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開き直ったら、おばちゃんは幸せ
若い頃は、葛藤があった。

若いから、綺麗で当たり前、肌が美しくて当たり前。

だけれど、とてもポッチャリだった私は、自己嫌悪の塊りだった。

吹き出物に苦しむことはなかったけれど、頬の赤みが恥ずかしかった。
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ここ数年、二重の上瞼(うわまぶた)んとこがくぼみ …

口の周りに深い皺ができ …

どう化粧しても、睡眠の時間に関わらず …

自分の顔の できばえ は限度があると理解して受容した。

すると、とても楽になるものだ。

開き直ったら、気持が良いし、開き直れる自分を自画自賛すらする。

 おばちゃんは、幸せだ

って思える。

 がっはははははははぁいぇ

なんて笑い方を、声高らかにするようにもなった。

心と、ぽてついた腹の底からの、笑い声だ。
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先日は、仕事場で …

待合室にジャックラッセルと一緒にいた、あるご主人が

 ごめんなさい、ここに粗相してしまったの
 
 本当に、ごめんなさい


と謝りに来たので

ティッシュとモップを手にして待合室に行き

 うちのアンジェラなんて

 しょちゅう、してますから~

 がっはははははははぁいぇ


(アンジェラは、私の同僚)

と笑った私。

おばちゃんであることの、ああ、醍醐味。

(ちなみに、たった今 

 醍醐味 を打とうとして ごだいみ とキーボードを打った私 …

 がっはははははははぁいぇ!!)
by yayoitt | 2015-07-20 02:39 | やっこは、こんな人
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