"スージーと暮らすあなたへ" 
アニマルシェルターに、ある男性がやって来た。

彼は、とても恥ずかしがり屋のオレンジ色の猫と

そして、手紙を持って …

手紙は、彼の継母が書いたもので、この猫の飼い主が彼女だった。

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 友へ
 

 わたしの友達、スージーを迎えてくれて、ありがとう

 彼女は、3猫の兄弟姉妹のうちの1猫で、
 2010年11月15日がおおよその彼女の生まれた日よ

 彼女は2010年の12月にわたしのもとにやって来たの

 彼女の新しい家がここだってことを、彼女がわかるようになって
 わたしが、きっと大丈夫だって思うまでは、彼女を外には出さなかった

 外に出るようになったある日、彼女は4日間も行方不明になったわ
 きっともう、彼女には会えないんじゃないかって、思ったのよ
 
 そしたら、行方不明になってから4日目の夜、それはもう、
 聞いたことのないような大きな音の雷(かみなり)が降って来たの

 雨は降っていなくて、雷の音だけだった

 翌朝、わたしは外に出て、無駄だとは思ったけれども彼女の名前を呼んだの

 そうしたら、彼女が走ってきて、わたしと一緒に家の中に入って来たのよ

 それ以来、彼女は、わたしと一緒じゃない限り、決して外に出なくなったわ
 そして彼女は、すっかり家の中だけで暮らす猫になったのよ

 スージーは、すべての人々と、すべての物事を怖がってしまう

 わたしのことを、友達なんだって彼女が理解するのに
 6~8ヶ月もかかったくらい

 わたしは、彼女が家の外に出られるようになるように、長い間、試みた
 けれど、わたしが一緒に外に出ない限り、彼女は外出しようとはしない

 もしも、わたしが散歩に出掛けるならば、彼女もきっと散歩に付き合うだろう
 けれど、あまりにも、わたしは足元が確かじゃないから、家の前のポーチから
 外へは、とても行けないわ

 彼女ができる一番の外出は、家の前のポーチの隣の庭の周囲を歩くことね

 もし、わたしが散歩できるのだったら、彼女はわたしに付いてくるに違いないわ

 スージーが、わたしたちの犬と仲良くなれたら、それは嬉しいこと

 彼らは、それなりに上手くやっているけれど、スージーが、
 犬とは特定の距離を置いたままでいるわ

 わたしが、彼らを残して家を空けるとき、なにも心配はしていないの

 スージーは、変わった猫だけど、わたしは彼女が傍に居てくれるのを楽しんでる

 彼女は、すりすり寄って来るくせに、ボスでいたい猫で
 撫でてもらうのを、とても楽しんでくれる

 わたしのベッドの上で、沢山の時間を彼女は過ごすけれど、
 いつも、わたしが何処にいるかは知っているみたい

 わたしがスージーと楽しんだように

 あなたも、スージーとの時間を楽しんでくれますことを


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この女性は、自らの残された人生がわずかであることを悟り …

そして、この手紙を書き残した。


英文の手紙を、私なりに、しかし忠実に訳させて頂きました) 




 
by yayoitt | 2016-03-09 04:31 | 愛する動物のこと | Comments(8)
Commented at 2016-03-10 11:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chocorachocora at 2016-03-10 12:43
この女性のスージーに対する深い深い愛情と大事なスージーを残して旅立たなければならない運命の淋しさを感じて胸がぎゅっと痛くなるね。

私も自分の年を考えて、最後に新しい子を迎えるのはいつ頃かな?まだ大丈夫かな? でも、もし私が病気になったり、事故で早く死ぬことになったらどうしよう。
でも、最期の生活に猫がいない生活なんて出来る?
いろいろ考えて涙が出る時があるよ。

とにかくこの可愛いスージーが愛情をたっぷり注がれる穏やかな余生が過ごせますように・・・
Commented by ロック母 at 2016-03-10 19:42 x
やっこさん、おかえりなさい‼︎
ほぼ毎日、ブログにアクセスしてたのに、ここんところ忙しくて何日ぶりかにお邪魔したら。。。
やっこさんが帰ってきてるーーーー!やってもうたーーーー!
ブログ復帰コメントに、1番乗りしようと思ってたのに。。。。(゚o゚;;
まあ、そんなことより、1年間お疲れ様でした。powerupしたやっこさんの御活躍を、応援させていただきますね〜(^o^)/

