。
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私は一応洗って食べるが、マイケルは洗わずに食べる。

私は、仕事帰りのバスの中で必ず1個食べる、しかも丸々、1個食べる ... 残るのは、芯と種だけで、あとは種を包む固い部分も全部食べてしまう

マイケルは、ひょうたん型のようにリンゴを残すが、私の場合は最後は4個ほどの黒い種と1センチほどの芯しか掌に残らない

時には芯を洗う時に抜いてしまうこともあるし、また、夢中になってうっかり種も全て飲み込んでしまって、跡形がない、ということさえある。

キウイも、私はチクチクする表面を丁寧に洗って、皮ごと食べる
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しゃくしゃくして歯触りが良くてとても美味しい。

マイケルは、そんな私を、目を丸くして口を開けて見ていたりする。



そんな私とマイケルであるが、ある日のこと...。

マイケルの両親の家で彼の姉夫婦も一緒に皆で夕食を食べていた時、デザートにメロンを切って出された。
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私はナイフで器用に切って一口サイズにして食べていたのだ ... 

... が !

マイケルと姉が同時に、両端を掴んで、スイカのようにかぶりついて食べ始めたから驚いた。

おっとさんもおっかさんも驚かない。

リンゴの種さえ食べてしまう、ブドウを下からがぶがぶ食べてしまう私でも何故か ... それは、できない...
by yayoitt | 2006-03-09 05:36 | 国際結婚って...
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