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熱とうつらの痛ぁい想ひ出
高熱で寝込んでしまったり

仕事に行って、誰かが私のウイルスもらって休んでたり

食べたり食べれなかったり

そして痛みは常に、続いていたり

そんな1週間を終えるやいなや ・・・ 

高をくくってたんだった。

自分で、ちゃんと終わりが見えてる気になってたんだった。
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 私は、もうすっかり、軽快に向かってるのよ

なんて、強がっていたんだけれども。

 あたたたた ・・・ してやられた

やっぱり、高すら知らなかったんだった。

最後に、こんなひどい熱に襲われたのは ・・・ と痛む頭で考えてた。
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 ・・・ あれは、私とマイコロが京都にいる頃

病棟の看護師の間を駆け巡った 悪インフルエンザ は、私にくっ付いてきた。

数日の高熱続き。

働いてる病院から、姉(同じ病院で働いてた)が持って来てくれてた点滴。

姉が仕事を終えてやって来るのを待ちきれず ・・・。

ぼうっと幽霊のように、だけどテキパキと、ビタミン剤を注入し、点滴セットを繫いだ。

点滴を引っ掛けれそうなフックが、寝床の右側にあって。

仕方なく、左手で点滴の針を入れることにしたんだった。

しかも、人の腕に針を入れる時とは方向的に逆の、針を自分の顔側に向けて。

駆血帯(くけつたい)などで縛らなくても、くっきりと浮き上るたくましい血管の持ち主。
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何かの紐で肘をくくりながら、自信100%で針を進めるのに ・・・

これが ・・・ 可笑しいほど入らない。

目を閉じても、こんな血管で失敗するわけないくらいなのに ・・・ 入らない。

合計3回のチャレンジ。

布団を流血で染め、悔しさでハーハー息きる姿は、とても怖かったに違いない。

そして ・・・ 

その穴だらけの肘の内っ側は、なんだか、とっても痛かったんだった。

今、うつらで考える。

 なんで、入らんかったんやろう?

いや、もっと、こんな感じ ・・・

 あんれ、はいらんへっはんへろうふぅ?

いやはや、さっさと、ベッドに戻ります ・・・ こんな夜は。
by yayoitt | 2008-12-13 06:57 | 英国暮らしって...
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