雨の合間の … 白川郷を行く(真ん中)
年に一度の帰郷は、春から初夏のことが多く …

飛騨に帰ると、愛するあの子達に会えるのが楽しみで

と同時に、愛するあの子達の帰来を拒む人々がいる事実もあり

それがとても気がかりであったりする

ツバメ
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確かに、ツバメの巣の下には 糞(ふん)の山 ができる
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それを嫌って、人々はツバメが巣をかけないようにする 
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年々、ツバメが帰れる場所が少なくなる中で

工夫をし、糞が落ちることを承知で見守る様子も見られる

そんな風に守られる、歓迎されるツバメに出会えるのが嬉しい
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白川郷の、幾つかの茅葺きの大きな邸宅は、中を見ることができる

そこには、昔から引き継がれて守られて保たれているものが残されている
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とても可愛らしいウサギが描かれた、杯
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狭い階段を上がると、中二階、そして3階の大きな間では …

決まって、蚕(かいこ)が飼われていた
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私の父の親うちを思い出す

彼の家は、山深い小さな村の、大きな屋敷だった
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白い絆創膏をおでこに貼った、祖母がいた

父は9人兄弟姉妹の末っ子で

跡をとっていた一番上の兄(私の叔父)が、囲炉裏場に座っていた

とても幼かった私は、彼を、父の父親と思い込んでいたものだ
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懐かしがって、父が語る

この道具は何に使うのか、どう使うのか …

展示してある全ての 道具 を彼は知っている

蚕が飼われていた祖父母の家を、姉たちはよく記憶している
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みしみしと音を立てて歩く屋敷

 子供の頃になぁ 小判があってなぁ~

 それを面白がってハサミで切ったものよ~
 

パパ衛門 …

なんて惜しいことを …
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ひとしきり大きな声で私たち家族に説明してくれた父

階下に下りると囲炉裏端で、しばらく座ってみた

確かに、あの山深い村の家を思い出す

囲炉裏を囲んで座った居心地の悪さを思い出す

訪れた祖父母の家で、カエルが啼き出すのを聞くと …

とても心細くなったのを思い出す

ツバメが低く飛び交う白川郷を後にする

明日は雨が降るのだろう
by yayoitt | 2011-06-27 03:00 | 2011 日本紀行なんだな | Comments(4)
Commented by カリーノパパ at 2011-06-28 07:18 x
温かくて、時がユックリ流れて・・・、そんな古き良き時代の日本を想い出させてくれました。
やっこさんの白川郷旅行記に感謝です。

PS:小判、惜しかったですね(笑)
Commented by yayoitt at 2011-06-29 02:51
カリーノパパ

まさに、そんな感じを、私もこの旅行で感じたんです。
それを一緒に感じてくださったのなら、とってもとっても
嬉しいです。

こちらこそ、感謝です!!

ありがとうございます。

小判 …

残っていれば、宝になったものを …

子供って、怖い … ですね。 ふっふっふ
Commented by HollyNoahDaisy at 2011-06-29 04:41 x
いいですねえ。使い込んで黒光りしている階段や床。古い家のひんやりした匂いが伝わってきそうです。

私も夏休みには従兄弟たちと一緒に祖父母の家に泊まって、楽しいことは楽しかったけれど、夕方になるとなんともうちが恋しかった記憶があります。そのころからすでに「自分の家が一番好き」な今の私が出来上がってしまっていたのかしら(笑)。

お父様の自慢げなお顔が想像出来ます。すでに成人していて子供さえもいる子供達でも、彼にとっては子供ですもの、驚く顔見たさに話がどんどんエキサイトしていったりして。。。もちろんお父様もご自分の子供の頃のことを思い出して楽しかったのでしょうね!
Commented by yayoitt at 2011-06-30 02:53
由喜さん

そうなんです、ひんやりした光る床 …
柱も階段の手すりも … 独特の涼しさと香りがしました。

やっぱり、由喜さんも、そんな思い出があるのですね。
あの 寂しさ ってなんでしょうね …。
やっぱり、いくら親戚の家でも、自分の家とは違う、
布団の香りが違う、すべてが違う … 特にそこで眠るとなると
とっても心細くなりました、不思議ですよね。 ふふ

由喜さん、そうなんですよね。
おうちが大好きな … それはとっても幸せです!! うんうん!

出っ歯で、唾を飛ばしながら父は、とても誇らしげに
嬉しそうに、あれはこれはと説明してくれました。
娘3人が、ふんふんと聞く中、自己中の母は、鼻歌を
歌って優雅に歩き回っていましたよ。

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