STACPOLLY レストラン 2
私は、唯一のヴェジタリアンのメインを頼んだ。ゴーツチーズにアスパラガス、マッシュルームが混ざってて、それをタルト(パイ生地みたいなしっとりした物)で包んで、その上に、ロケットが山盛りに乗っていて、上からペスト(バジルとオリーブオイル)が振りかけてあるもので、タルト、という名前が、とっても私に似合っていていいわぁ…と思った。TART(タルト)には、食べ物のタルト、という意味と、アバズレ、という意味があるのだ。

これにちなんで一つ…

私がホテルのレストランで勤めていた頃、アメリカ人の観光客に、メニューのチョコレートタルトってどんなの?と聞かれて、キッチンに戻り、若いシェフに“チョコレートタルトって、何って答えればいい?”と聞いた。彼の即答が、“ミニスカートを履いた黒人の女の子”だった。

そう、チョコレートタルト、とチョコレートスキンのアバズレ、をかけたのだ。

マイケルは、ラム肉を注文、やっぱり悪い予感は的中して、サイドに野菜も何も来なかった。この大きなお皿に少量のメイン料理が、3000円かぁ… マイケルとまた顔を合わせて、小声で囁きあった。“帰りに、チップス(ポテトフライ)買って帰ろうな。”“うん、そうしような”
ところが、このメインが無茶苦茶、美味しかったのだ!マイケルのはどうかわからないが、私のメインがもう、私の味覚にピッタリと合って、大満足した。文字通り舌鼓を打ち、腹太鼓はまだ打てないものの、すっかり満足だった。メインを済ませると、デザートを頼んだ。2人で違う物を頼んで半分こしよう、ということで、ティラミスムースとクランブルにアイスを頼んだ。これが、結構なヴォリュームで、デザートを終える頃には、腹太鼓バンバン♪だった。私など、小声で、周りのお上品なお客さんたちに聞こえないようにマイケルに言った。

“マイケル、食べ過ぎて、吐くかも!”

ワインも飲み終え、楽しく、(吐き気がするほど)食事と(ロマンチック?)な会話を満喫して、そろそろ会計をしてもらうことに。会計は、この国は、大抵どのレストランでも、テーブルにレシートを持ってきてもらうので、そこで座ったままゆっくり勘定が出来るし、急ぐ必要もないし、チップのことも話し合って考えられる。

レシートには、お水=£3.8 とあった。

!? 私は、最初に水を勧められた時に、声を大にして“タップウォーター(水道の水)を”とはっきり言ったのだ。タップウォーターと言わなければ、ミネラルウォーターを持ってこられてしまう。
それなのに、チャージしてあるって、どういうことだろう??早速、ウェイティングスタッフを捕まえてマイケルが聞くと、彼女は顔をクシャクシャにして、自分のミスだと誤った。

よしよし。

また、ここのメニューには、“サービス料10%を合計に入れるので、もしも、このサービス料を別で払う場合は一言言ってください”とあった。2人で話し合い、まず、またもやウェイティングスタッフを捕まえてマイケルが聞いた。“このサービス料10%は、どこに行くの?レストランに直接行くの?それともウェイティングスタッフに行くの?”私達は、レストランにこのお金が行くのは、嫌だと思った、高くて量も少なくって払うお金の分だけ満足はしなかったから。でも、ウェイティングスタッフはとてもよくやってくれて、サービスが良かったので、彼女達には払ってもいい、と思ったのだ。そのスタッフは“ちょっと複雑で、レストラン側にこの10%は行って、でも、給料に振り分けてくれるらしいけど…”う~ん、ちょっとレストラン側の嘘っぽい気がする、ということで、10%払わずに、その代わりに10%分のチップを現金で置いた、これならばウェイティングスタッフにだけそのお金は行く訳で、レストラン側には行かない。この辺は、私もマイケルも同じ気持であるし、私は長い間そっちの立場でもあったのでちょっと寛大だ。

2人、ニコニコしながら店を出た。気分が良かった。
お腹も腹八分と思っていたら、吐きそうなくらい一杯になっていた。
心も、ウェイティングスタッフの笑顔を思い出すと暖かかった。
周りのポッシュなアクセントで大声で話すおじさんも、いい雰囲気だった。

2人歩きながら、でも、一言。

“美味しかったけど、もう二度と来ることはないな”“うん、最初で最後やな”

顔を見合わせ、ゲラゲラ笑った。
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by yayoitt | 2005-03-15 01:33 | スコットランドって... | Comments(4)
Commented by きび at 2005-03-15 18:00 x
うわぁ~~~こんなとこ行って見たいなぁ~@スタックポリー
オーストラリアのブルーマウンテンとは違うけど、岩がちょっと似てるかんじぃ~~~。素敵だっ!!
Commented by やっこ at 2005-03-15 18:06 x
ブルーマウンテンのスリーシスターズ?だっけ?うん、似てるね、この写真。高さはそんなにないから1時間くらいで登れるんだよ、で、頂上まで鹿とかいるんだ。でも、風が本当に強くて、そこで撮ってもらった私の写真見ると、子亡きばばぁみたいな写真になったの。
Commented by nats at 2005-03-15 19:39 x
ディナーはなかなか楽しかったようですねー。
よんでいて思わずニコニコしてしまいました。(笑)
スタックポリーは行ったことないですが、結構有名ですよね。ガイドブックなんかにものっていたりするような気がします。量はともかく、おいしかったのはよかったですね。
とにかくよいお誕生日だったようでよかったです。
p。s。ちなみに私達の姪の誕生日は実は13日でした。pーちゃんは張り切って12日に電話してましたが、妹さんに思いっきり『今日じゃないよ。。。』っていわれてました。。。勘違いだったようです。。はぁ。。
Commented by yayoitt at 2005-03-15 21:07
Pちゃんったらぁ、おかしすぎるぅ。でも、遅れてかけるよりは、絶対にいいよね、いい兄貴だぁ。スタックポリー、とにかくかっこいい山なんだよ、遠くからでもすぐわかるし、機会があったらPちゃんと行っておいでよ。レストランの方も、最初で最後って思って行ったらいいかも(笑)!あと、量より質派なら!!
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