この地球(ほし)という命に
深い穴が、幾つも開いている

コンクリートを、重ねて乗せられている

肌を守っていた木々は、残らず剥ぎ取られている

血液であるエネルギーは、体内から吸引されて燃やされている

その柔らかかった皮膚には …

数え切れない命が流した真っ赤な血液が沁み込み

水を通すこともできない固い土で覆い尽くされ

汚れた空気にさらされ

ところどころで、爆撃の衝撃を受けたりしている

 と讃えられた恵みの水分は …

その肌でさえ、掘り起こされて淀んでおり

もう 紺碧 とは表現されない悲しい涙の水溜りに
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ゾウが流す血よ

真っ白な氷の上でアザラシが流す血よ

白目を剥いて怯える動物の口から流れる涎よ

それは、乾ききった地球の皮膚を潤おしはしない

人が流す真っ黒な物質よ

枯らした川よ

切り倒してしまった木々よ

草花よ

砂浜に打ち上げられてしまったクジラの哀しき鳴き声よ
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人の手でなくしてしまった地球は

二度と同じ形では取り戻すことはできない

流される涙や血液は、尊い恵みの雨代わりはできない

地球の体内からくみ上げる油は、必ずや尽きる
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目を閉じてしまうのか

目を開けて向き合うのか

落ち始めた砂時計の砂は、もとには戻せない今

 
by yayoitt | 2012-02-24 04:05 | 愛する動物のこと | Comments(9)
Commented by monika914 at 2012-02-25 07:33
初めまして。
「ある、幸せな犬からの遺言」を紹介してくれたブロ友さんの所から やっこさんのブログを知りました。

私は離婚孤児となった2歳のラブラドールを引き取り ドイツで暮らしています。
先代犬達は11歳&13歳で安楽死。 辛く悲しい決断でしたが 後悔はしていません。

自分では物言えず、抵抗出来ない動物達への人間達の惨い行動に対し いつかは仕返しが来て欲しいとさえ思います。
Commented at 2012-02-25 15:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by maama at 2012-02-25 19:58 x
人はなかなか自分たちのテリトリーより外の世界を客観的に見る事ができませんね。
やっこちゃんのように少し遠くから地球自体を見つめたら、人間がすべきこと、してはいけない事が見えてくるのかな。
私もまた、自分の周りしか見えてない事を反省しています。

世界中の人がそう意識出来る日は遠いのかな?
Commented by HollyNoahDaisy at 2012-02-26 16:21 x
やっこさん、本当に地球がこの先どうなっていくのかとても心配です。人間は自分達が作り出したテクノロジーに酔いしれてとんでもない過ちを犯していると思います。自分たちだけの利便性を、快適さを、趣味娯楽を追及するがあまり、将来自分達の子孫がそのツケをどんな形で支払わねばならないのかを考えず、また地球上で人間と共存するそのほかの生物、植物たちに大きな犠牲を強いていることを忘れて。。。

という私も黒い油を使っている一人です。やっこさんのようにバス通勤すればいいとは分かっているのですが。。。この後ろめたさから、別のところで資源節減を実行してはいるのですが。。。
Commented by yayoitt at 2012-02-27 06:16
monika914 さん

はじめまして。

コメントを、どうも、ありがとうございます!!
とっても嬉しいです。

ドイツでお暮らしなのですね。
離婚孤児 … そんな若ラブラドールの子が、飼い主さんの
離婚ということで、誰も引き取り手がなかったという、そういう状況を
思うと、犬と暮らす前に、色々な未来の可能性を考えずに
人々は犬を飼いはじめるのだなぁとつくづく感じます。
とは言え、そういう理由で犬猫を手放す人は、実に沢山いますよね。
私の動物病院でも、そういう悩みの相談の電話が来たりします。

