クマよ クマよ クマよ
クマのことは、いつも気になる。

動物の中で、最も惹かれる種かも知れない。

それは、理由もきっかけも、わからないけれど。

クマのことを思うと、聞くと、胸が詰まる。

朝、バスの中で目にした記事。

 スイスの動物園にて ・・・

 1人の男性が、クマが放してある場所に、柵を乗り越えて入り込んだ。

 クマとピクニックをする、と入って行ったと伝えられている。

 一頭のクマが、迎えざる客に襲い掛かった。

 人々が見ている中、男は噛まれて血を流す。
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 駆け付けた警察は、男の命のことを考え、麻酔銃ではなく銃でクマを撃った。

 男は一命を取り留めた。

 幸運にも、胸を撃たれたクマは緊急手術を受け、一命を取り留めたのだ。

 動物園には、沢山の人々から クマへの慰めの声 が届いたという。

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色々な言葉が頭に浮かぶ。

この男に対して、決して 良い言葉 ではないものが。

クマが一命を取り留めたのは幸いだったけど ・・・

本当に、このクマが死ななくて良かった。

生きているクマは、テディーベアーとは違う。

野生のクマが人間を襲ったという話も、日本でもよく聞かれる。

その理由を辿れば、原因はひとつなんだろうと思う。

人間がその、境界線を越える(彼らの生きるテリトリーに入る)。

クマを退治した手柄話。

ひっそりと子供を育てて生きたいクマに、土足で近付くのは、人間の方である。

 お嬢さん、お逃げなさい

ある日、森の中で出会ったクマは、そう言う。

どうか、私から逃げて下さい。

距離を置いて下さい。

知恵のある人々は、我が身とクマの身を守る為に、ベルを鳴らしながら森を歩く。

そんな日を終えて家に帰ると ・・・

今年さいしょのクリスマスカードが届いていた。
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シロクマの親子のカード。

とっても嬉しかった。

彼らも、人の生活によって種の断続を脅かされている。

氷が溶けて、餌がなくて、生を求めて水に入り、溺れて死んでいる。

泳げど泳げど、辿り着く固い氷もない。

氷に這い上がっても、餌になる動物がいない。

何故だかわからないけれど、愛してやまない 

クマよ ・・・

クマよ クマよ ・・・

畏れ多い

クマたちよ

by yayoitt | 2009-11-26 04:21 | 愛する動物のこと | Comments(15)
Commented by めろでぃ at 2009-11-27 08:15 x
熊の檻にはいっていくなんて、まともじゃないですよ。野生動物なんですから、本来ならそっとしておくべきなんだよね。熊が殺されずにすんだのは何よりだった。でもそれも、この男性が死ななかったからかもしれない、と思うと複雑です。
Commented at 2009-11-27 13:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chocorachocora at 2009-11-27 14:18
この男性、反省はしているのでしょうか?
熊の命を危険にさらしたという自覚を持って欲しいですよね。

動物は、いつも一方的に人間に攻撃をされ、
そうでなければ、人間から、動物を危険なものに仕立て上げられ、また攻撃されるんですね。とっても理不尽です。
Commented by suzume at 2009-11-27 16:33 x
はじめまして、偶然通りかかって驚いちゃいました。
熊生きててよかった、、。
お馬鹿人間の犠牲にならなくてよかったですね。
スコットランド素敵ですね。

Commented by ピッピ at 2009-11-27 18:39 x
クマが命を取り留めたのは幸いでした。宮澤 賢治の『なめとこ山の熊』の話にしても神沢利子さんの『北極のムーシカミーシカ』も自然保護をずっと訴えているんですよね。polar-bearsを守りたいですね。
翻訳はお断りを入れて、やっこさんの翻訳ですよと書いておきました。有難うございました。
Commented by ノラ・グレイス at 2009-11-27 20:48 x
ピクニックですか、、、。
人間の理不尽な行為で犠牲になるなんて、
あんまりですね。
クマへの慰めの言葉がたくさん届いた、
ということを聞いて少し安心しました。
考えられないニュースですから、、、。
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:22
めろでぃ さん

新聞には、ハンデイーキャップを持つ男性、と書いてあったけれど、
どういうハンデなのかまでは、書いてなかったんです。
とは言え、やっぱり、彼を かわいそう とは思えなくて ・・・。

この 檻 の中にいること自体が、本当は不自然で人間の勝手。
(熊の保護を兼ねた動物園なのかどうかまではわからないし)
日本の クマ牧場 のような、悲しい悲惨な場所なのかも知れない。

このクマは、それでも、胸を散弾銃で撃たれているので、
もしかして、助からないかも知れないし ・・・。
一命は取り留めても、数日後に、ということもあるかも ・・・。

とっても心配です。

彼らと、人間との 距離 のこと、普段からちゃんと考えて
あげたいよね、考えなくっちゃいけないよね ・・・。

めろでぃさん、ありがとう。
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:31
鍵コメ at 2009-11-27 13:47 さん

悲しいですね。
切ないです。

鍵コメさん、すべて、読ませて頂きました。
身近に感じていた彼 ・・・。

彼にとって、人間の里も、畑も、果樹園も ・・・
そこに入ることが良いこと、悪いこと、そんなことはわからない。
山の中の彼らの暮らしを、住める範囲を、食べれる餌を、
どんどんどんどん一方的に奪ってきたのは ・・・ 人間なのに。

殺されるんですよね。

どうして、殺す、しとめる という方法以外の、共生する生き方を
人は考案できないのだろうか ・・・。

かわいそうに。
本当に、かわいそうに。

こんな熊たちが、日本全国で毎年、沢山、殺されている。
そして、仕留められて、一生を 悲惨なクマ牧場 で過ごす命も。
精神障害をきたして、苦しんで、生かされて ・・・
森に置いて来された小熊は、飢えて死んで ・・・

鍵コメさん。

傍にいて悲しかったでしょうね ・・・。
その思いが、文章から伝わります。
教えてくださって、ありがとうございました。 
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:38
chocorachocora さん

新聞には、彼はハンデイーキャップのある男性、ということになって
るんだけど、精神的ハンデなのかも知れない ・・・。
それにしても、誰か止めれなかったのか?
柵を越えようとする彼を、それこそ 仕留められなかった のか?

