年間行事と、動物の苦しみ
11月5日は Guy Fawkes Night だった。
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 1605年11月5日

 あるカソリック陰謀者のグループ
 
 プロテスタントの王ジェイムズ1世(スコットランドのジェイムズ6世)が
 屋内に残るロンドン国会議事堂を爆発させようとして失敗した

 この陰謀者グループは処刑されてしまう
 そのグループの、リーダー的存在であったのがGuy Fawkes(ガイフォウクス)

 その後、英国の町や村では ・・・
 この歴史的出来事 Gunpowder Plot(火薬陰謀事件)を祝う行事として
 11月5日の夜に、あちこちで焚き火や花火が催される

 元々は、プロテスタントの人々が、カソリックの敗北を祝っていたのであろうが
 今ではその歴史の意味は殆ど忘れ去られ、
 その行事の名前と花火、焚き火だけが受け継がれている

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昨夜は、スコットランドに暮らして初めて、その花火を見に行った。
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友達のKちゃんが誘ってくれたので、大雨だったが、重い腰を上げた(笑)。

 松明を掲げて歩く人々
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ノーマンと行くいつもの丘の上に登る。

 人でいっぱいの丘
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眼下のいたるところから響く花火の炸裂音。

この夜を ・・・

毎年、怯えて苦しむ動物が沢山いる。

1年のうちで、最も嫌いな夜として過ごしている人が沢山いる。

新聞の記事にこうあった。

 花火の季節は、ペットにとって最もストレスのかかる時期である

 • 80% の人々が、花火を怖がるペットと暮らしている

 • 58% の犬の飼い主が、花火を廃止して欲しいと願っている
 
 • 36% の猫の飼い主が、花火による怪我や恐怖を心配している


(この場合、花火は、公に催されるものより、個人的に行われるものを指す)

幸運なことに、ノーマンは、20%の犬に含まれる。

クライドは、ここ数年、耳が遠くなり、すっかり聞こえなくなった。

ペット動物だけではない。

鳥が戸惑って飛び回る。

キツネが眠れぬ夜を過ごす。

馬や家畜動物が、慄(おのの)く。

Kちゃんと相合傘をしながら、色々なことを語りつつ。

その暗闇の中、屋根の下で、苦しんでいる命のことを思う。

そんなGuy Fawkes Night。





 
by yayoitt | 2010-11-05 05:32 | 愛する動物のこと | Comments(6)
Commented by coco at 2010-11-07 15:15 x
もちろん40年前も有りましたよね(笑)
Guy Fawkesの花火をまったく記憶にないのです。
トラファルガーのカウントダウン後のだれにでもKissというのは記憶にあるのですが・・・。が、は、は。

それにしてもノーマンは花火を怖がらないんですね。
ちょっと、びっくりです。
クライドは花火の音も聞えないのですか・・・。
少しせつなくて、でも、余計な物が聞えないというのは素晴らしい事とも思います。

そう言えば私もこの頃自分に都合の良いことしか聞えなくなりつつ有ります。
特に夫の小言など・・・。ぐ、ふ、ふ。
Commented by カリーノパパ at 2010-11-07 19:48 x
Guy Fawkes Nightは、私が英国に住んでいた時に、不思議に思ったことの一つでした。
Guy Fawkesは、国会議事堂を爆破しようとした犯罪人だと思うのですが、それを記念してお祭りのようになっていることが、どうにもよく解りません(笑)
やっこさんは、このあたりの事情を御存知ですか?
Commented by green leaf at 2010-11-07 22:00 x
Guy Fawkes nightのこと、私も知らなかったわ。後で夫に聞いてみます。でも動物たちにとってつらい不安な夜だね。

ところで、迷い犬の名前を聞いてくれていましたね。母の家に来た夜、何にもあげるものがなくって、夕食にと茹でていたマカロニをあげたら、がつがつ食べたの。よっぽどおなかすいてたのね。それで、マカロニになりました。母なりにかわいがってるので、マカロニも母が大好きです。
Commented by yayoitt at 2010-11-08 03:56
coco さん

40年前も、あったはずですよ~。笑
でも、その頃は、個人的に打ち上げる花火が少なくて
空き地や公園で焚き火を焚いていたのではないかと思います。
子供たちや近所の人々が集まって、それを見る感じで。

そうなんですよ。
ノーマンは、まったく、この手の音には反応示しません。笑
とてもありがたいと思うし、彼女も幸運です。

クライドは、ひどく、花火の音を怖がって、大変な思いを私たちも
していたのですが、ここ2年ほどは全く問題なしなのです。

そうですね、ちょっと切ないけれど、彼の為にはうれしいことです。
(あれ?  ふふふ)

都合の悪いことは聞こえない ・・・

これは、大切です!!!

と言い切る。

ふっふっふ 
Commented by yayoitt at 2010-11-08 04:02
カリーノパパ さん

その通りなのですよ。
こういう犯罪人の、しかも失敗を祝って ・・・ という
なんとも皮肉に満ちた行事ですよね。

結局はもともとの宗教関連の 祝い が、
現代では、その行事だけが残って、まったく歴史的な背景は
関係なくなってしまったのですよね。

プロテスタントの王を暗殺しようとしたのが失敗して、
結局、カソリックがそれを祝う ・・・

というものだったようです。

私もこの話は、何度聞いても、こんがらがってしまいます。

なんだか、宗教って ・・・ なんて溜息が出たりしますね。
Commented by yayoitt at 2010-11-08 04:06
green leaf さん

是非、ご主人に聞いてみて下さい。
きっとご主人も、子供の頃には、近所の空き地に焚き火を
見に行ったりされたのではないでしょうか? ふふふ

日本でも、夏の花火の季節は、動物たちがパニックになって
逃げ出して迷子になったりと、問題がいっぱいのようです。
特に、日本で遊びで使われる爆竹は、性質が悪いですよね。

おおおおおお!!
マカロニですか!!
かっわいいですねぇ~~~~~。
とっても良い名前ですね!!
その、名前がついたエピソードが、これまた良い!!
そして、お母様、愛してるんですねぇ~、愛されてるんですねぇ。
本当に本当に ・・・ 嬉しいです!!!
絆が、築き上げられていますね、ゆっくりゆっくり、確実に!!

どうも、ありがとうございます。
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