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コリント人への第1の手紙13章
            愛は寛容であり、愛は情深い
            また、ねたむことをしない
            愛は高ぶらない、誇らない
              不作法をしない
             自分の利益を求めない
           いらだたない、恨みをいだかない
            不義を喜ばないで真理を喜ぶ

             そして、すべてを忍び
            すべてを信じ、すべてを望み
              すべてを耐える

            愛はいつまでも絶えることがない


          (コリント人への第一の手紙13章から)
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物心付いた時、家族は皆、クリスチャンだった。

当たり前のように、日曜学校に通い、10時からの礼拝にも参加した。

祈祷会とか夕拝と呼ばれる、夜の集いにも、子供ながらウキウキして混じった。

10歳の時に洗礼を受け、やっぱり当たり前と思って信じていた神様を ・・・

ある日、見失った。

証拠を見つけられないままで、信じることが、できなくなった。

毎週、欠かさなかった日曜日の礼拝。

目覚めた時、食前、眠る前の祈りも、する意味をなくした。

心から、自然に無理なく、疑問を持たずに 信じる神様 がいるって素晴らしい。

夜空に輝くあの星 でも良い。

それを 心の支え とできるなら ・・・

その人にとってそれが、きっと ・・・ 神様 なのかも知れない。
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 愛は寛容であり ・・・

この句が大好きで、何度繰り返して読んだだろう。

看護学校の卒業論文も、参考文献は 聖書 で、この言葉を引用した。

なのに、この言葉にはじめて出会ってから30数年経つのに

今の私ときたらどうだろう ・・・

 親切じゃないし

 人をねたんでばかりいるし

 ちょっとしたことで高慢になるし

 ない鼻を天に向けて誇ってみるし

 不躾ないわ

 自分に利益になること求めるし、

 (生理前はことのほか)苛々するし

 貞子並みに恨んだりもするわ

 不義の意味がわからないし

 真理に嘆き悲しむし

 忍ぶ? へ? なんて

 疑うばかりで信じないし

 望めば欲深いし

 ギャーギャー騒いで耐え忍ぶこともできない

 だだ漏れだ。

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赤い頬っぺたを揺さぶらせて、日曜の朝を十字架の塔めがけて掛けていた子供。

大人になった今のほうが ・・・

この言葉をを、すんなり飲み込めないのは、何故なんだろう。

そんな自問自答をする、週の真ん中。
by yayoitt | 2008-12-03 06:20 | 思い出
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