安楽死は、犬猫にとっては、とても親切で優しい最高の贈り物で
あるけれど、飼い主さんにとっては、とても苦しい選択、と
私は理解しています。

本当に、お辛かっただろうと思います。

動物たち。
彼らはただ、生きているんですよね。
欲を持たず、ただ生の存続の為に、生きている …

そんな動物を、人間が 好きなように して良いことは絶対に
ありえませんよね …。
ことに、豊かな国の人々の 飾り や 見栄 の為に
殺される命なんて、あってはならないと …。

また、ドイツの犬猫たちの話も聞かせてくださいね。
本当にありがとうございます!! 
Commented by yayoitt at 2012-02-27 06:23
鍵コメ at 2012-02-25 15:40 さん

お久し振りです。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
コメント、とても嬉しかったです、ありがとうございます!

本当に、本当に …
お辛い時と思います。
彼の話を、鍵コメさんから色々と聞かせていただいたことを
とてもよく覚えています。

鍵コメさんの人生に、とても大きな影響を与えてくれた子だった
のですね … 彼が残してくれた宝物は尊いですね。

彼の猫生、とてもとても、幸せだったと思います。
そんなに長生きをしてくれたのも、それだけ彼が幸福で
安らかで、心地良く、愛情をいっぱい受けて暮らせた証拠だと
そう信じています。

鍵コメさん。
どう言って良いかわかりませんが …。

愛おしい彼が虹の橋の向こう側で、走り回っている姿を思い、
鍵コメさんとご家族の上に、平穏がありますことを、
心から祈っています。

彼には、鍵コメさんの思い、その 言葉 はすでに
確実に、届いているはずです。

Commented by yayoitt at 2012-02-27 06:29
maama

… 外の世界を客観的に見ることができない

本当に、そう感じます。
私も同じで、自分の殻をちょっと割った隙間から見える
その光景でしか、判断ができなかったりするものです。

そこで、きっと 人の想像力 が必要になってくるんだと思います。

自分が相手の立場だったら … と
愛護センターの冷たい床で愛する誰かを待つ犬猫の心を
想像したり、この生きる為に必要な牙の為に、闇から襲撃を受けて
殺され、顔をもぎ取られ、また、それを見守ってうろうろする
子供の気持ちになったり …。

私も、本当に日々、反省です。

想像力が欠けてしまうと、人は他の命の痛みが感じられなく
なるんだと思います。それって、すごく恐ろしい。

急激に変化し、物質的なものばかりが、発展していく中で
命が同様に抱える 本当に大切な心 痛み というものへの
配慮は、もしかしたら悲しいかな、減る一方なのかも知れない。

maama

いつも一緒に感じ取ってくれて、本当に本当に、ありがとう。
とても嬉しいです。 
Commented by yayoitt at 2012-02-27 06:36
由喜さん

自分ひとりでは、どうしようもないこととわかってはいるのに
されど、人一人の単位で感じて考えて選択していかなくては
未来は良い方には変わらないということも同時に、感じます。

… 自分達が作り出したテクノロジーに酔いしれて

本当に、その通りだと思います。
便利とか快適、敏速とか … もともとは、そういうものが
なかった、ほんの数十年前も、人々は生きていられたのに。
一つ、そういう 便利 を知ってしまうと、人は貪欲で怖いものです。
限りがないのでしょうね …。

地球があと、どれくらい存在するかもわからないと思います。
掘り起こす地球の資源は、限りがありますよね。
その証拠に、幾つもの油田がカラカラに尽きていますよね。

同じ地球で生きる動物たちや植物たち。
私たち、人間は、実に謙虚でいなくてはならないですよね。
Commented by yayoitt at 2012-02-27 06:36
続きます

由喜さん。
私も、水の無駄はするし、寒がりで春でも暖房はつけるし
年に一度は飛行機に乗るし …

けれど、その人ができる なにか が大切なんだと思います。
ちょっとの我慢が何よりも大切なんだと。

私がもし車を買えたら、きっと何処に行くにも車だと思います。
何か、どこかで、どういう風かで工夫して、できることを …。
そう、思います。

ありがとうございます!!
由喜さん!!
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