「ほっ」と。キャンペーン
スカイというコリーと、切ない花束
高齢のボーダーコリーのSkye(スカイ)。

彼女は、アディソン病で定期的に病院にやって来る。

月に一度は血液検査があり、薬の分量を調整する。

私が彼女に出会った頃、彼女はまだ若い犬で …

今では、お孫さんがいて定年を迎えるご主人も …

今の私くらいの年齢で若かった。(← そう、若いのよ

そんなご主人とスカイ。
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色々な葛藤がありながら …

新しい獣医師や会社との折り合いが良くなく …

違う動物病院へ移ることに決めた。
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それを伝えに来てくれた日、ご主人が花束を持って来てくれた。

 やっこ、今まで本当にありがとう

と。
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以前の獣医師夫婦の下で働いていた従業員は、私一人に。
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新しい体制、新しい顔ぶれに、悲しくて涙を流すご主人もいる。

50年間、この建物で積み上げてきたブラウン獣医師 …

彼の去った後の傷跡は、今も深く、血を流しながら膿んでいる。
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 スカイ、凛として美しいスカイ …

 どこか街の中でばったり、会えますように

by yayoitt | 2017-02-10 00:25 | 動物病院での出来事、仕事 | Comments(2)
Commented by 通りすがり at 2017-02-13 18:33 x
アジソンは病院と離れられないから、本当に良い先生に巡り合えないと結構しんどいですね。50年を積み重ねた先生たちと同じようにはできないだろうけど、ガラッと変わっちゃったのですね・・・寂しいですね。
Commented by yayoitt at 2017-02-14 05:20
通りすがりさん

アジソンに効果的な飲み薬が、製造中止(なぜかは
わからないのだけれど)になって、人間も動物も同じ
薬だったので、人間の患者さんも動物の患者さんも
飲み薬でバランスをとっていたのに、注射薬に変更しなくては
いけなくなって、その注射薬を続けるのには、定期的な
採血検査があるんです。

そんなこんなもあるけれど、一番、ご主人たちにとっての
痛手は、そう、獣医師さんがリタイアしてしまったこと。
とは言え、73歳でのリタイアだから、仕方がないんだけど。

寂しいです、すごく。
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