本当に、胸が痛みます。
熊のことを考えて ・・・。

この記事を読んだ人々の、殆どは、ちゃんと理解すると思います。
人間の愚かな行動が、動物の大切な命を奪わざるをえない状態に
させてしまうのが、人間社会であるということを。

・・・ 動物は、いつも一方的に人間に攻撃をされ

Maama、本当に本当に、理不尽だよね。
日本の、撃たれ、仕留められ、いかにも悪者扱いされる熊たちは、
ただ生きたい、ただ子供を育てたい、だから食べたい ・・・
それだけなのにね ・・・。

人間を見世物にしよう 
人間で力試しをしよう なんて動物はいないのにね。

Maama ・・・ 本当に、いつも、ありがとうね。 
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:42
suzume さん

はじめまして、Suzumeさん。
よくぞ、通りかかって下さいました(笑)。

本当に、とりあえず熊の一命が取り留められて良かったです。
けれど、散弾銃だったので、胸に当たった弾は、もしかしたら
彼女を死に至らしめてしまうかも知れません ・・・。

ばか者たち。
私も(大いに 笑)含め、人間はバカであるということを、
人間自身が謙虚に受け入れて生きることって大切ですよね。

スコットランド、エジンバラは先日からクリスマスの街に変わりました。

コメント残してくださり、本当に、ありがとうございます。 
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:50
ピッピ さん

このクマは、散弾銃で撃たれたようで、手術をして、写真のように
抗生剤で回復を待ってはいるけれど、もしかしたら死んでしまうかも
知れない ・・・ そんな不安を感じます。

・・・ なめとこ山の熊

まだ、読んだことがありません。
日本の熊の話なんですね ・・・。
日本に帰ったら、図書館に行ってみよう!

宮沢賢治なんですね ・・・ 
彼の生きた頃には、まだ沢山のクマがいたのだろうなぁ ・・・。

日本の熊の現状は悲惨ですね。
今では、多くの人々からの非難も浴びてはいるのに、まだまだ、
クマと共生する、という準備は何も、できていないんですよね。
姿を見られただけで、殺される ・・・ 
こんな理不尽な話は、ありません。

多分、10年も経たない間に、日本からもクマは消え去るのでしょうね。
だけど、人間は、目先の自分の身を守ることしか考えられない。
どうして、クマが人里に来なければならないかも、考えない。
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:50
続きます

ピッピさん、ごめんなさい。
つい、熊のことでは、語りすぎてしまいます 苦笑)

あぁ、ありがとうございました。
はい、より多くの方々に、捨てられる犬猫のこと知ってもらえたら ・・・

本当に、嬉しいです!!! 
ありがとうございました。
Commented by yayoitt at 2009-11-28 22:54
ノラ・グレイス さん

なんでも、ハンデイーキャップのある男性らしいのですが、
とは言え、きっと他にも人々はいたはず、彼も誰か一緒だったはず。
どんな状況であっても、これはやっぱり、人間の愚かな行動が
もたらした、守られるべく大切な動物が命の危険にさらされた 事実
なんですよね ・・・。

本当に、あんまりです。

私も、この 慰めの言葉や花束 がクマに届いた ・・・
というのを聞いて、嬉しかったです。

殆どの人間は、やっぱりちゃんとわかっているのだろうと。
種の違い、それを越えてはいけないこと、相手を敬うべくこと ・・・

世界中で、本当の意味での 動物たちとの共生 ができたら
どんなに、素晴らしいかと ・・・ 思います。

ノラさん、ありがとうございます!!
Commented by fiona at 2009-11-28 23:47 x
このニュース、日本でも報道があって、「知的障害なのかな?」って、感じてました。
(こっちでは、ただ「男性」としか書かれてなかったの。でも、ピクニック、って言葉が尋常じゃない!)

近くにいて止められなかった人々、あるいは、彼がそのクマ園に行くことを可能にしてしまった人々に、責任があるんだと思う。

このクマ園、クマ達が広々した場所で暮らせるように…と、わざわざ開園したものだ、とも書いてあったよ。
せっかく試みが、台無しだ!
(クマ牧場や動物園みたいにひどい環境ではないらしいよ、やっこちゃん♪)

無事に、このクマが快復することを祈っています。
Commented by yayoitt at 2009-11-29 23:56
Fiona

日本にも報道されたんだね。
こちらでは、ハンデイーキャップとだけ書かれていて、
詳しいことはわからなかったけれど、多分、知的障害なんだろうね。

あぁ~~~~、そうなんだ!!
ここの動物園は、そういう場所なんだね!!
あぁ ・・・ それだけに、とても切ないよ ・・・。
どうかどうか、どうか ・・・ 助かってくれますように。

クマよ、クマよ ・・・。

Fiona、ありがとうね!!!
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