スージーのことを愛してやまない御婦人の、とっても素敵なこの手紙。
きっと、優しい里親さんと、スージーは出会えるでしょうね!
Commented by yayoitt at 2016-03-11 04:30
鍵コメ at 2016-03-10 11:37 さん

異常に暑い秋の日に、お喋りしたのが懐かしいです。
日本から帰って来てから、ずっとお休みしていたの、ごめんね。

そうなんですね。
この冬は、特に、天候的にも辛い冬だったと感じます。
そういうことも、きっと関係するのかも知れませんね。
心から、思っています、鍵コメさんのこと。

仕事で、どうしても外に出る、ちょっと無理してでも
外へ出て行くって、しんどいけど、大切なことでもあるかも
知れませんね …。

必ず、会いましょう、ねっっ。
踏ん張りすぎないでね。
Commented by yayoitt at 2016-03-11 04:35
Maama

本当に、この女性の、深い愛情、感じるよね。
決して、この手紙には、彼女がスージーを愛してるとか、
離れたくない、とか、悲しいとか、そんな言葉はないのに、
ただただ、スージーのことを新しいご主人に知ってもらいたい、
伝えたい、という思いが溢れていて、余計に、彼女の
愛の深さを感じるんだろうな …。

きっと、高齢の女性なのかなって思ったよ、なんだか、文字も
震えている感じだし、一生懸命に文字を綴ったんだろうなって。

あああ、わかるよ。
私も、それが怖い …。動物と暮らせずに生活するなんて
(今は、そういう生活だけれど、必ずまた、ってわかってるから
我慢できるだけで)考えられない、考えたくない。
独りぼっちになっても、動物と一緒にいたいって、そう願うよ。

不安になるよね。
でも、きっと、Maamaの優しい猫思いの子供さんたちがちゃんと、
もしもの、その後は、守ってくれるよ、大丈夫!
Commented by yayoitt at 2016-03-11 04:39
ロック母さん

ああああ~~ん。
泣けますううう、ありがとうございますうう。
んでもって、笑けますうううう、可笑しい、ロック母さん!

がはははっっ

本当に、本当に、嬉しい言葉、ありがとうございます。
パワーアップしたのかどうかは、不確かなのですが(そうなのかい!笑)
1年間、必死で勉強したことの、ほんのちょっとでも、
頭に残ったりしていたらなぁって、願います。

スージー。
怖がりで、恥ずかしがりのスージー。
きっときっと、一緒に散歩してくれるご主人、見つかりますね。

ありがとうございますっっ、ロック母さまっっ。
Commented by HollyNoahDaisy at 2016-03-11 05:37 x
Susieは、Yellow Tabbyには珍しいメス猫さんなんですね!こんなに愛されてきた仔だから、きっときっと新しいおうちが見つかりますね。まだ5歳、これから十数年も幸せな将来があるんですものね。
最後の最後まで自分のそばにいて欲しいという願望を抑えて、今のうちに、自分が彼女の将来をしっかり見届けることができるうちに、彼女を信頼できる人に託したのは、とても勇気のいることだと思います。願わくば、このシェルターはNo Kill Shelterであって欲しい。シェルターよりはアメリカではRescue Organizationに持ち込むほうが、ずっとずっと飼い主さんの願いが叶う可能性が高いです。愛する仔たちを見送ることは辛いけれど、愛する仔たちを残して自分が逝ってしまうことは、もしかしたらもっと辛いことかもしれませんね。
Commented by yayoitt at 2016-03-12 05:46
由喜さん

ジンジャー猫って、オスであることが多いですよね。
私も、ジンジャー猫を見たら、ついつい、男の子って思ってしまいます。
本当に、愛されてきた、幸せ猫ですよね。
きっときっと、いや、絶対に、彼女は幸せになりますよね。

私も、それを感じます。
自分が、この世を去る時に、傍に居てほしいって思うだろうに、
それでは、残してしまう命が可哀想だと、自分自身がまだ
字を書けるうちに、そして、生きているうちに、彼女を
誰かの手に託せられるようにしたのでしょうね。

アメリカでは、シェルターによっては、安楽死のある所もあれば、
決して殺さない、という所も、あり、そのシェルターや
州によっても、違うんでしょうね。

心から、私もそれを、祈ります。
スージーが今は、新しいご主人と共に、庭を一緒に散歩していますことを。
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